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Internet Weekとは 特色 ご挨拶・テーマ 開催概要

Internet Weekとは : 第1回IP Meetingから20年目

インターネットに関する技術の研究・開発、構築・運用・サービスに関わる人々が一堂に会し、 主にインターネットの基盤技術の基礎知識や最新動向を学び、 議論し、理解と交流を深めるためのイベントです。
また、「Internet Week」で得られたものを、 ご自分のフィールドで役立てていただくことにより、 インターネットの普及・促進・発展に貢献する(繋げる) ことを当イベントの目的としています。

昨年行われたInternet Week 2009を 各種メディア でご紹介いただきました。 実際の内容や雰囲気をご理解いただく一助になるかと思います。

Internet Weekの特色

カンファレンスの模様
ワークショップの模様
カンファレンスの模様2

【インターネットの技術を語るイベント】

Internet Weekの対象者は、インターネットの技術者、 およびインターネットに関する技術の研究・開発、構築・運用・サービスに関わる人々です。

【質問や議論が活発なイベント〜技術者同士の刺激がある〜】

Internet Weekのプログラムでは質問や議論が活発に行われています。 各セッションには質問タイムがありますので、 そこで日頃の疑問や困っていることなどを相談してみれば、 役立つ情報や解決策が得られることでしょう。

【人との出会いがある〜業界の著名人が多数参加】

講演者はこの業界の最先端でご活躍される方々ばかりです。 普段会うことのできない人の話が生で聞けたり、 講演終了後に質問したりできる貴重な機会です。

【非商用イベント】

主催、後援団体をご覧いただくとおわかりの通り、 昔からインターネットの発展のために活動してきた団体が協力しあい、 創り上げているイベントです。 ビジネスカラーはできるだけ出ないように配慮しています。 それだけに偏りなく、 ハイレベルを維持したプログラムをご提供できるのです。

ご挨拶とIW2010のテーマ

Internet Weekは、JPNICが年1回開催する、 インターネットに関するさまざまな話題を議論するカンファレンスです。

Internet Weekは既に10回以上開催しているイベントではありますが、 プログラムの企画に関しては、常にゼロからのスタートです。 ゼロから形にしていくのは楽しくも大変な作業で、 正に「産みの苦しみ」なのですが、今年もまた、多少の形が見えてきて、 皆様にこのようにInternet Week 2010のご案内ができることを、 喜ばしく思います。

今から20年前の1990年、 Internet Weekの原型であるIP Meeting(現在もInternet Weekのプレナリセッションとして名を残しています) の第1回が開催されました。 1990年は、日本においては学術IPネットワークが次々と整備され始めた時期、 米国ではNSFnetへの商用アクセス事業者の参入が本格化する年にあたります。 インターネットが大きな可能性とともに語られ、その中で、 IPネットワークの運営に関わる方々が、運営上の課題を共有するために、 IP Meetingという形で集ったのだと思います。

今年2010年は、この第1回IP Meetingから、 20年目に当たる記念すべき年です。

Kbpsの単位であった回線は、今やGbps単位です。 インターネットは、高価なコンピュータだけがつながり、 一部の研究者だけが利用するものから、 誰でも手に入れられるあらゆる端末がつながり、 あらゆる人々が利用するものに成長しました。 Internet Weekでは、月日が流れテーマを時々に変えながら、やはり、 インターネットを動かし続けるために必要な情報交換が行われています。 インターネットの利用者は、 もはや空気のように当たり前のものとしてインターネットを捉え、 個人の生活や企業活動にインターネットは欠かせません。 それを動かし続ける責任は20年前とは比べ物にならないくらい重くなり、 そして、それを動かし続ける技術は、 数段難しいものになってきています。

今回、Internet Week 2010のテーマとして、 「巨人の肩から未来を見る」 というフレーズを採用しました。 これは「巨人の肩に乗る小人」という、 中世フランスの哲学者 Bernard de Chartres が発した表現を元にしました。 この表現はアイザック・ニュートンが引用したことでも有名で、 自分を小人に、先人たちのこれまでの業績を巨人に例えています。 つまり、先人たちのこれまでの業績の上に自分のものを積み上げることで、 先人たちよりも少し遠くを見ることができる、 未来や未知のものに対する見通しが良くなることを意味しています。

IP Meeting20周年の節目にあたるInternet Week 2010は、 この20年を含む今までの先人たちの業績を踏まえつつ、 私達が今正に取り組んでいる課題を共有しながら、10年後、 20年後のインターネットの姿に見通しをつけるような、 意義深いものにしたいという想いを、このフレーズに託しました。

冒頭で述べた「産みの苦しみ」で作り上げるプログラムに、 当日命を吹き込むのはご参加いただく皆さんです。 また今年も、たくさんの皆さんに会場においでいただき、 巨人の肩に乗って未来を見ていただきたいと思います。

Internet Week 2010に、ぜひともご期待ください。

開催概要

正式名称 Internet Week 2010
テーマ 巨人の肩から未来を見る
開催地 富士ソフト アキバプラザ
東京都 千代田区 神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル
開催日程 2010年11月24日(水)〜26日(金) 3日間
主催 社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)
後援
  • 総務省
  • 文部科学省
  • 経済産業省
  • ICT教育推進協議会(ICTEPC)
  • IPv6普及・高度化推進協議会
  • 財団法人インターネット協会(IAjapan)
  • 仮想化インフラストラクチャ・オペレーターズグループ(VIOPS)
  • クライメート・セイバーズ コンピューティング・イニシアチブ(CSCI)
  • 社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
  • 一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)
  • 社団法人情報サービス産業協会(JISA)
  • 独立行政法人情報通信研究機構(NICT)
  • 地域間相互接続実験プロジェクト(RIBB)
  • DNSSECジャパン(DNSSEC.jp)
  • 社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
  • 社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)
  • 特定非営利活動法人日本ウェブ協会(W2C)
  • 日本DNSオペレーターズグループ(DNSOPS.JP)
  • 財団法人日本データ通信協会(Telecom-ISAC Japan)
  • 一般社団法人日本電子認証協議会(JCAF)
  • 日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ(JANOG)
  • 特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
  • 日本UNIXユーザ会(jus)
  • WIDEプロジェクト(WIDE)
対象者 インターネットの技術者
参加予定者数 約2,000名
Internet Week
開催目的
  1. インターネットの発展を推進する
  2. インターネットに関する議論の場・交流の場を提供する
  3. セミナー開催によるインターネット基盤技術の普及を図る

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