バナー:Internet Week 2013
  • Internet Weekとは

    写真:会場風景

    インターネットに関する技術の研究・開発、 構築・運用・サービスに関わる人々が一堂に会し、 主にインターネットの基盤技術の基礎知識や最新動向を学び、 議論し、理解と交流を深めるためのイベントです。

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  • Internet Weekの特色

    写真:休憩時間
    • インターネットの技術を語る
    • 質問や議論が活発
    • 人との出会いがある
    • 非商用イベント
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荒ぶるインターネットを乗りこなすための一助に

今年もInternet Weekのご案内ができることを喜ばしく思います。

インターネットの発展は、 今やとどまるところを知らないという印象を受けます。

今年2013年は、 100ギガビットイーサネットがインターネットトランジットサービスの品目として出現し、 InteropでもShowNetの基幹網で100ギガビットイーサネットが多用されたことは記憶に新しいです。 データセンターにおけるサーバ仮想化技術、 それに伴うコンピューティングリソースの大規模化の進展に加え、 ネットワークにおいて仮想化とダイナミックな構成変更を実現するSDN (Software Defined Network)の技術も、 活発な技術開発が続いています。 スマートフォンやタブレットで、 いつでもどこでもインターネットにアクセスできることが普通になり、 IPv6インターネットはこれらのサーバや端末を無尽蔵に収容することにも一役買っています。 また、ICANNの新gTLDプログラムによって、 今までに見たことのないような文字列を持つドメイン名が出現します。

このようにインターネットは、今までに増して自由で、 パワフルになっていきます。

しかし、その表裏一体なのでしょう。 「セキュリティ」という言葉が、 かつてないほど盛んに、 いろいろな領域で聞かれるようになっています。 サイバー攻撃、 特に特定のターゲットと目的を持った標的型攻撃は、 インターネットの活用の場が広がるに連れ、 その脅威を増しています。 サービス事業者が持っている顧客情報が漏洩した可能性がある、 といった報道も複数ありました。 また、 米国諜報機関によるユーザーの通信に関する情報の収集が明るみに出るなど、 インターネットを行き交う情報のセキュリティとプライバシーに関しても、 大きな関心と懸念が持たれています。

今までに増して自由でパワフルなインターネットは、 今までに増して危ない、という印象を持たれる方も、 多いのかもしれません。

Internet Week 2013のテーマは、 「荒ぶるインターネットを乗りこなす」です。 「荒ぶる」という言葉は、「荒々しい」と言った意味合いですが、 「荒ぶる神」という時には、制御不能で、人間に危害を加える、 と言った意味合いになります。 昨今のセキュリティに対する懸念は、 それくらい大きいものではないでしょうか。

テーマ検討の際には、 「荒波」という言葉も最終段階まで残っていました。 ヨットでは、 強風下の風下航における操船の誤りは一瞬で転倒を招きますが、 荒々しさをてなずけ、波に乗り続けることができれば、 驚異的なスピードで前進することができます。

今までに増して自由で、パワフルな、 荒ぶるインターネットを手なずけ、乗りこなすことで、 さらなる進化を許容し、より多くの人に、より価値の高い、 インターネットが実現するだろうと考え、このテーマとしました。

今年も、プログラム委員会と事務局が、 荒ぶるインターネットを乗りこなすための一助となるべく準備に取り組んでいます。 たくさんの方々と会場でお会いできることを楽しみにしています。

開催概要

正式名称 Internet Week 2013
テーマ 「荒ぶるインターネットを乗りこなす」
開催地 富士ソフト アキバプラザ
東京都 千代田区 神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル
開催日程
2013年11月26日(火)から29日(金)の4日間
[同時開催イベント]
 IPv6 Summit in TOKYO 2013
 第25回JPNICオープンポリシーミーティング
主催 一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)
後援
  • 総務省
  • 文部科学省
  • 経済産業省
  • ICT教育推進協議会(ICTEPC)
  • IPv6普及・高度化推進協議会(v6pc)
  • 一般財団法人インターネット協会(IAjapan)
  • Internet Society Japan Chapter (ISOC-JP)
  • 仮想化インフラストラクチャ・オペレーターズグループ(VIOPS)
  • 一般社団法人クラウド利用促進機構(CUPA)
  • 一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
  • 一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)
  • 一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)
  • 独立行政法人情報通信研究機構(NICT)
  • 一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
  • 一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)
  • 日本シーサート協議会(NCA)
  • 日本DNSオペレーターズグループ(DNSOPS.JP)
  • 一般財団法人日本データ通信協会 テレコム・アイザック推進会議(Telecom-ISAC Japan)
  • 日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ(JANOG)
  • 特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
  • 日本UNIXユーザ会(jus)
  • フィッシング対策協議会
  • WIDEプロジェクト(WIDE)
対象者 インターネットの技術者およびインターネット技術と社会動向に興味のある方
参加予定者数 延べ2,800名
内容 インターネットに関するチュートリアル、最新動向セミナー、 ランチセミナー、BoF等
開催目的
  1. インターネットの発展を推進する
  2. インターネットに関する議論の場・交流の場を提供する
  3. セミナー開催によるインターネット基盤技術の普及を図る