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プレゼンテーション資料を公開しました
2014年2月17日 -
BoF開催報告を掲載しました
2014年2月12日
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アンケート集計結果を掲載しました
2014年2月4日 -
ネットワークチームの学生レポートが掲載されました
2014年1月27日
インターネットに関する技術の研究・開発、 構築・運用・サービスに関わる人々が一堂に会し、 主にインターネットの基盤技術の基礎知識や最新動向を学び、 議論し、理解と交流を深めるためのイベントです。
もっと詳しく今年もInternet Weekのご案内ができることを喜ばしく思います。
インターネットの発展は、 今やとどまるところを知らないという印象を受けます。
今年2013年は、 100ギガビットイーサネットがインターネットトランジットサービスの品目として出現し、 InteropでもShowNetの基幹網で100ギガビットイーサネットが多用されたことは記憶に新しいです。 データセンターにおけるサーバ仮想化技術、 それに伴うコンピューティングリソースの大規模化の進展に加え、 ネットワークにおいて仮想化とダイナミックな構成変更を実現するSDN (Software Defined Network)の技術も、 活発な技術開発が続いています。 スマートフォンやタブレットで、 いつでもどこでもインターネットにアクセスできることが普通になり、 IPv6インターネットはこれらのサーバや端末を無尽蔵に収容することにも一役買っています。 また、ICANNの新gTLDプログラムによって、 今までに見たことのないような文字列を持つドメイン名が出現します。
このようにインターネットは、今までに増して自由で、 パワフルになっていきます。
しかし、その表裏一体なのでしょう。 「セキュリティ」という言葉が、 かつてないほど盛んに、 いろいろな領域で聞かれるようになっています。 サイバー攻撃、 特に特定のターゲットと目的を持った標的型攻撃は、 インターネットの活用の場が広がるに連れ、 その脅威を増しています。 サービス事業者が持っている顧客情報が漏洩した可能性がある、 といった報道も複数ありました。 また、 米国諜報機関によるユーザーの通信に関する情報の収集が明るみに出るなど、 インターネットを行き交う情報のセキュリティとプライバシーに関しても、 大きな関心と懸念が持たれています。
今までに増して自由でパワフルなインターネットは、 今までに増して危ない、という印象を持たれる方も、 多いのかもしれません。
Internet Week 2013のテーマは、 「荒ぶるインターネットを乗りこなす」です。 「荒ぶる」という言葉は、「荒々しい」と言った意味合いですが、 「荒ぶる神」という時には、制御不能で、人間に危害を加える、 と言った意味合いになります。 昨今のセキュリティに対する懸念は、 それくらい大きいものではないでしょうか。
テーマ検討の際には、 「荒波」という言葉も最終段階まで残っていました。 ヨットでは、 強風下の風下航における操船の誤りは一瞬で転倒を招きますが、 荒々しさをてなずけ、波に乗り続けることができれば、 驚異的なスピードで前進することができます。
今までに増して自由で、パワフルな、 荒ぶるインターネットを手なずけ、乗りこなすことで、 さらなる進化を許容し、より多くの人に、より価値の高い、 インターネットが実現するだろうと考え、このテーマとしました。
今年も、プログラム委員会と事務局が、 荒ぶるインターネットを乗りこなすための一助となるべく準備に取り組んでいます。 たくさんの方々と会場でお会いできることを楽しみにしています。
正式名称 | Internet Week 2013 |
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テーマ | 「荒ぶるインターネットを乗りこなす」 |
開催地 |
富士ソフト アキバプラザ 東京都 千代田区 神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル |
開催日程 |
2013年11月26日(火)から29日(金)の4日間
[同時開催イベント]IPv6 Summit in TOKYO 2013 第25回JPNICオープンポリシーミーティング |
主催 | 一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC) |
後援 |
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対象者 | インターネットの技術者およびインターネット技術と社会動向に興味のある方 |
参加予定者数 | 延べ2,800名 |
内容 | インターネットに関するチュートリアル、最新動向セミナー、 ランチセミナー、BoF等 |
開催目的 |
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