InternetWeek 2000

T11 : 大規模ネットワークにおける経路制御設計

日時・会場 12月19日 09:30〜12:30
主 催 Internet Week 2000 実行委員会
講 師 友近 剛史[NTTコミュニケーションズ(株)]/前村 昌紀[グローバルワンコミュニケーションズ(株)]
講師略歴 【友近 剛史】
1995年東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻修士課程修了。 同年日本電信電話株式会社入社、マルチメディアサービス部に配属。 OCN-SLTの開発を経て、 OCNの立ち上げ時にOCNバックボーン設計・設定・構築に従事。 以降、OCNバックボーンの運用・設計、さらに新サービス開発、 新技術調査に携わる。 現在、NTTコミュニケーションズ株式会社においてOCNの営業技術支援などを行っている。

JANOG(日本ネットワークオペレーターズグループ)において、
JANOG1:Local Arrangement Chair
JANOG2,4,6:Program Committee
JANOG5:Program Committee Co-Chair

【前村 昌紀】
1991年NEC入社,X.25パケット交換サービスのネットワーク設計, PCVANの高速アクセスシステム開発を経て、1994年、 C&Cインターネットサービスmesh(現BIGLOBE)の立ちげに参加。 以降インターネットバックボーンネットワークの設計構築, 対外接続の設計構築運用に携わる。

2000年1月よりグローバルワンコミュニケーションズ株式会社に移り、 IP関連サービスのテクニカルサポート及びGlobal IPバックボーンネットワークの日本におけるIP技術を担当する。

1997年よりJANOG(日本ネットワークオペレーターズグループ)運営委員,
1998年よりJPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)運営委員
定 員 180名
参加料 通常料金
  一般 15000円
内 容 ISPのバックボーンネットワーク設計においては、回線, ルータの配置設計だけでなく、BGPとIGPを組み合わせた経路制御設計が、 安定稼動の上で非常に大きなウェイトを占める。

また、インターネットの爆発的な発展に伴ってISPバックボーンも急激に巨大化し、 経路制御プロトコルのスケーラビリティの問題を引き起こし、 国内大手ISPにおいて本格的なスケーラビリティ対応を強いる段階となっている。

本チュートリアルでは、 各経路制御プロトコルの技術事項を概説した上で、 ISPバックボーンネットワークを構築する上での基本的な留意点を整理し、 スケーラビリティ問題の解決手法を解説するとともにISPバックボーンネットワークの構築・運用における各種ノウハウを提供することを目的としている。
対象者 TCP/IPについてある程度の知識がある方。 ISPバックボーンネットワークの設計・構築・運用に携わる方。
問合せ先 IW2000実行委員会
E-Mail: iw2000@nic.ad.jp