InternetWeek 2001

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T8 : インターネットと著作権

日 時 12月4日 14:00 〜 17:00
会 場 304
主 催 Internet Week 2001 実行委員会
講 師 岡村 久道 [岡村・堀・中道法律事務所]
講師略歴 【 岡村 久道 [岡村・堀・中道法律事務所] 】
弁護士、近畿大学・関西大学・奈良先端科学技術大学院大学兼任講師
昭和33年京都府生まれ。 京都大学法学部卒業後、昭和61年、大阪弁護士会に弁護士登録。 平成2年4月より、近畿大学・産業法律情報研究所講師(現職)。 平成5年度、平成7年度、平成10年度、京都教育大学兼任講師。 平成12年度から、関西大学及び奈良先端科学技術大学院大学でも兼任講師。 専門分野はサイバー法、知的財産権法など。 主な著書は、 「インターネットの法律実務(新版)」(近藤剛史弁護士との共著、 新日本法規出版)、「インターネット訴訟2000」(編著、 ソフトバンクパブリッシング)、 「インターネットビジネス白書2001」(共著、 ソフトバンクパブリッシング)など多数。 平成9年より「インターネット白書」(インプレス)に毎年寄稿しているほか、 平成11年からは毎日新聞全国版でメディア欄のコラム(サイバー)を担当している。

定 員 100名
参加料 通常料金
  一般 15000円
内 容 大衆に向けた情報発信が、 マスメディアだけに事実上独占されていた時代、 著作権をはじめとする権利の処理は、 マスメディア内部の知的財産権専門家が担当してきた。
 ところが、インターネットを通じて誰もが容易に情報を発信できる時代となった現在、 発信に際する権利処理は、 個々の情報発信者による自己責任に委ねられている。 それだけに、トラブルが発生する頻度は決して少なくないばかりか、 ネットワーク管理者の責任が問われるケースも登場してきている。 したがって、ネットワークに関係する者にとって、 著作権に関する理解は避けて通れない問題となっている。
 その一方、 新たなネットワーク関連技術が発展し続けている状況の下で、 オンラインでの著作権をめぐる問題は、 オープンソースなども含めて多様化すると同時に、 ナップスター裁判に代表されるように、 さらに昏迷の色を強めている。
 そこでこの講義では、オンラインにおける著作権をテーマに、 これをめぐる諸問題に関する動向について、 できるだけ分かりやすく、背景事情を踏まえた説明を加えてみたい。
対象者 企業、大学等におけるネットワーク管理、情報倫理、コンテンツ制作担当者、企業法務のネットワーク担当者向け
問合せ先 IW2001実行委員会
E-Mail: iw2001@nic.ad.jp