InternetWeek 2001

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T10 : DNS最新動向〜BIND9〜

日 時 12月6日 09:30 〜 12:30
会 場 501
主 催 Internet Week 2001 実行委員会
講 師 神明 達哉 [株式会社東芝 研究開発センター 通信プラットホームラボラトリー]
講師略歴 【 神明 達哉 [東芝 研究開発センター] 】
1995年3月、京都大学理学部 数理解析専攻を修了。 同年4月に(株)東芝入社後、ラベルスイッチ、IPv6の研究開発に従事。 1998年4月より、KAMEプロジェクトcoreメンバ。
インターネットの基盤技術全般、とくにIPv6、IPマルチキャスト、 DNS技術に興味を持つ。

定 員 180名
参加料 通常料金
  一般 15000円
内 容 "BIND"は、現在もっとも広く使われているDNSの実装である。 その最新バージョンであるBIND 9 の機能を中心として、 DNSの技術動向を解説する。 BIND 9は、IPv6やDNSSECといった新しい機能に対応するために、 設計段階を含めて完全に書き直されている。また、DNSの参照実装として、 仕様に対して忠実であることを強く意識しており、 従来のバージョンと異なる挙動を示す場合がある。
本チュートリアルでは、まず、 DNSのプロトコル上の基礎を解説した上で、 IPv6およびDNSSECを中心に、DNSの最近の技術動向を紹介する。 さらに、BIND9の特徴を、 従来のバージョンとの差異に注意しながら説明する。 IPv6やDNSSECに関しては、BIND 9による具体的な運用方法も含めて詳しく解説する。
対象者
  • 現在DNSを運用しており、プロトコル上の背景知識も含めて深く理解したい管理者。とくに、BIND 4またはBIND 8を利用していて、BIND 9に関心を持っている方
  • DNSに興味があり、その技術上の全体像を把握したい方
  • DNSSECやIPv6への適応など、最近のDNSの話題に関心のある方

[前提知識]
TCP/IPプロトコルの基礎知識を仮定する。 DNSについては、とくに前提知識は仮定しないが、 プロトコルや運用について多少経験があればなおよい。 IPv6の知識は必要ない。
問合せ先 IW2001実行委員会
E-Mail: iw2001@nic.ad.jp