B5 : ネットワーク構築 A to Z [II] 〜ネットワーク構築の、次の一手〜 |
日 時 |
12月3日 14:30-17:30 |
会 場 |
5F 502 |
主 催 |
Internet Week 2003 プログラム委員会 |
定 員 |
180名 |
講 師 |
山口 二郎[株式会社インターネットイニシアティブ] |
略 歴 |
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1994年 |
株式会社インターネットイニシアティブ入社
専用線関連業務に従事し、IPアドレスの割り当てなどを担当。 |
1997年 |
富山にて「インターネット・ルーティング・プロトコル」
講演。以後、マルチホーム接続やルーティングに関する講演多数。 |
1999年 |
Internet Week 99にチュートリアル講師として参加。
2000〜2002年も同様に講師として参加。 |
2003年 |
現在、ネットワークインテグレーション部 課長としてISP及びデータセンターのコンサルティング、企業向け冗長化ネットワークの設計などを担当。
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参加料 |
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内 容 |
1つの拠点内をスタティックルーティングなどを利用してネットワークを構築できるようになると、次のステップとして複数の拠点を結ぶWANを設計する必要が生じてくる。WANには広域イーサネットやブロードバンドネットワークを利用したVPNなどの新しいメディアが登場し、今までには考えられないような設計スタイルが必要となってきた。これらの新しいメディアを有効に活用し、設計時、運用時に陥りやすいポイントなどを解説する。WANを拡張し多くの拠点を結ぶにはスタティックルーティングだけではたいへん煩雑となってしまう。また、主要拠点間は冗長化を図る必要もでてくる。ダイナミックルーティングを用いることでこれらの問題を解決し、ネットワーク設定の簡素化と冗長化を実現する。ダイナミックルーティングはOSPFを中心に解説を行う予定だが、プロトコル詳細の説明ではなく、実務に必要な機能を中心に解説する。中規模から大規模のネットワーク構築・運用が行なえるようになることを目的とする。
キーワード: ダイナミックルーティング、IGP、ICMP redirectの抑制、RIP、RIP2、OSPF(cost, area, priority, DR, BDR, intra, inter, external)、冗長化ネットワーク、ロードバランシング、フローティングスタティック、WAN設計構築、ブロードバンドネットワーク、広域LAN、広域イーサネット、インターフェーストラッキング、L3SWとVLAN Trunk、ポートVLAN、MTU、Path MTU Discovery、MSS、Adjust MSS、OSPF over VPN、GRE、ipip、gif、PBR、ポリシールーティング、CBQ、QoS、トンネル |
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対象者 |
・WANの設計・構築・運用に携わっている方。
・WANの再構築を検討されている方。
・冗長化ネットワークを検討されている方。
・ダイナミックルーティング導入を検討されている方。
・スタティックルーティングに限界を感じている方。
・ダイナミックルーティングは不要だと思われている方。
・「ネットワーク構築 A to Z (1)」の次のステップを歩みたい方。
※本チュートリアルは「ネットワーク構築 A to Z(1)」を前提とはしておりませんが、小規模のネットワーク設計ができる方を前提とさせていただきます。 |
問合せ先 |
Internet Week 2003 事務局
e-mail:iw2003-info@nic.ad.jp |