Internet Week 2003 spacer  
spacer

new
T29 : Webサービスの基礎と、標準セキュリティメカニズム(XML署名、暗号および XKMS、SAML、XACMLなど)の動向
日 時 12月5日 14:30-17:30 
会 場 5F  502 
主 催 Internet Week 2003 プログラム委員会 
定 員 180名 
講 師 鈴木 優一[エントラストジャパン株式会社] 
略 歴
space 鈴木 優一 space
1970年 東京大学理系大学院博士課程(物理学)中退
1988年 コダックR&D コンピュータサイエンス研究部にて画像システム開発を担当
1992年 セコム情報システム TCP/IP大規模ネットワーク設計を担当
1994年 東京インターネット役員としてISP事業を立ち上げ
1998年 エントラストジャパン(株)取締役としてPKI認証システムの普及に努め、CTOとして現在に至る
著作に「ネットワークの構築と運用」丸山学芸図書、訳書に「PKI 公開鍵インフラストラクチャ」ピアソンエデュケーション、共著に「情報セキュリティ事典」共立出版などがある。
 
参加料
参加料
一般:15,000円
内 容 Webサービスは従来のTCP/IPによるクライアント/サーバモデルに代わって、インターネット空間での分散コンピューティングをアプリケーション層による「XMLメッセージ+SOAP+HTTP」で行うことで、祖結合でプラットフォーム依存せず言語依存もない柔軟でグローバルな新しいコンピューティング環境を実現する。本チュートリアルではJava環境でのSOAP RPCによるWebサービスの基本、リクエスタ/プロバイダモデルの実演も交え、WSDL、SORP RPC、UDDIなどのWebサービスの基礎を紹介する。
しかし、インターネット空間でWebサービスを実現するにはWebサービスのセキュリティを欠かすことが出来ない。Webサービスのセキュリティ技術はW3CやOASISで積極的な標準化作業が続けられている。 ここではXMLデジタル署名、XML暗号、鍵情報管理のためのXKMS、認証と属性の証明を行うSAML、認可のポリシ記述言語のXACML、さらにWebサービスのセキュアな経路制御のためのWSS、またIdentityの保護などで注目されているLiberty Projectなど標準セキュリティメカニズムの解説とその動向について述べることにする。 
対象者 ・Webサービスを勉強しようとする初心者
・Webサービスの標準や仕組に興味がある人
・ネットワークのセキュリティやWebサービスのセキュリティに関心のある人
・PKIについて大体知っているがWebサービスのセキュリティにどのように応用するかを知りたい人
・Webサービスのセキュリティ標準化の動向を知りたい人 
問合せ先 Internet Week 2003 事務局
e-mail:iw2003-info@nic.ad.jp 
上記の「内容」と「対象者」は、本チュートリアルの講師によって執筆されたものです。
  受講プログラムの選定にお役立てください。