Internet Week 2004
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T21 : 動かして分かった成功のポイント:大規模IPセントレックスの設計と導入
日 時 12月2日 15:00-18:00
主 催 Internet Week 2004 プログラム委員会
講 師 松田 次博 [株式会社NTTデータ]

松田 次博
略歴
1079年 東京大学経済学部卒
同年 日本電信電話公社(現NTT入社)
1988年 NTTデータ通信株式会社
2000年 株式会社NTTデータ
2003年 同社法人ビジネス事業本部NW企画ビジネスユニット長(現職)

1988年より、1993年にかけてX.25、フレームリレーによる都市銀行、 地方銀行のネットワーク設計を担当。
94年以降、多く企業でVoFR、VoATM、VoIPの提案・設計・構築、 アウトソーシングを担当。
最近では2001年ローソン・ルータレス・ネットワーク構築、 2002年から現在にかけて東京ガス・IP電話ネットワークの提案・設計・構築のプロジェクト・マネージャーを担当。
近著に「企業ネットワークの設計・構築技法-広域イーサネット/IP電話の高度利用」日経BP社、2003年3月刊がある。
1984年から情報通信にかかわる人の勉強と交流を目的として情報化研究会(http://www2j.biglobe.ne.jp/~ClearTK/)を主宰。

参加料 事前料金 \14,000 当日料金 \18,000
内 容

国内初の大規模IPセントレックスの設計・構築を行って分かったことは、 企業がIP電話を成功させるには技術的課題をクリアするだけでは不十分だと言うことだ。 電話機が100台程度のオフィスから1000台を超えるオフィスまでオフィス単位で行う移行工事をいかに効率的かつ安全に行うか。 電話回線を廃止し固定電話の電話番号をIP電話に移行する番号ポータビリティの対象番号の決定、 IP電話機の設置レイアウト、 代表やピックアップのグループ設定等の仕様をオフィスごとに決定し効率的に移行するにはノウハウが必要だ。

さらに稼動後には日常的に電話機の移設や増設があり、 人事異動や組織改正では短期間に多数の増移設がある。 これらのメンテナンスを効率的にこなすにも運用上の工夫がいる。

本講演では大規模IPセントレックスを実際に稼動させて分かった技術的ポイントだけでなく、 軽視されがちな移行やメンテナンスの留意点についても解説する。

また、注目されているモバイルIPセントレックス、 つまり無線LAN上で使えるモバイル端末を使ったIPセントレックスの制度的・技術的課題など、 次世代IPセントレックスについても展望する。

なお、「T17:SIP入門〜プロトコル概要からユビキタス時代を築くSIPとその動向」は本チュートリアルと関連性の深いチュートリアルになっておりますので、 併せて受講されることをお勧めします。

対象者 企業のネットワーク企画・運用担当者、SIer・ベンダー・キャリアの企業ネットワーク担当者
問合せ先 Internet Week 2004事務局
E-mail:iw2004-info@nic.ad.jp
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