Internet Week 2004
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T30 : ネットワーク設計構築A to Z[II] 〜OSPFを簡単に使う最適WAN設計〜
日 時 12月3日 15:00-18:00
主 催 Internet Week 2004 プログラム委員会
講 師 山口 二郎 [株式会社インターネットイニシアティブ]

山口 二郎
略歴
1994年 株式会社インターネットイニシアティブ入社
専用線関連業務に従事し、IPアドレスの割り当てなどを担当。
1997年 富山にて「インターネット・ルーティング・プロトコル」講演。
以後、マルチホーム接続やルーティングに関する講演多数。
1999年 Internet Week 99にチュートリアル講師として参加。
2000〜2003年も同様に講師として参加。
2003年 現在、 ネットワークインテグレーション部 次長としてISP及びデータセンターのコンサルティング、 企業向け冗長化ネットワークの設計などを担当。
参加料 事前料金 \14,000 当日料金 \18,000
内 容

1つの拠点内をスタティックルーティングなどを利用してネットワークを構築できるようになると、 次のステップとして複数の拠点を結ぶWANを設計する必要が生じてくる。 WANには広域イーサネットやブロードバンドネットワークを利用したVPNなどの新しいメディアが登場し、 今までには考えられないような設計スタイルが必要となってきた。 これらの新しいメディアを有効に活用し、設計時、 運用時に陥りやすいポイントなどを解説する。 WANを拡張し多くの拠点を結ぶにはスタティックルーティングだけではたいへん煩雑となってしまう。 また、主要拠点間は冗長化を図る必要もでてくる。 ダイナミックルーティングを用いることでこれらの問題を解決し、 ネットワーク設定の簡素化と冗長化を実現する。 ダイナミックルーティングはOSPFを中心に解説を行う予定だが、 プロトコル詳細の説明ではなく、実務に必要な機能を中心に解説する。 中規模から大規模のネットワーク構築・運用が行なえるようになることを目的とする。

キーワード:
ダイナミックルーティング、IGP、ICMP redirectの抑制、RIP、RIP2、 OSPF (cost, area, priority, DR, BDR, intra, inter,external)、 冗長化ネットワーク、ロードバランシング、 フローティングスタティック、WAN設計構築、 ブロードバンドネットワーク、広域LAN、広域イーサネット、 インターフェーストラッキング、L3SWとVLAN Trunk、ポートVLAN、MTU、Path MTU Discovery、MSS、Adjust MSS、 OSPF over VPN、GRE、ipip、gif、PBR、ポリシールーティング、CBQ、 QoS、トンネル

なお、 「T26:ネットワーク設計構築A to Z[I] 〜基礎から始める最適ネットワーク設計〜」は本チュートリアルと関連性の深いチュートリアルになっておりますので、 併せて受講されることをお勧めします。

対象者 ・WANの設計・構築・運用に携わっている方。
・WANの再構築を検討されている方。
・冗長化ネットワークを検討されている方。
・ダイナミックルーティング導入を検討されている方。
・スタティックルーティングに限界を感じている方。
・ダイナミックルーティングは不要だと思われている方。
・「ネットワーク設計構築 A to Z [I]」の次のステップを歩みたい方。

※本チュートリアルは「ネットワーク設計構築 A to Z[I]」の受講者を前提とはしておりませんが、 小規模のネットワーク設計ができる方を前提とさせていただきます。

問合せ先 Internet Week 2004事務局
E-mail:iw2004-info@nic.ad.jp
 
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