Internet Week 2006

 

BoF開催報告書

BoF名 xFlow Operators' BoF
 BoF開催団体名  flowops.jp
開催日時 2006年12月7日 18:30-20:30
参加者数 約50名
BoFの概要

本BoFはNetFlowやsFlowといったデータフローの解析(flow inspection)の技術情報交換を目的としたもので、 下記内容で開催しました。

■BoF Agenda
(1)本BoFについて(10分)
−進行について(NTTコミュニケーションズ 浜田)
−flow inspectionについて(まほろば工房 近藤)
(2)パケットサンプリングで失われる情報は何か?(20分)
(NTT サービスインテグレーション基盤研究所 森)
(3)こんな事して分析してました JANOG18の発表の裏側で(20分)
(Verizon Business 伊賀野)
(4)JPNAPでのsFlow利用例(L2での活用例)(20分)
(インターネットマルチフィード 石井)
(5) IPFIX/PSAMPの現状とこれから(20分)
(NTT 情報流通プラットフォーム研究所 小林)
(6)ディスカッション(20分)

総括 / 所感 初めてのBoFということで若干の不安はあったものの、 発表内容の内容も充実し、質疑応答、議論も活発に行われ、 非常に盛り上がったBoFとなった。 内容としてはNetFlowやsFlowによって何が出来るのか? この技術の大まかな概念と、データ発生から解析、 利用までの一連のサイクルに対してflow inspectionという言葉の定義を行い、 exporterの負荷軽減のためのサンプリングによって喪失されるデータについての問題についての発表、 L3、L2での活用例の発表、 この技術の今後の標準化の流れについての発表がなされ、 この技術の整理と現状確認、 今後の展望などを整理することが出来たのではないかと思う。