Internet Week 2006

 
C2 : DNS DAY 〜DNSにおけるセキュリティ再考〜
日時 12月6日(水)15:00-18:00
主催 社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
講師
参加料 無料
内容 ネームサーバの運用管理に携わっている方々と最新の技術情報を共有し、 議論を行うことを目的としてDNS DAYを開催します。


下記のプログラム策定にあたっては、 DNSOPS.JPコミュニティからの協力をいただきました。


プログラム前半では、 JP-DNSサーバおよびMルートサーバの運用レポートを行います。 また、DNSに関する最新トピックとして、AS112の状況、 逆引きDNSのlame delegationに対するJPNICの取り組み、 そしてDNSの世界的な政策動向についてご紹介します。


後半は、『DNS におけるセキュリティ再考』と題して、 512バイトを越えるDNSパケットの取り扱いについて、 また今年顕在化したDNSに対する攻撃などのセキュリティ事情について紹介し、 意見交換を行います。


 [前半] DNS updates

  1. JP-DNS report
     白井 出 [株式会社日本レジストリサービス]
     15:00 - 15:10
  2. root DNS report
    • DNS root Servers における Anycast の現状
       関谷 勇司 [WIDEプロジェクト]
       15:10 - 15:20
  3. DNS最新トピック
    • AS112 report
       吉村 知夏 [NTTコミュニケーションズ株式会社]
       15:20 - 15:30
    • 逆引きDNS lame report
       小山 祐司 [JPNIC]
       15:30 - 15:40
    • DNS・ドメインに関する世界的な政策動向
       宇井 隆晴 [株式会社日本レジストリサービス]
       15:40 - 15:50

       川端 宏生 [JPNIC]
       15:50 - 16:00
  4. 質疑応答
     16:00 - 16:10


 (休憩)16:10 - 16:20


 [後半] DNSにおけるセキュリティ再考

  1. コンテンツデータ肥大化の問題とその対応
     伊藤 高一 [株式会社インターネット総合研究所]
     森 拓也 [住商情報システム株式会社]
     16:20 - 17:00
  2. DNSプロトコルの落とし穴
    • DNS reflector attack
       松崎 吉伸 [株式会社インターネットイニシアティブ]
       17:00 - 17:20
    • DNSレコードのTTLを短くすることのリスク
       民田 雅人 [株式会社日本レジストリサービス]
       17:20 - 17:40
  3. 質疑応答
     17:40 - 18:00



□チュートリアル


午前中に開催されるチュートリアル:T10「Practical DNS Operation 〜知ってるつもり、 の再確認と運用現場で使えるノウハウ〜」では、 DNSサーバ構築や運用管理のための基本事項の確認と、 実用的なノウハウの紹介を予定しています。 一方DNS DAYでは、DNSの最新動向をご紹介することを中心に、 DNSのセキュリティに関する話題について議論します。


□DNSOPS.JP BoF


DNS DAYにつづいて、同日の夜に、 DNSオペレータがより深く議論する場として「日本DNSオペレーターズグループ(DNSOPS.JP) BoF」が開催される予定です。 今回のDNS DAYは、DNSOPS.JPコミュニティからご意見を募集し、 注目度の高いテーマについての議論ができるようプログラムを構成しましたので、 BoF への参加を予定されている方には、 DNS DAYにも参加をおすすめします。 また、逆に、DNS DAYへの参加を予定されている方は、 DNSOPS.JP BoFへの参加もご検討下さい。
対象者 DNSサーバの管理者、ドメイン運用管理の責任者
キーワード
問合せ先 E-mail: iw-info@nic.ad.jp