Internet Week 2006

 
C6 : Security Day 2006 あなたの出番です! 〜市民権を得たセキュリティ対策〜
日時 12月7日(木)10:00-17:00
主催 特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会
有限責任中間法人JPCERTコーディネーションセンター
財団法人日本データ通信協会 Telecom-ISAC Japan
講師
参加料 事前料金 一般:\6,000 会員:\5,000 当日料金 一般:\7,000 会員:\6,000
内容
10:00-11:00 インシデント調査に見る脅威の実態
〜人間世界の変わらぬ脅威がインターネット上で起こっている〜
JNSAセキュリティ被害調査WGリーダ/ディアイティ株式会社 山田 英史氏


[概要]
JNSAセキュリティ被害調査WGでは、 毎年インシデントに関する被害調査を行っていますが、 ハイテク犯罪と呼ばれるインターネット上の技術力を駆使した犯罪は案外少なく、 圧倒的に多いのは、 紙媒体や遺失・盗難といった伝統的な手段が多い事が見えてきました。 これらの調査の最新情報と、 経年変化の傾向を見で分かる世相や現実をお知らせすると共に、 個人情報の資産価値を漏洩事故に関する判例に従って試算するモデル式を紹介します。 資産価値や事故が起こった際に発生する費用概算を知ることにより、 より的確なリスク管理ができるので、 より正確な経営判断ができることが期待できます。
11:00-12:00 最近のセキュリティ動向と組織的なインシデント対応体制 CSIRT
〜Computer Security Incident Response Team がすべきこと〜
JPCERTコーディネーションセンター 早期警戒グループ リーダ/情報セキュリティアナリスト 名和 利男氏


[概要]
過去及び現在のセキュリティインシデントの動向に見られるサイバー攻撃手法などの傾向を、 国際及び国内の両方の視点からお伝えするとともに、 それらが、どのような背景と要因の結果なのか、さらに、 現在いたるところで取られている実際の対応や対策などを紹介いたします。 その上で、今後、今後、 組織内において実際に誰が何をしなければならないのか、 さらには、CSIRT(Computer Security Incident Response Team)としての推奨する方策をお伝えさせていただきます。
13:15-14:00 結果発表 Antinny モグラたたき大作戦!
〜ローテク・ハイスキル!?なDDoS攻撃対策の効果はいかに〜
Telecom-ISAC Japan企画調整部副部長/小山 覚氏


[概要]
Telecom-ISAC Japanは、 社団法人コンピュータソフトウエア著作権協会(以下 ACCS)から要請を受け、 ACCSホームページを攻撃するANTINNYウイルスへの対策を実施しております。 本プログラムでは、ANTINNY対策の第一人者より、 最新情報をお届けします。
14:00-16:00 〜徹底討論〜ボットネット第3段
〜いよいよ動き出したボットネット対策の全貌〜
[パネラー]
マイクロソフト株式会社 チーフセキュリティアドバイザー/高橋 正和氏
NTTコミュニケーションズ株式会社 第二法人営業本部 エンジニアリング部企画戦略部門 部門長/小山 覚氏
株式会社ラック SNS事業本部 JSOC部 セキュリティアナリスト/川口 洋氏
トレンドマイクロ株式会社 サポートサービス本部 プレミアムサポートセンター スーパーバイザー/平原 伸昭氏
JPCERTコーディネーションセンター 経営企画室業務統括/伊藤 友里恵氏


[概要]
昨今、インターネットの脅威は、 インターネット全体に対する攻撃から、 個人/企業と言った特定ポイントを対象としたものについてシフトしており、 ボットネットを使用したspamやDDoS攻撃も増加してきているところです。 昨年はJPCERT/CCとTelecom-ISAC Japan共催セミナで発表されたボットネットの実態調査結果をふまえての議論を行いました。 今回は第三弾としていよいよ動き出したボットネット対策について、 各分野のエキスパートに議論していただきます。
16:00-17:00 [基調講演]
わが国の情報セキュリティ政策の方向性
内閣官房情報セキュリティセンター(NISC) 情報セキュリティ補佐官/山口 英氏


[概要]
2006年度は、 初の政府全体の政策パッケージとしてまとめられた「第一次情報セキュリティ基本計画」の初年度にあたる。 役割分担を明確に意識した新たな官民連携体制の中で、 3カ年の計画を定め、 さまざまな施策を実施していくことを明らかにしている。 本講演では、 第一次情報セキュリティ基本計画の成立の背景、 計画と各年度実施計画である「セキュアジャパン2006」の内容、 さらに今後の展望について紹介する。
対象者 セキュリティ担当者 (特にインシデント対応で悩んでいるエンジニア) およびセキュリティ全般に興味のある方
キーワード
問合せ先 E-mail:security-day-2006@jnsa.org