BoF名 |
地方在住エンジニアと都会在住エンジニアの間に溝があるなら埋めてみよう!BoF |
BoF開催団体 |
地方在住エンジニアと都会在住エンジニアの間に溝があるなら埋めてみよう!BoF実行委員会 |
開催日時 |
2008年11月27日 17:30 - 19:30 |
参加者数 |
50人 |
BoFの議事録 |
- - 全体的な話
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全体的に50人くらいの人が集まった
- 首都圏以外から来た人60%くらい
- 首都圏から来た人40%くらい
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BoF のタイトルにある「都会」「地方」に誤解があった?
- 札幌から来たのだけど、札幌も都会だよね?
- 「東京」「田舎」と言う意味?
- - 「東京に出かけなくても何とかならんもんか」編
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リモートでの会議
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リモートで会議をする時の動機ってどういうもの?
- 電話やメイルでは進められない場合って、どんなケース?
- あまりノウハウが無い事が、問題なのだろう
- リモートで会議をする時の人数にもよるが、適当な人数と言うものがあると思う
- センターが無くて、全員がリモートと言う会議環境もあるね
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polycom などで会議をしているときに...
- リモート側の人間の声がセンター側にどのように聞こえているのか知りたい
- リモート側にいる自分側の画面に、リモート側の自分の顔を(モニターのように) 映しておくと、相手 (センター側)にどのように見えているかが分かる
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リモート側にいる自分の声がきちんと聞こえているかが不安になる事が多い
- 声でうなずいてよ!と伝えていても忘れられる (泣)
- 同一社内にて、というpolycom会議は割りと普及している。
- システム・プロトコルの互換性がもう少しなんとかならないものか。
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存在を忘れられないように...
- とにかく常々反応をすること
- センター側からリモート側に注意を向けるのに、なまはげの顔を画面に映しておくと言うことをやっている
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臨場感のあるテレビ会議システムならグッド、でも超高価
- 大きな画面、画質など、リアリティを追求するのもいいかもしれない。今後の技術進歩にも期待したい
- アウトバンドで「リモート側が司会をやれば良い」という意見あり
- 話す側の技量だと言う意見もあり。
- シンポジウムの動画配信
- - 「少ない人数で幸せになるには?」編
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- 人数が少ないという環境は、都会も地方も変わらないので、tipsを共有すると言うアイデアはとても良い
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人数が少ないと...
- 人数が少ないところはドキュメント化をする手間を後回しにしがちなので、その改善を考える必要があるところは多いだろう
- 人数が少ないと、スキルの偏りが発生する問題が出てくる場合が多い
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グループ内のスキルのバランシング
- サーバが強い人とネットワークが強い人に別れがちだけど...
- ネットワーク関連の技術ノウハウは、OSS の技術ノウハウと比較をすると、あまりオープンになっていないかも
- 転職で入ってきた社員がいると新しいノウハウの供給口になる
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messenger を使っての情報共有は便利
- そっちは、こんなトラフィック流れてこない?と言う事を聞いたり...
- そっちで、こんな障害を経験していない?と言う事を聞いたり...
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緊急時の対応
- 新しく運用グループに入ってきたルーキーでも、ある程度のネットワーク構成が把握できた段階で障害通知電話の輪番に入れると鍛えられる
- 24h/365dayオフィスに運用者がいる?それとも平日昼間しかオフィスに運用者がいない?
- 参加者の大体の人は、自分のところは少人数の規模と思っている。
- NDA、セキュリティなどの要件が、情報と人材共有の足かせになっている面がある。必要なものではあるが...
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他社とメンテの相互運用をすると良いことがある
- - 「地方にも人集まれ!」編
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いま地方で働いているが、東京に出たい人も、いま東京で働いているが、地方に帰りたいひともどちらもいた
- 東京に出たい人は、技術的に新しい事をやりたいと言うモチベーション
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地方に帰る事について...
- 希望の仕事があるのかどうか分からないと言う問題がある
- 今、東京で仕事をしていて、副業が認められている。副業はリモートでもできるので、地方の転職先でも副業が認められるなら転職をする可能性はある。
- 田舎にUターンとかする以前に、ジョブマッチングがうまくいっていないという問題がありそう。
- 職場を移す事のリスクもあるが、逆に、職場を移さない事のリスクと言うものもある
- ある程度、歳を重ねて、それなりの地位になると、会社の仕組みは自分で変えられるようになるよね
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北海道 (札幌、北見など) のひとが結構多かった?
- サーバー系、開発系はともかく、ネットワーク技術者の需要は、特に地方では少なく感じる。
- 積極的に地元に帰るべく仕事を探している人もいるが、現職が忙しかったりすると、「なんとなく探している」人が多く感じた。
- 需要を公表しやすく、需要を探しやすい仕組みがあれば、結構地元に帰る人も多いのでは。(主観)
以下より、当日のプレゼンテーション資料をご覧いただけます。
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総括/所感 |
首都圏から来てBoFに参加した人が40%程度で、
地方(首都圏以外)から来てBoFに参加した人が60%程度だったので、
ちょうど良い参加者の割合だったと思います。
いままでのInternet Weekの地域関連BoFは、
地方のひとが地方でがんばると言う話が目立つものでしたが、
今回のBoFでは、地方と都会の連携を考えると言う趣旨でした。
今回は、はじめての開催なので、
会場の発言に遠慮があったと感じる部分もありましたが、
「地方にも人集まれ!」と言うお題での議論では、
結論のようなものは出ないものの、
都会から地方に帰りたいと言う人からの発言と、
地方から都会に行きたいと言う人からの発言によって、
双方の気持ちを共有する事が出来たかもしれないと思います。
継続性のあるBoFにしていきたいので、
次回のInternet Weekはもちろん、その他の場でも、
BoFを開催していきたいと思います。
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