H3: DNS DAY 〜利用者を守れ!〜
日時 2008年11月25日 14:00 - 17:00
参加料 <半日セッション券 事前料金 \6,000 当日料金 \8,000>
内容 DNSサーバやドメイン名の運用管理に携わっている方々と、 最新のDNS運用状況や関連動向についての情報を共有するとともに、 DNS運用管理について意見交換を行うことを目的に、 DNS DAYを開催します。

プログラム前半では、 JP DNSサーバおよびMルートサーバの運用状況等についてレポートを行います。 また、DNSに関する最新トピックとして、 ルートゾーンにIPv6アドレスが追加された件、 Lルートサーバのハイジャック、 逆引きDNSのlame delegationに対するJPNICの取り組み、 そしてドメイン名の政策動向についてご紹介します。

プログラム後半では、 今年判明したDNS史上最大の脆弱性といわれる効率的なキャッシュポイズニングの攻撃手法やその対策について解説し、 また、脆弱性に対してキャッシュDNSサーバ運用のエキスパートたちがどのように対応を行ったかについてご紹介します。
14:00-15:00
(60分)

1)DNS関連動向Update

司会:石田 慶樹/DNSOPS.JP

講演者:
 - JP DNS Update: 松浦 孝康/株式会社日本レジストリサービス
 - ルートサーバ Update:
   関谷 勇司/東京大学 情報基盤センター/WIDEプロジェクト
 - DNSQC:小山 祐司/社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
 - IPv4枯渇とIPv6:前村 昌紀/社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター IP事業部 部長
 - L-rootの経路hijack: 松崎 吉伸/株式会社インターネットイニシアティブ
 - ドメイン名ガバナンス: 宇井 隆晴/株式会社日本レジストリサービス 広報宣伝室 室長

内容:ルートDNS、JP DNS、IPv4/IPv6とDNS、ガバナンス等について最新動向を報告します。

            
15:00-17:00
(120分)

2)カミンスキーアタック

司会:石田 慶樹/DNSOPS.JP

2.1)解説と対策

講演者:
 豊野 剛/日本電信電話株式会社 NTT情報流通プラットフォーム研究所
 民田 雅人/株式会社日本レジストリサービス 技術戦略室

内容:カミンスキーアタックの解説とその対策について説明します。

2.2)その時、運用現場では何が起きていたか?

講演者:
大高 道雪/ソフトバンクBB株式会社 プラットフォーム運用本部 サービスプラットフォーム運用部 ISPサービス運用課
谷津 航/KDDI株式会社 ネットワークオペレーションセンター
春宮 健二/株式会社インターネットイニシアティブ

内容:脆弱性と対策が公開されると、 実際の運用現場では利用者を守るため、 様々なプロセスを経て対策が実施されます。 また時には現場ならではの制約や苦労があり、 対策が行われるまで多くの努力を必要とすることがあります。 この1時間では多くの顧客にDNSキャッシュサーバを提供しているISPの担当者から、 そのプロセスや苦労について紹介していただき、 改善すべき課題の提起・共有を行います。

        
※プログラム/時間割は都合により変更になる可能性があります。 あらかじめご了承ください。
対象者 DNSサーバの管理者

ページTOPへもどる