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BoF開催報告書

BoF名 電子認証の未来
BoF開催団体 社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター セキュリティ事業担当
開催日時 2009年11月25日 17:30〜19:30
参加者数 26名
BoFの概要 本BoFは、インターネットにおける電子認証技術の課題を振り返り、未来を考えるBoFです。「H9 3時間でわかるこれからの電子認証」から引き続いて参加できるような位置づけで行われました。
○アジェンダ
− パネルディスカッション「電子認証の未来」
  − オープンマイクロホン

以下、各セッションの内容です。

○パネルディスカッション「電子認証の未来」
現状の電子認証の課題を踏まえ、未来のインターネットを語るパネルディスカッションを行いました。

○パネリスト
- 秋山卓司氏(日本クロストラストまたは個人)
- 黒川貴司氏(情報通信研究機構)
- 松本泰氏(セコム IS研究所)
- 神田雅透氏(NTT情報流通プラットフォーム研究所)
- 島岡政基氏(国立情報学研究所 学術ネットワーク研究開発センター)
- 手塚悟氏(東京工科大学)

○ディスカッション
- 国民IDはできるか/国民IDの紐付け
- 電子証明書を両親に使わせることができるか/大事なものだと思ってくれるか
- 実印の扱いとパソコン操作
- 普及促進の要素
- PKIのAdaption

○オープンマイクロホン
日々の電子認証の課題と考えられる未来について、会場から議題を出す形でディスカッションが行われました。

○内容
- 電子認証の未来について
- 未来はPKIの分野のエンジニアがお金をもらえる世界。
- 現場に認識があれば暗号アルゴリズムの移行にも対応できる。
- PKIから他の業界に転職している。PKIは(コストの)割り算のビジネスなので海外にも目を向けるべき。
- 暗号アルゴリズムは、この業界のお墨付き/コンセンサスがあると説得力を持ちやすい。

総括/所感

小規模でしたが、会場を交えた議論を行うことができたと思います。参加者の中にも専門的な方が多く、とても有意義な時間となりました。

本セッションと「H9 3時間でわかるこれからの電子認証」を通じて、2009年の注目すべき課題と電子認証の現状や向かっている方向性について、関係する方々と直接ディスカッションできるような機会を設けることができていましたら幸いです。

ご参加頂きました皆様に深く御礼を申し上げます。

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