F2 仮想化DAY
日時 |
2009年11月26日 9:30〜12:30、14:00〜17:00 |
参加料 |
<1日セッション券 事前料金 ¥12,000 当日料金 ¥16,000> |
内容 |
昨今、加速するシステム仮想化技術に関して、
その種類、要素技術と実装例、
最新テクノロジーまで「いま勉強すること」を集めたプログラムです。
9:30〜9:40 |
1) 初めての仮想化DAY
講演者:
松本直人(株式会社ネットワークバリューコンポーネンツ)
内容:
仮想化技術の基本的な説明や用語、種類等概要の説明、
および以後のプログラムの概要説明です。
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9:40〜11:00 |
2) IaaSセッション
講演者:
國武功一(株式会社ビーコンエヌシー)
大須賀怜(ユニアデックス株式会社)
宮原徹(日本仮想化技術株式会社)
内容:
IaaS(Infrastructure as a Service)は、
仮想化技術を用いたシステムインフラ基盤をインターネット経由のサービスとして提供するものです。
ここでは、IaaSの要素技術や実装例を説明します。
- VMware / Xen / KVM について
- Hardwareアプライアンスでの仮想化
- 仮想化システム設計のポイント
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11:00〜11:15 |
休憩
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11:15〜12:30 |
3) PaaSセッション
講演者:
柴田淳(ウェブコア株式会社 / 日本Pythonユーザ会)
砂金信一郎(マイクロソフト株式会社)
内容:
PaaS(Plathome as a Service)は、
仮想化技術を用いたOS/
ミドルウェア等アプリケーション実行基盤を、
インターネット経由のサービスとして提供するものです。
ここでは、PaaSの代表的な技術や実装例を説明します。
- Google App Engineの概要と実装例
- Windows Azure正式サービス開始直後の最新情報
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12:30〜14:00 |
休憩
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14:00〜14:30 |
4) SaaSセッション
内容:
SaaS(Software as a Service)は、
ソフトウェアをインターネット経由のサービスとして提供するものです。
ここでは、クラウドサービスに的を絞り、
SaaSの代表的な技術や実装例を説明します。
- AmazonEC2 + Salesforceの実装例
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14:30〜15:50 |
5) 最新テクノロジーセッション
講演者:
伊勢幸一(株式会社ライブドア)
末永匡(有限会社未来検索ブラジル)
前橋孝広(株式会社インターネットイニシアティブ)
内容:
このプログラムでは、
クラウドコンピューティングを実現する技術として非常に注目度の高い「分散ハッシュテーブル(Distributed Hash Table,
DHT)」と「Key-Value Store(KVS)」、および、
その応用事例としての分散システムを取り上げます。
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分散ハッシュテーブル(Distributed Hash Table, DHT)
DHTとKVSとの違いや、
代表的なDHTアルゴリズムであるChord, CAN, Pastry,
Kademliaの概要、そして、
Chord DHTによる性能評価結果と適用例等を説明します。
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Key-Value Store(KVS)
Key-valueストアとは何か、
その仕組みや代表的な実装の紹介に加えて、
key-valueストアの発展型としての
BigTableや未来検索ブラジル独自の実装である
Groongaといった分散型データベースの構造と機能について解説します。
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分散システムの実装とトラフィック解析への応用
分散型KVSと分散処理フレームワークである
MapReduce の実装例としてIIJが独自に開発した
distributed database daemon(ddd)の仕組みと
dddの適用事例として、
トラフィック解析システムへの応用について解説します。
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15:50〜16:05 |
休憩 |
16:05〜17:00 |
6) パネルディスカッション
講演者:
(司会)松本直人(仮想化インフラストラクチャ・オペレーターズグループ)
國武功一(株式会社ビーコンエヌシー)
柴田淳(ウェブコア株式会社 / 日本Pythonユーザ会)
小林洋介(株式会社ウフル)
前橋孝広(株式会社インターネットイニシアティブ)
(総括)伊勢幸一(株式会社ライブドア)
内容:
これまでのセッションで取り上げられた内容に関して、
各技術レイヤの長所短所をおさらいし、
仮想化技術の明るい未来を議論します。
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対象者 |
システム管理者、仮想化技術に興味のある方 |
※時間割、内容、講演者等につきましては、
予告なく変更になる場合がございます。
あらかじめご了承ください。