過去のInternet Week

S6 押さえておきたいインターネット法2011

日時 2011年12月1日(木) 9:15〜11:45
参加料 事前料金 ¥5,000、当日料金 ¥7,000
内容

今年の6月に、コンピュータウィルスの作成・供用等の罪の新設、 接続サーバ保管の自己作成データ等の差押えの導入、 ISP等に対する通信ログの保全要請について定める、 刑法等の改正案が国会で成立しました。

また政府では、不正アクセス防止対策に関する官民意見集約委員会が設置され、 不正アクセス禁止法の改正を視野においた検討が開始されています。

インターネット上の犯罪対策として、法律がどのように変更されたのか、 また今後どのような方向性を持っているかについて政府の担当者から話を聞きたいと思います。

(参考) http://www.npa.go.jp/cyber/kanminboard/index.html

9:15〜10:05 1) 情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律について
講演者: くのぎ 清隆(法務省刑事局)
内容: 本年に成立した情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律について、いわゆるコンピュータ・ウイルスに関する罪を中心に、立法作業に従事した担当者の立場からその概要を説明していただきます。
10:05〜10:55 2) 不正アクセス等の現状と不正アクセス防止対策に関する官民意見集約委員会(官民ボード)の取り組み 人見氏写真
講演者: 人見 友章(警察庁生活安全局情報技術犯罪対策課)
内容: 最近の不正アクセス事犯等について説明するとともに、 社会全体として不正アクセス防止対策を推進するに当たり、 現状の課題と改善方策に係る官民の幅広い意見を集約するため、 2011年6月30日に設置された官民ボードにおける検討状況を説明します。
10:55〜11:45 3) クラウドコンピューティングと著作権 岡村氏写真
講演者: 岡村 久道(英知法律事務所/国立情報学研究所)
内容: クラウドコンピューティングにおけるプログラム著作物およびコンテンツと著作権との関係について説明します。 その際、 まねきTVおよびロクラクIIの両最高裁判決についてもふれます。
対象者 エンジニア、ISPやホスティング事業者、サービスの運用者、プログラム開発者

※時間割、内容、講演者等につきましては、 予告なく変更になる場合がございます。 あらかじめご了承ください。

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