本セッションを、
JPNIC News & Viewsにて紹介しています。
日時 |
2012年11月21日(水) 13:00~18:30 |
場所 |
5階 アキバホール |
参加料 |
事前料金 10,000円、当日料金 14,000円 |
内容 |
2012年も6~7月にかけてBINDの脆弱性が発表されました。
DNSを運用している人は 安定したサービスを継続提供するために即時の対応と、
一方で落ち着いて対応できることが求められます。
速やかにかつ落ち着いて対応するためにはどのような工夫をしていけばよいのでしょうか。
また、新gTLDが今後登場し、
インターネットに大きな変化が起きようとしています。
DNS運用においてどのようなインパクトがあるのか、
その課題を共有し今後の方向性を議論していきます。
13:00~14:30 |
1) DNS Update
講演者:
石田 慶樹(日本DNSオペレーターズグループ代表幹事/日本インターネットエクスチェンジ株式会社)
加藤 朗(WIDE Project)
阿波連 良尚(株式会社日本レジストリサービス)
小山 祐司(社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)
図師 稔(NTTコミュニケーションズ株式会社)
宇井 隆晴(株式会社日本レジストリサービス)
内容:
以下の項目に関連するこの1年間の動向を報告します。
- Root DNS(加藤 朗)
- JP DNS Update(阿波連 良尚)
- 逆引きDNS(小山 祐司)
- Cache DNS(図師 稔)
- ドメイン名全般(宇井 隆晴)
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14:30~15:30 |
2) 新gTLD に関する話題
講演者:
野口 昇二(株式会社日本レジストリサービス)
横山 正(株式会社インターリンク)
山本 功司(株式会社インターネットイニシアティブ)
加藤 誠(一般社団法人Mozilla Japan)
内容:
2012年6月13日にICANNから新gTLDとして申請のあった文字列・組織のリストが公開され、新gTLDの登場がいよいよ近づいてきたと思わせる年となりました。今後、数百もの新gTLDが登場してくることでDNSやインターネットにどのような影響をもたらすか、さまざまな立場から考察していきます。
- 新gTLDの概要
- 提案者の視点
- アプリケーションの視点(加藤 誠)
- 利用者の視点(山本 功司)
- 質疑応答
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16:00~18:30 |
3) DNS実装ダイバーシティの話
講演者:
伊藤 高一(株式会社ブロードバンドタワー)
高田 美紀(株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ)[講演者が高橋 央から変更となりました]
市川 剛(株式会社データホテル)
井上 昌之(さくらインターネット株式会社)
滝澤 隆史(株式会社ハートビーツ)
松田 顕(Dozens株式会社)
神戸 直樹(株式会社日本レジストリサービス)
内容:
現在運用中のDNS実装で万が一重大な脆弱性が見つかったとき、
慌てず対応できるようにするための一つの方策として、
DNS実装ダイバーシティを持っておくことがあげられます。
しかしながら、
現実としてDNS実装を新たに導入・移行するためにはさまざまな障壁があるのではないでしょうか。
本セッションでは、「Unbound」「djbdns」「ANS」「NSD」「PowerDNS」「BIND10」という、
さまざまなDNS実装について、
開発者自ら、または運用経験が豊富な方が集まって紹介していただくとともに、
それぞれの課題やその解決ノウハウを共有し、
安定したDNS運用を行っていくためにはどうしたらよいか議論していきます。
- code diversityの概況(伊藤 高一)
- Unboundの紹介(高田 美紀[高橋 央から変更となりました])
- djbdnsの紹介(市川 剛)
- 100万ゾーンを管理するDNSの運用 ~Nominum社が開発しているANSの運用を含め~(井上 昌之)
- NSDの紹介(滝澤 隆史)
- PowerDNSの紹介(松田 顕)
- BIND 10 の紹介(神戸 直樹)
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対象者 |
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※時間割、内容、講演者等につきましては、
予告なく変更になる場合がございます。
あらかじめご了承ください。