DNSサーバやドメイン名の運用管理に携わっている方々と、
最新のDNS運用状況や関連動向についての情報を共有するとともに、
DNS運用管理について意見交換を行うことを目的に、
今年もDNS DAYを 開催します。
プログラム前半では、
JP DNSサーバやルートサーバの運用状況等、
DNSとそれを取り巻く環境の1年間の動向をレポートするとともに、
オープンリゾルバーの問題について取り上げます。
プログラム後半では、
DNSの評価と計測についての手法について事例を交えながらDNSを安定して運用していくにはどうしたらよいか議論します。
このセッションに申し込まれた方には、
「Scan Tech Report
(年間購読定価10,332円)」もしくは
「情報セキュリティ
総合情報メールマガジンScan(年間購読定価10,080円)」の無料プレゼントがあります。
全体モデレータ:石田 慶樹(日本インターネットエクスチェンジ株式会社)
時間 |
内容 |
13:00~14:30 |
1) DNS Update
講演者:
ルートDNS |
加藤 朗(WIDEプロジェクト) |
JP DNS Update |
水野 貴史(株式会社日本レジストリサービス) |
逆引きDNS |
小山 祐司(一般社団法人ネットワークインフォメーションセンター) |
キャッシュDNS |
図師 稔(NTTコム ソリューション&エンジニアリング株式会社) |
DNSSEC |
大本 貴(株式会社ブロードバンドタワー) |
Domain全般 |
宇井 隆晴(株式会社日本レジストリサービス) |
内容:
それぞれの項目に関連する、
この1年間の動向を報告します。
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14:30~15:00 |
2) Name Collisionに関する話題
講演者:
奥谷 泉(一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター) |
Kuo Wei Wu(The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers(ICANN)) |
内容:
新gTLDの導入に伴うName Collisionの問題と対応についてご紹介し、
議論を行います。
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15:00~16:30 |
3) オープンリゾルバーに関する話題
講演者:
ISP |
小野 雅弘(NEC BIGLOBE株式会社) |
ISP/Vendor |
山口 崇徳(株式会社インターネットイニシアティブ) |
Hosting |
井上 昌之(さくらインターネット株式会社) |
CPE Vendor |
広瀬 良太(ヤマハ株式会社 SN開発統括部 第1開発部 ネットワーク機器グループ マネージャー) |
内容:
2013年3月、国際組織The Spamhaus
Projectに対する攻撃を端に発する、
大規模かつ長期間にわたるDDoS攻撃が発生しました。
このDDoS攻撃にはDNSにおける不適切な設定がされたオープンリゾルバーが悪用されたと判明しています。
日本国内にも多く存在するオープンリゾルバーに対して攻撃の踏み台とならない・させないための対策について取り上げていきます。
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16:30~18:30 |
4) DNSの評価と計測の話
講演者:
ベンダー |
服部 成浩(SCSK株式会社 ITプロダクト&サービス事業本部 IPネットワーク部) |
ISP |
調整中 |
Web/Mail運用者 |
安高 元気(楽天株式会社・Japan DKIM Working Group) |
レジストリ |
阿波連 良尚(株式会社日本レジストリサービス) |
内容:
昨年のInternet Weekでも取り上げたように、近年、
さまざまなDNS実装が注目され、
DNSを安定して稼動させるための一つの手法としてダイバーシティを考慮したDNSの運用が広がりつつあります。
そういった中で実際に新たな実装を運用の中に投入していくためには、
十分な評価や計測が必要となります。
本セッションでは、
運用開始前に実施している評価手法や運用開始後に実施している計測手法などの事例や役立つツールについて紹介していきます。
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