S8 SDN時代を生き抜く為のグラフ理論とネットワークのアルゴリズム入門
本カンファレンスの紹介を、
News & Views vol.1140に掲載しています。
日時 |
2013年11月28日(木) 9:15~11:45 |
場所 |
6階 セミナールーム6
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参加料金 |
事前料金 5,000円、当日料金 7,000円 |
内容 |
OpenFlowの登場によりネットワークの論理トポロジーを自由に構成することが不可能ではなくなりましたが、
実際のところ実現できているという方は少ないのではないでしょうか。
このプログラムではOpenFlowコントローラを自作する際に役立つと思われるネットワークのアルゴリズム(例: 最小木問題、最短路問題、等)を、
実装例を交えながら説明します。
※ OpenFlowプロトコルの解説は一切行いませんのでご注意ください。
※ プログラム委員による、
「グラフ理論とは何か」についてのコラム(JPNC News & Views vol.1123)もご参照ください。
時間 |
内容 |
9:15~9:45 |
1) 導入
講演者:浅間 正和(有限会社銀座堂)
内容:
本プログラムの目的、および、
そもそもなぜ今「グラフ理論とネットワークのアルゴリズム」なのか、
その背景を説明します。
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9:45~10:35 |
2) グラフ理論とネットワークのアルゴリズムの基礎
講演者:伊波 源太(株式会社まほろば工房)
内容:
グラフ理論の基礎的な問題の中からOpenFlowコントローラを作成する際に特に役に立つと思われる、
「最小木問題」と「最短路問題」の二つの問題を取り上げ解説します。
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10:35~11:25 |
3) ネットワークフローとその代表的な問題
講演者:金子 紘也(日本電気株式会社)
内容:
容量制約を付与したグラフ、
およびその上を流れるフローを扱う分野を、
ネットワークフローと呼びます。
本パートでは、
その代表的な問題である最大流問題について解説し、
従来の自律分散型のプロトコルでは実現が難しい全体最適なフロー制御を行う例として、
多品種流問題の基礎について実際に応用例を示しながら解説を行います。
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11:25~11:45 |
4) まとめ
講演者:浅間 正和(有限会社銀座堂)
内容:
本プログラムで説明したことを振り返り、
より詳しく調べたい方という方のための参考情報等を紹介します。
また時間に余裕があれば、
今回取り上げなかった問題を簡単に紹介します。
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対象者 |
- OpenFlowコントローラの自作を目論む方
- STPやOSPFといったネットワーク・プロトコルの動作原理を深く知りたい方
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※時間割、内容、講演者等につきましては、
予告なく変更になる場合がございます。
あらかじめご了承ください。