目次
ハンズオン
Day1 2020年11月17日(火)
Day2 2020年11月18日(水)
Day3 2020年11月20日(金)
カンファレンス
Day4 2020年11月24日(火)
Day5 2020年11月25日(水)
Day6 2020年11月26日(木)
ハンズオン
Day1 2020年11月17日(火)
時間 | タイトル | ||||||
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12:50~13:00 | ご挨拶、諸注意 |
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13:00~18:00 |
H1 Ansibleサーバ/ネットワーク運用自動化ハンズオン~基礎から応用まで~講師中島 倫明(レッドハット株式会社) 齊藤 秀喜(レッドハット株式会社) 概要 近年、 クラウドをはじめとしてITインフラの分野では従来の構築や運用の方法が大きく変わりつつあります。 その中においてサーバはもちろんネットワークも例外ではなく、 さまざまなツールを活用した新しい自動化や効率化の手法が取り入れられています。 本プログラムでは自動化ツールの一つであるAnsibleを用いて、 サーバの設定・構築の自動化やシンプルなネットワーク環境を対象にした自動化のハンズオンを実施します。 本プログラムに参加いただくことでAnsibleの基礎的な概念を理解し、 サーバへのミドルウェアの導入や設定から簡単なネットワーク操作の自動化までを自身で実現できるようになります。 自動化のはじめの一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。 参加にあたりAnsibleの前提知識は必要ありませんが、 Linux環境での簡単なファイル操作(主にviエディタ)やSSHを使ったリモート環境への接続に関する知識が必要となります。 プログラム
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Day2 2020年11月18日(水)
時間 | タイトル | ||||||||||
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13:20~13:30 | ご挨拶、諸注意 |
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13:30~18:30 |
H2 Micro Hardening講師川口 洋(株式会社川口設計 代表取締役) 概要
Micro Hardeningは「衛る技術の価値を最大化することをめざす」プロジェクトであるHardening Projectから生まれたサブプロジェクトです。 4~6人1組のチームでクラウド上に構築したECサイトをさまざまな攻撃から守る競技で、 ゲーム感覚でサイバー攻撃の対応能力を磨くことを目的としています。 参加者には1チームにつき一つのECサイトが与えられます。 競技がスタートすると、 ECサイトで買い物をするクローラが動作を開始し、 その売上がチームの得点となります。 その裏ではECサイトに対し、 さまざまなサイバー攻撃が行われるため、 参加者は攻撃を防いでECサイトを安定稼働させ、 より多く得点を稼ぐことをめざします。 ECサイトをベースとした演習ですが、 ビジネスの継続的な稼働を目的とした演習です。 ECサイト運営者以外の方もぜひトライしてください。 競技時間は45分、それを3回実施します。 毎回同じタイミングで同じ攻撃がされますので、 攻撃パターンを観測しよりうまく防御できるように模索してみてください。 なおチームは運営側で決定しますが、 同じチームになりたい方がいれば、 お申し込み完了後にInternet Week 2020事務局 (iw-info@nic.ad.jp)までその旨ご連絡ください。 Micro Hardeningを通して体験してもらいたいことは以下の三つです。
Micro Hardeningプロジェクトのより詳しい説明や過去実施時の風景などは下記から御覧ください。 開催1週間前には参加者向け資料をSlackにて配布しますので、 事前に参照して予習することをお勧めします。 学びを深めるためにぜひ予習復習を。 プログラム
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Day3 2020年11月20日(金)
時間 | タイトル | ||||||||||||||
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09:50~10:00 | ご挨拶、諸注意 |
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10:00~16:00 |
H3 Elasticsearch+Kibanaによるセキュリティログ分析ハンズオン講師中島 章博(アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社) 桐谷 彰一(アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社) 中島 智広(アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社) 概要 脅威ハンティング、検知済みの脅威への対応、 フォレンジックなどのセキュリティ対応においてログ分析は重要な作業です。 これを助けるツールとしてSIEMと呼ばれる製品群が挙げられますが、 導入していても有効に活用できていない、 高価なため導入に踏み切れないケースがしばしば見られます。 本ハンズオンではオープンソースのRESTfull分散検索/分析エンジンであるElasticsearchを中心にセキュリティログ分析基盤を構築し、 セキュリティ対応とその構築を体験します。 本ハンズオンでは、 講師が用意した環境をハンズオン環境として利用しながら、 セキュリティログ分析に特化した内容を中心に説明、 体験します。 Elasticsearchそのものの導入(インストール)はハンズオンの対象外ですが、 参加者はGitHubで公開されているOpen Distro for Elasticsearchを利用することで同一の環境をオンプレミスを含むさまざまな環境で構築することが可能です。 プログラム
第一部 セキュリティログ分析 体験
第二部 セキュリティログ分析基盤の設計と構築
対象者
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カンファレンス
Day4 2020年11月24日(火)
時間 | タイトル |
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09:50~10:00 | ご挨拶、諸注意 |
10:00~10:45 |
C11 サイバー攻撃2020 - 昨今のサイバー攻撃動向とその問題 -講演者輿石 隆(一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター (JPCERT/CC) 早期警戒グループ) 概要
2020年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、 リモートワーク、リモート会議等々、 日本での働き方にいろいろな変化が起きつつあります。 そんな中でも、 日本組織を狙う攻撃は引き続き発生しており、 JPCERT/CCでもSSL-VPN製品の脆弱性の悪用や標的型のランサムウエアなど「わくわく」できないさまざまな事象を確認しております。 本セッションでは、JPCERT/CCが確認、 注意喚起等を発行した事例を紹介するとともに、 それらの事例に含まれる「わくわく」できない根本的な問題についてお話させていただきます。 本プログラムを JPNIC Blog で紹介しました。 |
11:00~11:45 |
C12 脅威インテリジェンスの活用方法講演者石川 朝久(東京海上ホールディングス株式会社 IT企画部 リスク管理グループ) 概要
限られているリソースをセキュリティ対策に効率的に使うため、 脅威インテリジェンス活用の必要性が高まっています。 本セッションでは、 脅威インテリジェンスの3分類 (Tactical、Operational、Strategic) に従い、それぞれレイヤでの活用方法を紹介し、 具体的な活用イメージを紹介したいと思います。 本プログラムを JPNIC Blog で紹介しました。 |
12:00~12:45 | 昼休み |
13:00~13:45 |
C13 妥協の境界防御から高精細のゼロトラストへ移る為に必須のアイデンティティ管理講演者
富士榮 尚寛(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社/OpenIDファウンデーションジャパン)
鈴木 研吾(株式会社LayerX) 工藤 達雄(株式会社Authlete) 兒玉 雄介(Customer Experience Team, Identity Division, Microsoft) 概要
昨今のテレワークという典型例にかかわらず、 迅速にサービスや仕組みを導入、展開するためには、 『アイデンティティ基盤』が重要です。 境界型防御はお手軽ですがやり方としては大雑把で、 正しく利用者に負担のない高精度なセキュリティを実現することは難しくなります。 多くの組織にアイデンティティ基盤があるとされていますが、 試練としての新型コロナ渦の洗礼を受けた中、 実際に望ましい形で機能していたでしょうか。 運用上の課題や懸念は生じなかったでしょうか。 今後の計画をあらためて検討するにあたって、 ゼロトラストのようなアプローチも含め、 2020年のセキュリティとアイデンティティ管理のあるべき姿とその事例を通じて、 今後活用可能にする為に必要なエッセンスを短期、 長期の目線で解説します。 本プログラムを JPNIC Blog で紹介しました。 |
14:00~14:45 |
C14 脆弱性情報とソフトウェア資産情報の管理の連携自動化について講演者寺田 真敏(東京電機大学) 概要
サイバー攻撃の高度化・巧妙化に伴い、 民間企業等の情報システムへの脅威が深刻化しています。 サイバー攻撃の被害を防ぐためには、 日々公開される脆弱性に対して迅速に対応することが求められ、 各組織で使用しているどのソフトウェアがどの脆弱性の影響を受けるかを判別することが重要です。 サイバー攻撃への迅速な対応を可能にする環境を実現するため、 脆弱性情報とソフトウェア資産情報の管理における運用上の課題と解決の方向性について説明します。 本プログラムを JPNIC Blog で紹介しました。 |
15:00~15:45 |
C15 リモートワークを支える社内セキュリティ基盤の作り方講演者水谷 正慶(クックパッド株式会社) 概要
コロナ渦によりリモートワークが急速に普及したことで、 セキュリティ対策の見直しが必要となった企業も多くあると思われます。 オフィスやオンプレミス環境を前提としたセキュリティ対策をそのままリモートワークに移行するのは、 ネットワーク・人・サービスなどの観点からさまざまな課題があります。 クックパッドでは以前からリモートワークを前提とした社内システムを構築しており、 サイバー攻撃に対処するためのセキュリティ基盤もこれに沿った形で設計・運用してきました。 本講演ではリモートワークを前提としたセキュリティ基盤を構築するにあたって設計・運用で必要となる考え方、 および実践方法をご紹介いたします。 本プログラムを JPNIC Blog で紹介しました。 |
16:00~16:45 |
C16 セキュリティ対応組織のこれからの形講演者武井 滋紀(日本セキュリティオペレーション事業者協議会(ISOG-J) / NTTテクノクロス株式会社) 概要
セキュリティの対応をする組織が今後どのような形で進むのか、 世界や日本のドキュメントから紐解きます。 CSIRTやSOCがあるから、だけではなく、 セキュリティも経営のリスクの一つと考えられるなかで、 どのような組織形態になっていくのか、 どのように継続して見直すのかを解説します。 対象者
本プログラムを JPNIC Blog で紹介しました。 本プログラムが Scan NetSecurity で紹介されました。 |
17:00~17:45 |
C17 サイバーセキュリティ人材の多様な活躍と、登録セキスペの実践事例講演者清土 桂一郎(一般社団法人情報処理安全確保支援士会) 大喜 康生(一般社団法人情報処理安全確保支援士会) 足立 昌聰(一般社団法人情報処理安全確保支援士会) 概要
情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)が活躍する幅が広がっています。 そこでサイバーセキュリティ経営ガイドラインを例に、 技術的だけではない組織のセキュリティ業務に求められる人材像と、 登録セキスペが組織で活躍している実践事例を紹介します。 対象者
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18:00~18:45 |
C18 これからのメールセキュリティ講演者櫻庭 秀次(JPAAWG / 株式会社インターネットイニシアティブ) 平野 善隆(JPAAWG / 株式会社クオリティア) 概要
いずれチャットに置き換わると言われ続けている電子メールですが、 今なおインターネットの基盤としてさまざまな局面で利用され続けています。 そのメールの基本的な構造に変化はありませんが、 現在でもさまざまな技術や仕様を取り込んで進化しています。 ここでは、 最新の送信ドメイン認証技術や暗号化の仕組みについて紹介します。 対象者
本プログラムを JPNIC Blog で紹介しました。 |
Day5 2020年11月25日(水)
時間 | タイトル | ||||||||||||
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09:50~10:00 | ご挨拶、諸注意 |
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10:00~10:45 |
C21 今そこにあるIPv6講演者西塚 要(NTTコミュニケーションズ株式会社) 概要
2020年におけるIPv6の対応状況・技術標準の整備状況を網羅的・具体的に紹介し、 IPv6が安心して利用できるようになっていることを紹介する。 (NW事業者(フレッツ・CATV・電力)・家庭内(HomeRouter・PC等)・コンテンツ側(GAFA等) 対象者
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11:00~11:45 |
C22 IPv6はじめの一歩講演者小川 晃通(フリーランス) 概要
これからIPv6を学ぶ人に向けて、 IPv6に関する概要や、IPv4との違い、 IPv4とIPv6のデュアルスタック環境に関してなど、 ポイントとなりそうな部分をご紹介いたします。 対象者
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12:00~12:45 |
L2 増大するインターネットトラフィックに対するバックボーンネットワークの取り組み(提供:NTTコミュニケーションズ株式会社) 概要
NTTコミュニケーションズが提供しているインターネットバックボーンネットワークにおいて、 新型コロナウィルスで変わったトラフィックトレンドとネットワークの大容量化・信頼性向上に向けた取り組みなどについてご紹介させていただきます。 講演者
対象者
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13:00~15:45 |
C23 リモートワーク時代の運用組織運営概要サービス運用やシステム運用において、 近年大きな潮流となっている業務のコード化(運用自動化)やAI技術の活用などの技術的な変革に加えて、 2020年はCOVID-19の影響による「リモートワーク(テレワーク)」への対応が急務となっています。 業務の進め方については、 既にリモート業務に習熟しており変わらずに業務を遂行できる運用組織と、 大きな変革を伴いながらリモート業務へと切り替えを図る運用組織に分かれている一方で、 運用現場で働く人の評価や育成などのピープルマネジマントをいかにフェイス トゥ フェイスからリモートコミュニケーションに切り替えるかという共通の悩みを抱えています。 本プログラムでは、リモートワーク時代の運用組織運営、 特にピープルマネジメントに焦点を当て、 現在見えてきている課題や取り組みの実践例をご紹介しながら、 今後あるべき運用組織運営について議論をします。
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16:00~16:45 |
C24 ドメインハイジャック時のインシデント対応と外部機関との連携の重要性について講演者喜屋武 慶大(コインチェック株式会社) 中井 尚子(JPCERT/CC) 概要
2020年6月に発生したコインチェック株式会社のドメインハイジャックについてインシデント時の当社の対応について、 ネームサーバ書き換え発覚までの経緯や外部機関と連携して不正なネームサーバをテイクダウンした話などインシデント時の裏話をご紹介します。 対象者
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17:00~17:45 |
C25 なんちゃってCSIRTを抜け出したい - SIM3による成熟度評価 -講演者杉浦 芳樹(NTTデータ先端技術株式会社 NTT-CERTメンバー / NCA チームトレーニング委員) 小村 誠一(NTTアドバンステクノロジ株式会社 / NCA SIM3実行委員、CSIRT評価モデル検討WG) 原子 拓(日本シーサート協議会(NCA) / 株式会社ラック) 概要
CSIRTを作って活動を始めたけど、 うまく機能しない時がある、社内で認知されない、 どう改善すればいいか悩んでいる、 というチームも多いと思います。 私達は、ヨーロッパで開発され世界中で使われている、 CSIRT成熟度モデルSIM3に着目し、 CSIRTの活動を安定して必要な活動を継続できるようにする改善法を検討しています。 今セッションではその活動の一部として、 CSIRTの課題やめざすべき状態にふれ、チームの状況把握、 強化法をSIM3を通じて行う方法を紹介します。 対象者
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18:00~18:45 |
C26 CSIRT24時、そのとき何が? Vol.3 - 最新インシデントハンドリング事例 -講演者
近藤 学(株式会社パロンゴ 代表取締役社長)
猪俣 敦夫(大阪大学) 茂岩 祐樹(株式会社ディー・エヌ・エー システム本部セキュリティ部 / NCA ログ分析WG主査) 守屋 英一(明治大学ビジネス情報倫理研究所 / NCA 事例分析WG主査) 原子 拓(日本シーサート協議会(NCA) / 株式会社ラック) 概要
コロナ渦により業務環境が変化しつつあり、 よりオンライン化が進んできていることで、 新たなインシデントが報告されています。 本セッションは最新のインシデントの紹介と、 最新のCSIRT活動事例(インシデントハンドリング)を共有します。 対象者
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19:00~20:30 |
B2 Abuse BoF主催団体クラウド・ホスティング事業者、 接続事業者のAbuse担当者有志 概要クラウド・ホスティング事業者、 接続事業者のAbuse担当者から、 インターネットを取り巻く脅威やインシデントの動向、 発信者情報開示請求への対応状況等について苦労している点や課題をお話しするとともに、 情報共有・意見交換をしたいと考えています。 |
Day6 2020年11月26日(木)
時間 | タイトル | ||||||||||||||||||||||||||
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09:50~10:00 | ご挨拶、諸注意 |
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10:00~10:45 |
C31 社会変容とインターネット ~100年に一度の大禍とデジタル社会の初めての遭遇講演者
オードリー・タン (中華民国行政院政務委員)
楠 正憲 (Japan Digital Design株式会社) 概要
インターネットを人類が社会の一部として享受してから、 初めて遭遇する「100年に1度の大禍と呼ばれるCOVID-19」、 これに際してさまざまな領域の人々が、 インターネットというテクノロジーを使って何を考え、 何を行い、何をこの先に見たか。 先端に居たキーパーソンによる、 この時代なりの『インターネットと社会変容』について熱い対談を行っていただきます。
これらを通じてデジタル社会の将来を浮かび上がらせることを試みます。 わくわくする未来があることを願って。 本プログラムを JPNIC Blog で紹介しました。 |
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11:00~11:45 |
C32 個人の自由とインターネット社会 ~プラットフォーマーや国家と個人の自由や可能性講演者
森 亮二(英知法律事務所)
小林 茉利子(株式会社メルカリ) 香月 啓佑(一般社団法人インターネットユーザー協会) 後藤 ひろゆき(ISOC日本支部) 概要
Internetの自由とはなんなのか、というのは日々、毎年、 危機感を増していく話題です。 例えば、 おそらく我々は他国に比べてさまざまな意味で非常に恵まれた環境にいます。 監視 vs.自由……という単純な図式では語れなくなりつつある現状について、 また、そもそもみんなのいうインターネットって何でしょう? 結構、The Internetの自由とは違うかもしれません。 例えば、 IGFに興味ある人ってどのぐらいいるのでしょうか? そして、非常にホットな話題となりつつある、 国家やプラットフォーマーとコントロールの関係。 マルチステークホルダー/マルチラテラル、 囲い込み/オープン、プライバシーとデータポータビリティ、 自己情報コントロール権の難しさ、 etc... インターネットとテクノロジーが寄与できるものはなにか、 何があるとより良いのか? を、IETFやW3C、IGF、ISOCなど、国内外の動向を踏まえて、 技術と社会の関係を熱く議論します。 対象者
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12:00~12:45 |
L3 マネージドサービス時代のDNSの運用管理について考える
(提供:株式会社日本レジストリサービス)
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森下 泰宏(株式会社日本レジストリサービス 技術広報担当) | |
1988年 | 独立系SIerに就職後、JUNETゲートウェイの管理運用、社内ネットワークの構築・運用に従事。 |
1990年~ | WIDEメンバーとして、日本のインターネット構築に当初から参画。 |
1993年 ~ 1997年 | 東京理科大学情報処理センターにて、キャンパスネットワークの構築、教育用システムの構築・運用に従事。 |
1998年 ~ 2001年 | JPNICにて、JP DNS・レジストリシステムの構築・運用業務に従事。 |
2001年 ~ 2006年 | JPRS設立に伴い転籍。DNSおよび関連技術の調査・研究、IETFでの標準化活動に従事。 |
2007年~ | JPRS技術広報担当として、ドメイン名・DNS・サーバ証明書に関するプロモーション活動全般を担当。 |
小障子 尚太朗(株式会社日本レジストリサービス システム部) | |
2016年 ~ 2018年 | 東京都立産業技術専門学校在学中に、情報セキュリティ技術者育成プログラムのNOCチームの一員として、学内・学外のイベントネットワークの構築・運用に参加。 |
2019年~ | JPRS入社。システム部にて、JP DNSとJPRSネットワークの構築・運用業務に従事。ネットワークインフラに関する技術に強い興味を持つ。 |
- インターネット技術者、 特に実際にDNSを運用されている方歓迎
C33 DNS DAY
概要プログラム前半では、 DNSおよびDoT/DoHの入門となる解説を行います。 プログラム後半では、 最新のDNS運用状況や関連動向についての情報を共有するとともに、 DNS運用管理について意見交換を行います。 最後に、 IETFで標準化が継続されているDNSプロトコルの状況を紹介します。
DNS入門 | |
13:00 ~ 13:45 |
DNS入門基本編
講演者 池田 和樹(株式会社日本レジストリサービス) 概要
DNSDAYを聴講するための最低限のDNSの基本をお話します。 |
13:55 ~ 14:30 |
DoT/DoHに関する入門と動向編
講演者 山口 崇徳(株式会社インターネットイニシアティブ) 概要
DoH/DoTに関する動向を最近のプライバシーのお話とともに解説します。 |
DNS Update | |
15:00 ~ 15:05 | プログラム、講演者紹介 |
15:05 ~ 15:15 |
Root DNS
講演者 加藤 朗 |
15:15 ~ 15:25 |
JP DNS
講演者 池田 和樹(株式会社日本レジストリサービス) |
15:25 ~ 15:35 |
新gTLD DNS運用状況
講演者 永井 祐弥(GMOインターネット株式会社) |
15:35 ~ 15:40 |
逆引きDNS
講演者 小山 祐司(一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター) |
16:00 ~ 16:15 |
ドメイン名全般
講演者 高松 百合(株式会社日本レジストリサービス) |
16:15 ~ 16:40 |
ドメイン名の事故例と悪性サイトでの状況
講演者 石田 慶樹(日本DNSオペレーターズグループ(DNSOPS.JP)) 岡田 雅之(長崎県立大学情報システム学部) 概要
ドメイン名のライフサイクルに伴うドロップキャッチによるサイトの事故例や、 フィッシングなどの悪性サイトへ使われるドメイン名の最新の傾向などをお話しします。 |
DNS 標準化動向 | |
17:00 ~ 17:40 |
DNSプロトコルの進化
講演者 藤原 和典(株式会社日本レジストリサービス) |
- DNSに興味がある人
B3 日本DNSオペレーターズグループ BoF
主催団体日本DNSオペレーターズグループ (https://dnsops.jp/)
概要DNSOPS.JPは、DNSのオペレーションに関し、 参加者間の情報交換、共有、議論の場の提供、 円滑な運用のための情報公開、 および国内外における関係各組織との連携等を目的とするコミュニティとして設立されました。 本BoFは、 DNSオペレーターが日ごろ困っていることや運用ノウハウの共有などについて議論を行える場として開催します。
Day7 2020年11月27日(金)
時間 | タイトル | ||||||
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09:50~10:00 | ご挨拶、諸注意 |
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10:00~10:45 |
C41 日本のけしからん組織の人材がシン・テレワークシステムやSoftEther VPNのようなおもしろICT技術を作る例が増えると各社で自然発生する正常な現象について講演者登 大遊(東日本電信電話株式会社 / 独立行政法人情報処理推進機構) 概要
独立行政法人や電話会社というものは、日本社会の中で、 特にけしからん組織です。 けしからん組織では、イノベーションは阻害され、 何を作るにも大変時間がかかるものです。ところが、 驚くべきことに、IPAとNTT東日本は、 コロナ対策として「シン・テレワークシステム」を自らプログラミングし、 2週間で構築し、7万人に利用されました。 その基になったSoftEther VPNもIPA製です。 これから日本のICT能力が先進国に追い付くにあたっては、 このように、 低レイヤのICTプラットフォーム技術を自ら開発できる組織や人材が増えていきます。 その過程では、必ず、 試行錯誤が許容された自律的なコンピュータとネットワーク環境が各組織に自然発生することになります。 この力強い動きは、過去の日本企業に散見された、 単なる社内ICTユーザー用セキュリティやポリシーを、 折角雇用した高度なICT技術を率先して作ることができる潜在的人材にも誤って混同適用してしまい、 人材育成の余地を阻害し、 その誤りに長期間気づけずに組織に対する利益相反を招いてしまっていた状況が次第に解消されることで、 さらに前向きに加速していくのです。 対象者
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11:00~11:45 |
C42 テレワークマネジメント~管理者として向き合う業務設計・ツール編~講演者外山 隆司(COnference Network BUilders(CONBU)) 概要
新型コロナ感染症の影響で、 さまざまな企業が急激な働き方改革に迫られています。 中でもテレワークを取り入れた働き方は、 社員のITリテラシを高く要求する面があり、 さまざまな問題が出てきています。 また急遽テレワークを導入するに当たり、 一見社内ITシステムで対応しきれない状況なども散見されており、 利用者・管理者の両面において職場で問題となることも少なくないのではないでしょうか。 本セッションでは、 実際にテレワークを職場に導入した際に得られた知見を生の声としてお届けすることで、 今後テレワークを推進しなければならない社会情勢下において、 特に職場の業務を設計する管理者の目線における考え方の一助となるような情報を提供できれば、 と考えております。 【特別企画】本セッションへ参加希望の方に、任意の事前アンケートをご案内しております。
<アンケートURL> https://forms.gle/PBBswRC96DgtcSZ5A
プログラムの中で回答内容を取り上げながら、より有益な情報をご提供したく、よろしければご協力・ご回答お願いいたします! 対象者
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12:00~12:45 | 昼休み | ||||||
13:00~13:45 |
C43 初のオンライン開催を支える!IW2020動画配信の裏側概要
企業などの活動において近年Owned Mediaに対する取り組みが注目されています。 今年は特に、三密を避けるため、 直接会うことができない営業の現場でのOwned Mediaの利活用に関する取り組みが注目されています。 本セッションでは、IW2020の映像配信を具体的な題材とし、 映像配信ネットワークや映像配信の仕組みについて解説し、 「急にウェビナーをやってくれ」と言われたときにも困らない知識体系を整理し持ち帰っていただきます。
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14:00~14:45 |
C44 在宅勤務とおうちWi-Fi講演者熊谷 暁 外山 隆司(COnference Network BUilders(CONBU)) 概要
テレワークの急激な普及に伴い、 自宅から仕事をする方が急激に増えています。 安定したテレワークの実現には、 安定した自宅ネットワークが重要です。 実際にテレワークを開始すると、 家族がタブレット端末で動画を視聴し始めると遠隔会議の音声が乱れる、 自室でWi-Fiがうまくつながらない、 などと言った各家庭環境に起因するさまざまなWi-Fiトラブルが散見され始めました。 本セッションでは、 宅内環境におけるWi-Fi運用に焦点を当て、 Wi-Fiの歴史や電波特性から、 実際のトラブルへの対処方法までをまとめて持ち帰っていただきます。 【特別企画】本セッションへ参加希望の方に、任意の事前アンケートをご案内しております。
<アンケートURL> https://forms.gle/fDg2xu7Pik8RsUHW9
対象者
プログラムの中で回答内容を取り上げながら、より有益な情報をご提供したく、よろしければご協力・ご回答お願いいたします!
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15:00~15:45 |
C45 知って楽しむルーティングセキュリティ概要
インターネットは現代社会にとってなくてはならない存在になっています。 複雑化していくインターネットを安定的に誰もが使えるようにするために、 日夜誰かが支えています。 本セッションは、 そんなインターネットの舞台裏の最新動向をお伝えいたします。 インターネットがどのように運用されているのか、 今どのような問題が起こっているのか、 どのような脅威に脅かされているのか、 将来どうなっていくのかを知ることで、 インターネットをより楽しめるエッセンスを持ち帰りいただきます。
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16:00~18:30 |
C46 IP Meeting 2020~わくわく大作戦~概要IP Meetingは、Internet Weekを総括する、 メインプログラムです。 Internet Weekに参加いただいた誰にとっても今後の示唆となるよう、 その年のネットワークの状況を総括し、最新動向を伝え、 今後に向けた議論を行う会合として機能してきました。 前半は「2020年のインターネット動向を振り返る」と題し、 技術的・社会的側面の両面から、 今年のインターネット動向を振り返ります。 後半には、 今年のIWのテーマ「わくわく大作戦」というコンセプトのもと、 今後の示唆になるパネルディスカッションなどを用意しています。 このようにIP Meetingは、「現在」について把握し、 「今後」について考え共通理解を作ることで、 あらためてインターネットをとらえなおす機会とします。 ※IP Meetingは、 Internet Weekの母体とも言うべき会議で、 JEPG/IP (Japanese Engineering & Planning Group/IP)によって1990年に第1回が開催されて以来毎年開催され、 今回は29年目を迎えます。
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