日時 | 2022年11月30日 14:30~18:30 |
---|---|
概要 |
IP Meetingは、Internet Weekを総括する、メインプログラムです。 Internet Weekの母体とも言うべきものでJEPG/IP (Japanese Engineering & Planning Group/IP)によって1990年に第1回が開催されて以来毎年開催されており、 今回は33回目になります。 Internet Weekに参加いただいた誰にとっても今後の示唆となるよう、 その年のネットワークの状況を総括し、最新動向を伝え、 今後に向けた議論を行う会合として機能してきました。 今年のIP Meetingは、 Internet Weekのテーマである「~インターネットの羅針盤 - 針路を未来に取れ~」を体現すべく、 次の4部構成でお送りします。 第1部 インターネット運用動向202214:30 ~15:20
講演者
2022年のルーティング、トポロジー、トラフィック、 DNS、セキュリティ等の運用の動向を総括し、 これからの運用の方向性を提示します。 第2部 IGF2023を睨み、情報社会のいろんなことを語ろう15:30 ~ 16:45
講演者
江崎 浩(JPNIC理事長)
インターネットガバナンスフォーラム(IGF)が2023年に日本で開催されます。 IGFはインターネットに関する課題を、 あらゆるステークホルダーの間で議論する対話の場として設けられ、 毎年3000人に上る参加者が、インターネットをキーワードに、 環境問題から人権まで、実にさまざまなテーマで対話を繰り広げています。 IGFはいわば(インターネットを前提とした)社会問題全般を議論するフォーラムとなりつつあり、 2022年には国際紛争とインターネットの関係も大いに議論されました。 このような状況の中、グローバルIGFの重要性、国内IGFの重要性を踏まえながら、 今後の展開をパネルと参加者で考えたいと考えています。 第3部 2030年目標への羅針盤17:00 ~ 18:15
講演者
江崎 浩(JPNIC理事長)
いわゆる「2030年目標」が私達インターネット業界でも注視されるようになってきました。 これは、2021年10月に閣議決定されたもので、 日本では2030年には温室効果ガス排出量を2013年比で46%削減、 2050年に完全なカーボンニュートラルを実現することを目標に定めています。 私達インターネット業界も例外なくこの目標に応える必要があります。 さらに、昨今の電力価格の高騰に対応するため、 ビジネスの視点からも省電力の要請が高まっています。 私達インターネット技術者にとって切実な点は、 設備投資や技術選択に影響する点です。 この目標はサプライチェーン全体や製品ライフサイクルに及ぶため、 新規設備はもちろん、既存設備の見直しも必要となります。 そして、 設備のライフサイクルをふまえると2030年はけっして遠い先の話ではありません。 逆算して直近の投資計画に盛り込む必要があります。 本プログラムでは、インターネット技術者が短期、中期で取り組むべき勘所、 羅針盤を探るべく、先んじて取り組まれている事業者の事例や動向、 知見を共有し、統括します。 第4部 2023年に向けて(クロージング)18:15 ~ 18:30 |
対象者 |
|
※時間割、内容、講演者等につきましては、 予告なく変更になる場合がございます。 あらかじめご了承ください。