障害者のコンピュータやインターネットの利用の現状を理解し、
利用環境の改善と利用促進に向けて必要な事項などについての意見交換などを含めたパネルディスカッションを行った。
パネリストには、
視覚・聴覚および肢体障害者のコンピュータ利用の現状についてよく知る方および、
Webコンテンツの作成をしている方をお願いし、
それぞれの立場から意見を述べていただいた。
特に各障害毎の現状については、
実際に障害を持つユーザまたは彼らをサポートする人から紹介していただくことができた。
さらに、今後取り組んでいくべき課題についての意見交換なども行
われた。
これまで、
障害者のコンピュータ利用の具体的な方法について知らなかったという人から、
ある程度アクセシビリティの問題に対する興味はあるものの現状について正しく認識したいという人まで、
この問題に興味を持つ多くの人にとって有意義な内容であった。
また、発足からおよそ1年となるNAPにとっても、
今後の活動に結びつけることのできる内容であった。
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