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議長:三輪(BUGTRAQ-JPモデレータ)
ログ:糸井
参加人数:30人程度
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セキュリティホールに対する各ベンダーの対応
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米Microsoft(1)
7/26 報告
8/16 パッチリリース
#対応は早いが日本の窓口はない
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米Microsoft(2)
10/30 報告
12/07 パッチ完成
#OSのマルチユーザ対応が未熟
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米Netscape
8/31 報告
10/13 パッチリリース
#受付の窓口対応は早いが、技術の対応は遅い。
#報告者に対してパッチリリースの報告なし。
#ユーザに対してもアナウンスしないなど道義的に問題あり。
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True North Software
12/2 報告
12/9 数週間かかるので発表しないでほしいとの連絡
#まだ未公開だが、他の人から公開されるのは時間の問題か。
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セキュリティホールはなぜなくならないか?
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サーバ製品をインストールして探すと出てくる
->メーカはテストをしているのか?
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バッファーオーバーフロー対策が出来ていない
->strcpyを使う
->Lengthチェックをしない
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デフォルト値が悪い
->セキュアな設定に対して興味が薄い
->デフォルトパスワードが空白など
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侵入検知システムに侵入される
->製品としてのレベルが低い
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製品を選ぶ基準がセキュリティではなく値段
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日本でのセキュリティホールの現状
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日本のメーカは米メーカと違って対応に慣れていない
->対外的なイメージばかり気にする
->報告することでメーカにかかる圧力が少ない
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セキュリティホールを報告しづらい
->報告することで本人が攻撃を受ける
->訴えた人の方が損をする
->訴訟を起こしても企業が勝つ
->発見しても報告しない人は多いかも
->Anonymousで投稿できないか?
->はがきで報告すれば、ログが残らなくていい!?
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セキュリティに対する意識が低い
->企業において正しく予算が配分されていない
->新聞やニュースで取り上げられないと、真剣に取り組まない
->身を守る為に身につけた知識に対して批判される
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セキュリティホールを探す人が少ない
->米では元ハッカーが設立した会社が多くバグを見つけることが宣伝効果に
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システム管理者が忙しい
->米では待遇がよいが日本では重要な仕事である認識が低い
->他の業務と兼業でやっている人も多い
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不正アクセスの被害者はJPCERTになぜ届けないか
->企業としてのたてまえから報告しない
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不正アクセス防止法案によってどうなったか?
->ISP、システム管理者の責任・仕事が増えた
->犯人を捕まえるには現行犯しかない
->本気で不正アクセスする人は、捕まらない
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常時接続の普及
->日本でも常時接続の敷居が低くなってきた
->国産ルータは大丈夫か? #案外大丈夫という声も
->CATVインターネットでのセキュリティレベルの低さ
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日本を不正アクセスから守るには?
->政府がまとめてサーバ管理する
->日本のバックボーンをフィルタリング
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BUGTRAQについて
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anonymousで投稿できないか
->モデレータに知らせ、anonymousで投稿してもらう
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BUGTRAQを一般に啓蒙することは?
->セキュリティの意識を高めるのによい
->日経の「私の履歴書」に三輪さんが登場すればよい
->あまり意味がない(設定する人さえ知っていればよい)
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米BUGTRAQ
->情報が氾濫しすぎ
->情報を検証しないでDBにのせている
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議長:坂井(SecurityFocus News Letter 翻訳者)
ログ:坂井
参加人数:30人程度
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議題:
- DEFCON7 レポート
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フリーディスカッション
- なぜBUGTRAQ本家のように発言がないのか
- Exploitコードはなぜ日本産が少ないのか?
1) DEFCON7 レポート
- 1992年から開催
- もとは好き物が集まる集会
- 今年で7回目
- http://www.defcon.org/ から最新情報が入手可能
- ネクタイを締めたような人はいないが、自称ハッカー、政府関係者、技術者など様々な種類の人間が集まっていた
- 割と大きなホテルを借りきって会場にしていた
- 会場にはネットワークも来ていた
- BackOrifice 2000の発表があったため、CNN等のメディアが取材に来ていた
- メディア向けのプレスセンターも準備されていた
- こっそりメディア関係者の振りをして忍び込んだ
- BOFは質問が活発
- 参加者は若者が多い
- 突発的に開かれるセッションもあった
- 坂井の感想では、あやしい人/ふつーの人/固そうな人の比率が1/3づつぐらい
- BO2K の作者の一人 Count0 にインタビュー。彼曰く、「BO2K はホビー」(これに坂井は「椅子を投げつけてやろうかと内心思った」)
- 最初の DEFCON は細々としていた
DEFCON主催者の弁によると「公安が踏みこんでくるのでは」という危惧があった。
フリーディスカッション
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Exploitコードはなぜ日本産が少ないのか?
- Expolitに対する意識が日本では古いのでは?
- どうやったら意識を高められるか?
- 良いExploitを書くためには良いソースをみることが大切
- しかし他人にわからせるのは難しい
- ドキュメントが英語なのが問題ではないか
- 新しいものを扱うには英語は避けられないだろう
- 問題のあるアプリケーションがなぜそのまま流通するのか?
- ダメだししてそのまま、という例も多い
- 英語版では修正されたものが日本語版ではfixされないことがあったりする
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なぜBUGTRAQ本家のように発言がないのか
- 情報の集りが偏っているのではないか
- どんな情報が流通するのが良いか?
- 本家にあるような、セキュリティのありかた的なものの議論なども良い
- セキュリティチェッカの一覧のような情報の公開は危険?
- すでに広く知られているものをまとめただけだから、むしろ公開すべきでは
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Security Focus翻訳に関して
- 日本ではつかわれていないようなソフトの翻訳は必要か?
- 知らないところで使われているような状況もあるので、できるかぎり翻訳するように今は心がけている/li>
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