約30分
約1時間25分
DNSに対するサイバー攻撃にはDNSそのものを狙うもの、 DNSが管理するデータを狙うもの、 DNSを他者への攻撃の踏み台に使うものなど、 さまざまなものがあります。 そうしたサイバー攻撃に適切に対応するためには、 それらの攻撃の内容と影響を正しく理解し、 効果的な対策を導入・実施する必要があります。
この動画では、 DNSに対するサイバー攻撃とその対策について解説します。 前半の「理論編」では、 対象と手法・効果に注目する形で攻撃と対策を分類し、 DNSの構成要素ごとの影響範囲と、 DNSの特性が攻撃に及ぼす影響を整理します。
後半の「実践編」では、 DNSに対する代表的な攻撃手法とこれまでに実施された対策の概要について、 理論編で解説した分類と影響を踏まえた形で解説します。
森下 泰宏(株式会社日本レジストリサービス(JPRS) 技術広報担当・技術研修センター)
00:00 | オープニング |
00:27 | はじめに |
05:00 | 1. DNSに対する攻撃とその対策の分類 |
17:53 | 2. DNSの構成要素と攻撃の影響範囲の関係 |
24:50 | 3. DNSの特性が攻撃に及ぼす影響 |
31:25 | 理論編のまとめ |
00:00 | オープニング |
00:13 | はじめに |
01:50 | 4. 代表的な攻撃手法とその概要 |
03:16 | DDoS攻撃 |
04:48 | DNSリフレクター攻撃 |
11:13 | ランダムサブドメイン攻撃 |
20:04 | BINDの脆弱性を突いたDoS攻撃 |
22:33 | キャッシュポイズニング |
29:24 | 登録情報の不正書き換えによるドメイン名ハイジャック |
35:48 | サブドメインテイクオーバー |
41:44 | 5. 代表的な対策とその概要 |
44:21 | IP Anycast |
47:58 | アクセスコントロール |
49:12 | DNS RRL (Response Rate Limiting) |
51:47 | 送信元検証(BCP 38・BCP 84) |
54:05 | IP53B (Inbound Port 53 Blocking) |
57:57 | ソフトウェアを最新版に保つ |
1:02:15 | DNSソフトウェアにおける多様性の確保 |
1:03:29 | ソースポートランダマイゼーション |
1:05:48 | DNSクッキー |
1:07:46 | DNSSEC |
1:11:15 | 不正書き換えの防止 |
1:15:26 | 不正書き換えの検知 |
1:17:46 | サービス利用者における対策 |
1:19:43 | サービス提供者における対策 |
1:23:19 | おわりに |
DNS (Domain Name System)はインターネットで名前解決サービスを提供する、 重要な基盤技術の一つです。 DNSは役割が異なる複数の登場人物(構成要素)が互いに連携し合って動いているため、 それらの役割・仕組み・動作を正しく理解することが、DNSの正しい理解につながります。
この動画では、DNSの役割・構成要素・分散管理の仕組み・名前解決の動作について、 平易な表現でわかりやすく解説しています。 各パートは15分から20分程度のコンパクトな構成となっており、 パート単位で視聴することで、効率よく学びを進めることができます。
インターネットではセキュリティの強化と共にプライバシーの保護が図られており、 DNSの基本動作にも影響を及ぼしています。 この動画では、利用者のプライバシーを保護するためにDNSに導入された技術と、 それによる名前解決の動作の変化についても、簡単に解説しています。
森下 泰宏(株式会社日本レジストリサービス(JPRS) 技術広報担当・技術研修センター)
00:00 | オープニング |
00:10 | DNSの役割 |
09:40 | DNSの構成要素と分散管理の仕組み |
22:00 | DNSの名前解決と具体的な動作 |
44:10 | プライバシー上の懸念点と名前解決の動作の変化 |
約1時間(約15分×4パート)
インターネットに関わるベーシックな内容を、 いつでもどこでも誰でも、 気軽に見られるようビデオで学習できる形式にまとめました。 普段の学習およびInternet Week参加にあたっての予習としてもお使いください。
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インターネットに関する技術の研究・開発、 構築・運用・サービスに関わる人々が一堂に会し、 主にインターネットの基盤技術の基礎知識や最新動向を学び、議論し、 理解と交流を深めるためのイベントです。
また、「Internet Week」で得られたものを、 ご自分のフィールドで役立てていただくことにより、 インターネットの普及・促進・発展に貢献する(繋げる)ことを目的としています。