プログラム

2020年7月9日(木)

13:20 ~ 13:30

開会の挨拶

配信システムの使い方について
13:30 ~ 15:00

ネットワーク運用チュートリアル

インターネットのお仕事に就いたはいいけれど、 実はインターネットがどうやってつながっているかって分からないんだよね、 というそこのあなた。 インターネットに直接係わることはあまりないけれど、 仕事の都合でできればインターネットについて広範に学ぶ機会が欲しかったそこのあなた。 そんな「インターネットの基礎を学びたい」という皆様に『プロトコル』『物理』『コミュニティ』の三つの観点から、 インターネットのつながる仕組みをご紹介します。

インターネットはプロトコルでつながっている

講演者
写真:高木 高木 萌(株式会社 KADOKAWA Connected)

資料1-1(981KB)

普段利用しているインターネットはさまざまなプロトコルの組み合わせでつながっています。 このセッションではその内部を追い、 プロトコルがどのような用途で使われているのかを学び、 ネットワークの基礎を習得します。

インターネットは物理でつながっている

講演者
写真:坂本 坂本 智広(デラオ家プロジェクト合同会社)

資料1-2(2.36MB)

ネットワークエンジニアには、 ファシリティなど物理の情報も非常に重要です。 ケーブルの種類が違うと永遠に接続ができませんし、 機器の故障の原因にもなります。 このセッションではデータセンタや、ケーブルの種類、 機器から実際のケーブリングなどを学びます。

インターネットはコミュニティでつながっている

講演者
写真:熊本 熊本 豊(ミテネインターネット株式会社)

資料1-3(2.28MB)

インターネットのネットは「網」を意味します。 各事業者とヒトが網のようにつながって安定したインターネット接続が提供されています。 このセッションでは事業者とヒトがつながる事によりどういったメリットがあるのか、 どのようにすると深く付き合えるのかをお伝えします。

対象者
  • ネットワーク業界に入って日の浅い方
  • ネットワーク業界以外の方
  • ネットワークについて広範的に知る機会が欲しいと思っている方
15:30 ~ 17:00

サービスプロバイダバックボーン設計入門

サービスプロバイダごとに、 ネットワークの設計・運用方法は変わってきます。 今回はさまざまな視点からネットワーク設計を知ることにより、 自NWをASとして俯瞰できる視点の獲得をめざします。 IW2019でお伝えした網内設計から対外接続までの内容を、 ショーケースでは90分にシェイプアップしてお届けします。

CATVにおけるネットワーク設計

講演者
写真:鵜野 鵜野 直樹(株式会社帯広シティーケーブル)

資料1-4(1.17MB)

Staticや冗長技術を使った、 CATVネットワークによく利用される事項を学習します。

ISPにおける経路設計(IGP・BGP)

講演者
写真:宮坂 宮坂 拓也(株式会社KDDI総合研究所)

資料1-5(2.18MB)

本セッションでは、 ISPにおける代表的な経路設計手法を紹介します。 特に、IGP・BGPそれぞれのルーティングデザインについて共有いたします。

Introduction to Internet Peering

講演者 生野 勇貴(BBIX株式会社)

資料1-6(2.33MB)

Peeringの歴史の紐解きつつ、現在のPeeringのトレンド、 それに伴うInterConnectの選択および設計を学びます。

2020年7月10日(金)

13:20~13:30

配信システムの使い方

13:30 ~ 15:00

ゼロトラストネットワークの現在と実装

講演者
写真: 斉藤 慎二(株式会社クラウドネイティブ)
写真: 鈴木 研吾(株式会社LayerX)

資料2-1(10.3MB)

物売りの常套句として使われ始めているゼロトラストというバズワード。 本セッションでは正確なゼロトラストの定義を解説し、 概念の生い立ちから現在に至るまでの経緯、 先駆者達が研究を重ねた現実解を、 O'Reilly出版のゼロトラストネットワーク、 先頃公開されたNIST Draft SP800-207、 Google社のBeyondCorpなどをリファレンスとし、 国内企業が現在取り組むゼロトラストへアプローチ方法などの具体的事例とともに、 従来の企業ネットワークが認証技術によって受けられるセキュリティの恩恵を最大化するための、 ネットワークインフラストラクチャの基本原則について解説します。

対象者
  • インフラエンジニア
  • クラウドエンジニア
  • 情報セキュリティ担当者
  • 情報システム担当者
15:30 ~ 17:00

エンジニアリング組織の基礎理論と実践

エンジニアにとって働きやすい組織とは、 どのような組織でしょうか。 例えば、現状の組織に対して、 声を大にして意見や不満を口にする人は多くはありません。 また、当たり前になり過ぎていて良いところを忘れてしまうということもあります。 では、組織を作る側・マネジメントする側として、 どのようなことを踏まえて組織作り・組織運営に奔走するとよいのでしょうか。 課題に対して解決策を提示しているような書籍を読むというのも良いのですが、 場当たり的になってしまう場合がほとんどです。 それでは、組織で目的を達成するために、 エンジニアとはどういう特徴があるのか、 その特徴を踏まえた上でどのような組織をつくりどのように組織運営をしていくとよいのでしょうか。 本セッションでは、自社について、 どうしていくべきか考える機会となるような、 経営学で学ぶような基礎的な理論をご紹介しながら、 エンジニア組織における行動モデルを論じます。

エンジニアリング組織の基礎知識

講演者
写真:高村 高村 成道(株式会社ハートビーツ MSP事業部 取締役 VP of Engineering)

資料2-2(16.3MB)

インターネットが人々の生活に不可欠なものとなり、 そのシステムを支える人や組織のマネジメントの重要性は日に日に高まっています。 エンジニアリング組織のマネジメントを任されたはいいものの「どこから手を付けていいのかわからない」「どのマネジメント知識をつけるべきなのか」と悩んでいるマネージャーは多いのではないでしょうか。

本セッションでは、まずはじめに企業活動全体を俯瞰しながら、 経営と組織マネジメントの関係性について理解を深めます。 その上で、 組織マネジメントを行う際に重要となる基礎的な理論に触れながら、 事業環境・戦略に応じてどのように組織を構築していくのか、 エンジニアリング組織での事例を踏まえてご紹介いたします。

エンジニアリング/運用組織の行動モデル

講演者
写真:波田野 波田野 裕一(運用設計ラボ合同会社)

資料2-3(2.29MB)

技術の進化やビジネス環境の変化が激しい現在においては、 能動的に変化への対応をしながら自律的に学習し成長し続けることができる運用組織が求められています。 しかし実際には、「うちのエンジニアは指示待ちで自分からは動かない。」「うちのエンジニアは勉強しないのでスキルが低い。」などの声が聞こえてくるのが現実です。

本セッションでは、 運用組織におけるエンジニアのスキルや行動に影響を与える要素を整理し、 運用組織にとって望ましい「行動モデル」を実現するために必要な考え方について解説します。

対象者
  • エンジニア組織に興味があり、自社の参考にされたい方 エンジニア組織を作り、運営していく立場の方
17:00 ~ 17:30

ライトニングトーク

JANOGハッカソンへのいざない
大塚悠平(NTTPCコミュニケーションズ)
橋口 直弘(株式会社IDCフロンティア)

閉会の挨拶

※時間割、内容、講演者等につきましては、 予告なく変更になる場合がございます。 あらかじめご了承ください。