IPv4アドレス在庫枯渇Q&A海外編
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日本以外でもこの問題への対応が進んでいるのでしょうか?
はい、 ICANNや ISOC など国際的なインターネット関連団体を初め、 各RIR においても対応に関する声明が出されています。 台湾、韓国などとは対応に向けた連携、情報交換を進めております。
米国には昔割り当てたたくさんのIPv4アドレスがあるので、特にIPv4アドレスの枯渇について対応策を取る必要がないと思います。米国が対応しないのに日本や他の国だけ対応する必要性はあるのですか?
新たに割り振られるIPv4アドレスの在庫がなくなることは、 米国も含めて世界共通に起こりえる事象ですので、 米国においても対応に関する検討が行われております。
ICANNやRIRが責任持ってこの問題に対処すべきであり、具体的な対応策を示す必要があると思うのですが?
ICANNやRIRは、
IPアドレスを初めとするインターネットの論理資源の管理を行う団体としてこの問題に積極的に取り組んでいますが、
有限の番号空間がなくなること自体に、
何らかの責任を取りうる立場にはありません。
具体的な対応策の検討に関しても、
事業運営を通じてネットワーク技術に通じていること、
それぞれのネットワークで取り得る対応策も個々に異なることから、
各ネットワークやそれを管理する組織が具体的な対応策を検討し、
実施する必要があると考えます。