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一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

NETmundial Initiative運営規約の策定に向けての意見募集(期限:2月16日)
および調整評議会メンバーに前村昌紀選任のお知らせ

NETmundial Initiative(ネットムンディアル・イニシアティブ、 以下、NMI)*1が、2015年2月2日、 その運営規約策定に向けた意見募集の開始を発表しました。

このNMIは、 2014年4月に開催された「今後のインターネットガバナンスに関するグローバルマルチステークホルダー会合」(通称:NETmundial(ネットムンディアル)、 以下、 NETmundial会合)*2の成果を引き継ぐための活動とされています。

NETmundial会合は一度限りの会合で、 サンパウロにて「NETmundialマルチステークホルダー声明(以下、 NETmundial声明)」*3という成果文書を採択し閉幕しました。 NMIは、 このNETmundial声明を今後の諸活動に生かすために、 NETmundial会合開催時に主導的な役割を果たしたICANN (Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)とCGI.br(ブラジルインターネット調整委員会)、 その二者に世界経済フォーラム(World Economic Forum、WEF)が加わり、 三者が呼び掛け人となって準備が進められてきました。

NMIの呼び掛け人は、2014年8月末に発足イベントを実施し、 11月に活動の調整役となる調整評議会(Coordination Council)のメンバーを、世界5地域、 四つのセクター(学術と技術、市民社会、政府、 産業界)の合計20名の代表で組成すべく募集しました。 しかし呼び掛け人によるこれらの準備プロセスに対し、 「他の関係者の意見が勘案されず不透明に進められている」など、 ISOC (Internet Society)理事会やIAB (Internet Architecture Board)らが懸念を表明しました。 NMIは、これらの懸念を払拭するため、 活動の本格開始に先立ち、「運営規約(Terms of Reference)」をさまざまな関係者からの意見を基に取りまとめることに決め、 2015年2月16日を期限として今回の意見募集を実施する運びとなりました。 ご関心をお持ちの方は、以下のページをご参照の上、 意見を提出できます。

Launching the community consultation for the development of the Terms of Reference of the NETmundial Initiative
https://www.netmundial.org/node/250

募集されている意見項目は、 「NMIの本質的な位置づけは何か」「具体的な役割は何か」「調整評議会の責務は何か」などです。 調整評議会では、寄せられた意見を基に運営規約案を作成し、 案に対する意見募集をさらに行った上で、 2015年3月末までに運営規約を取りまとめる予定としています。

なおこの調整評議会には、 JPNICの前村昌紀が「学術と技術」セクターにおけるアジア太平洋地域の代表として、 2014年12月23日にメンバーに選任されています*4。 前村は、 NETmundial会合のマルチステークホルダー実行委員会(Executive Multistakeholder Committee、EMC)でも委員を務めていました。

JPNICでは、前村が調整評議会に参画するとともに情報収集に努め、 JPNICのWebサイトや、 日本インターネットガバナンス会議(IGCJ)などの場を通じて、 引き続き本件に関わる情報提供を行ってまいります。

以上

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