H11: 2008年我々を悩ませた脆弱性たち
日時 2008年11月27日 14:00 - 17:00
参加料 <半日セッション券 事前料金 \6,000 当日料金 \8,000>
内容 毎年数多くの脆弱性が公表され、オペレータは日々、 脆弱性対応に追われていると言っても過言ではありません。 しかし対応すべき脆弱性の数があまりに多いため、 対応を忘れたり、 また対応を誤ったりするケースも少なくないでしょう。

そこで本プログラムでは、 実際に行なった脆弱性対応の内容を評価する「縁(よすが)」としていただくことを目的に、 「2008年の脆弱性」を振り返り、その特徴や傾向、 対応の困難さなどを紹介するとともに、 実際の対応の現場での問題点などを紹介します。

なお、 DNSキャッシュポイズニングの (特に技術的な) 話題については、 別途 「DNS DAY」にて詳細に紹介されます。

その他、このプログラムの見どころはJPNICのメールマガジン「JPNIC News & Views」に、 「Internet Week 2008のあるきかた [第3弾] 2008年我々を悩ませた脆弱性たち 編」が掲載されました。 あわせてご覧ください。

14:00-14:50
(50分)

1)基調講演

講演者:篠田 陽一/北陸先端科学技術大学院大学 情報科学センター 教授

内容:2008年のセキュリティ全般を振り返ります。

14:50-15:30
(40分)

2)2008年にやってきた脅威〜Webサイトを襲った悪夢〜

講演者:川口 洋/株式会社ラック JSOC チーフエバンジェリスト兼セキュリティアナリスト

内容:2005年から続くSQLインジェクション攻撃。 2008年に入ってもその攻撃は衰えるどころか、 ますます増加しています。 また、攻撃者は情報の搾取から情報の改ざんへと目的を変化させ、 攻撃の手法も変化させています。 そこで今年2008年に皆様と一緒に戦ったWebサイトへの脅威と対策について紹介します。

15:30-17:00
(90分)

3)パネルディスカッション:「忘れていませんか? あの脆弱性」

チェア:
歌代 和正/有限責任中間法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC) 代表理事/株式会社インターネットイニシアティブ 特別研究員

パネリスト:
宮地 利雄/有限責任中間法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC) 理事
寺田 真敏/株式会社日立製作所 HIRT チーフコーディネーションデザイナ
齋藤 衛/株式会社インターネットイニシアティブ サービス事業統轄本部 セキュリティ情報統括部 部長 (IIJ-SECT)

内容:2008年の脆弱性に関して、 その傾向や特徴を概観し、その上で、 (1)脆弱性情報やパッチを提供するベンダ、 (2)実際に脆弱性対応を行なう事業者、 (3)脆弱性情報を調整するコーディネーションセンターの三者の立場で、 2008年の脆弱性対応における問題点や今後の課題について、 観客の皆様とともに議論します。

      
※プログラム/時間割は都合により変更になる可能性があります。 あらかじめご了承ください。
対象者 脆弱性対応を実際に行なっているオペレータ

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