北海道総合通信網の柚原さんからは、 「若手スキルアップについて(2.04MB)」と題して、 「若手」の目線から見た現場の状況と感じること、 ジョブローテーションやOJT、 勉強会について考えること、 日常の業務の中で心がけていることについて発表がありました。 会場からは、ジョブローテーションに関する意見や、 会社の壁を越えた事業者間インターンシップの可能性についてコメントが多く出されました。

グローバルネットコアの金田さんからは、 「業務の効率化・自動化の工夫について(438KB)」と題して、 自社の運用現場の状況と課題、 自動化・効率化の取り組み事例、 運用担当者と開発担当者のそれぞれの言い分、 最終的な運用部隊の理想像などについて発表がありました。 会場からは、 自動化を行う際に利用するプログラミング言語の選定や、 ツールの再利用性(あるいは作り直しの判断)に関する考え方などについて議論が盛り上がりました。

倉敷ケーブルテレビの佐藤さんからは、 「シフト勤務体制について(927KB)」と題して、 自社におけるの運用人員とシフト勤務の実態、 監視システムや緊急呼出などで工夫していることについて発表がありました。 会場からは、各社の運用体制やシフトの組み方、 社員のモチベーション維持のために気を付けていることなどについてさまざまな事例紹介がありました。

今回のBoFでは、 「若手」の地域エンジニアを中心に、 それぞれの現場で直面している課題や悩みについて、 事例共有と議論を行いました。

テーマとなったスキルアップ、業務効率化・自動化、 シフト勤務体制などについては、 どこの会社・現場にとっても共通かつ永遠の命題であると言えます。 会場で行われた具体的な情報共有や意見交換が、 今後各社にフィードバックされることで、 地域在住エンジニアの幸せ向上に寄与すればと願っています。

また、 今回各社の若手が集まって自ら企画・発表を行い、 若手地域エンジニア同士の新たな人的つながりを形成できたことも、 喜ばしい成果でした。

今後も引き続き、BoF開催も含めて、 地域在住エンジニアを盛り上げる活動を継続していきたいと思います。