2015年12月17日
Internet Week 2015の会場ネットワーク構築には、 ICT教育推進協議会を通じて学生諸氏にもお手伝いいただきました。 ICT教育推進協議会のWebに、 彼らのレポートが掲載されましたので、 お知らせします。
インターネットに関する技術の研究・開発、 構築・運用・サービスに関わる人々が一堂に会し、 主にインターネットの基盤技術の基礎知識や最新動向を学び、 議論し、理解と交流を深めるためのイベントです。
もっと詳しくIWは、 インターネットに関わるすべての方と最新の情報を共有することで、 インシデントなどへも適切に対応し、 よりよいインターネット環境が構築できることをめざし、 毎年1回開催しているイベントです。 今年も11月17日(火)~20日(金)に、 東京・秋葉原の富士ソフトアキバプラザで、 「手を取り合って、垣根を越えて。」というテーマのもと開催します。 このテーマは、文字通り、「今年のIWでは、 さまざまな人と手を取り合って、 そして共に垣根を越えていくことをメッセージとして出そう」と、 実行委員会で決まったものです。
IWは、 インターネットを運用する技術者の技術力向上を目的として始まりましたが、昨今は、 数多くのDDoSやサイバー攻撃、 脆弱性といったセキュリティ問題の複雑巧妙化・広範囲化もさることながら、 デバイスの多様化、 またはユーザーの多様化といった側面からも、 扱うべきテーマも広がり、参加の対象者層も広がっています。 参加者は特に、通信事業者の枠にとどまらず、 システムインテグレーター、ソフトウェア技術者、 ハードウェア技術者、 インターネット関連企業に勤める営業・企画部門の方なども増えてきています。 このように、レイヤーをまたがり、 そして業界やコミュニティをまたがり、 あるいは世代もまたがって、 認識や目的を共通化して事に当たらないとなかなか解決しないことが増加している中、 一つ一つのプログラムの中に、 そういうメッセージをきちんと込めたいと、 このテーマを定めました。
これに伴い、 プログラムを検討するプログラム委員会のやり方も少し変えています。 昨年までは1人1人のプログラム委員が、 プログラムを企画して委員会で提案し、 それを皆で吟味して決定する形式でしたが、 今年からは「チーム制」となり、 チームごとにプログラムを考え、 プログラム委員会に提示する形式となりました。 チームには、 「セキュリティ」「DNS」「IPv6」「ネットワーク運用」「社会派」「最新技術」の6チームがあります。 それぞれのチームに、今年のテーマを体現するように、 年齢も、職種も違うメンバーが集まり、 おのおのの観点からの意見を出し合って、 一つ一つのプログラムが決められていっています。 そんなこんなで、今年は、 プログラム委員の増員も図られました。
今年のIWが、 多様なバックグラウンドを持つ方が参加するIWだからこそ、 「手を取り合って、 垣根を越えることができたね」と言ってもらえる場となるよう、 運営の関係者一同がんばっています。 ですので、 今年も多くの皆さまとお会いできることを楽しみにしています。
正式名称 | Internet Week 2015 |
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テーマ | 「手を取り合って、垣根を越えて。」 |
開催地 |
富士ソフト アキバプラザ 東京都 千代田区 神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル |
開催日程 |
2015年11月17日(火)から20日(金)の4日間
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主催 | 一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC) |
後援 |
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対象者 | インターネットの技術者およびインターネット技術と社会動向に興味のある方 |
参加予定者数 | 延べ2,800名 |
内容 | インターネットに関するチュートリアル、最新動向セミナー、 ランチセミナー、BoF等 |
開催目的 |
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