「相互接続テスト」は、参加者自身がやりたいテストについて、相手と交渉して試験を実施するものになります。会場のネットワークに接続し、相手に接続のための情報を伝えてテストを行うことが一般的です。
なお接続試験は、基本的には1コマあたり1時間〜2時間程度が通例です。
「マルチパーティーテスト」は、主催側が予めテーマを決めて参加者を募り、1つのテーマ(例:IPv6、TLS等)に対して、1つのテーブルに機器を持ち寄り接続試験を実施します。毎回、1日2テーマ程度を設定しています。試験を行うタイミングは、会場でアナウンスされますので、その際に機器をブレイクアウトセッションエリアに持ち込み試験を実施します。
また、接続した相手と不具合内容について議論することが、仕様の解釈の誤りを知り、不具合内容を解消することにつながります。
具体的には以下のような方法で、相手を探します。
○SIPit開催前に探す場合
参加登録された方には、SIPit開催前に参加者のリストが公開されます。この情報を元に事前にメールで交渉をします。
また、SIP Forumではwikiサーバを用意しており、各参加団体が持ち込む機器のスペック、試験実施したい内容等を登録することができます。
○当日に、直接会場で探す場合
会場では、参加者に席順を含む参加者名簿が配布されます。この名簿から接続したい相手を探し交渉することになります。
○注意事項
人気のある参加企業/団体は早めに予約が埋まってしまいますので、事前に予約した方が良いです。また会場は9〜21時まで使用可能でありますが、参加者によっては早く帰宅する方もおりますので、事前に調整することが望ましいです。
このため、会場内のアナウンスなどは全て英語となります。海外の方と接続試験、相手探しを実施する際は英語で交渉することになりますが、日本の参加者との間は日本語でコミュニケーションを取る事に問題はありません。
上記のFAQでも解決されない問題がある場合には、 宛にお問い合わせください。
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