時間 | プログラム | ||||||||
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12:30 |
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13:00~13:05 |
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13:05~14:25 |
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13:05~13:30 |
オープニングセッション:広島地域とIPv6![]()
講演者:
西村浩二(広島大学 情報メディア教育研究センター長 教授 /
広島地域IPv6推進委員会委員長)
資料: 2.26MB IPv6は、新しい社会基盤のための技術として期待され、 一般へ普及する段階へようやく足を踏み入れました。 広島地域IPv6推進委員会は、IPv6の技術的課題を検討し、 広島地域においてIPv4からIPv6への移行が確実かつ円滑に行えるよう実証し、 IPv6導入と普及とを推進してきました。 この委員会の歩みを振り返りつつ、 またIPv6に対する新しい取り組みや期待についてもご紹介します。 |
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13:30~14:25 |
世界で進むIPv4の品質劣化とIPv6の導入、ところで企業のIPv6対応は?![]()
講演者:
中川あきら(日本インターネットエクスチェンジ株式会社(JPIX))
資料: 4.75MB 世界においてIPv4在庫枯渇に起因するIPv4の品質劣化とIPv6の導入が同時に進行しています。 国内最大ネットワークのフレッツ光ネクストにおいてはIPv6契約者数が850万契約(全契約者数の43%)を超え、 個人を中心とする利用者にとってIPv6は特別なものではなくなりました。 その一方で、 コンテンツや法人におけるIPv6対応は芳しくありません。 本セッションでは、 世界と国内におけるIPv4の品質劣化やIPv6導入の状況、 その理由を紹介し、 IPv6導入時に必要となるセキュリティ要素に触れた上で、 企業のIPv6対応時の考慮点等についてご紹介いたします。 |
14:30~14:35 |
90分で分かるサーバ証明書の最新動向 イントロダクション![]()
講演者:
木村泰司(一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)
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14:35~15:05 |
運用の観点から見たTLSプロトコルの動き![]()
講演者:
大津繁樹(ヤフー株式会社)
資料: 1.09MB 最近になり、 日本国内でもWebサービスをすべてHTTPS化する動きが大きく進んでいます。 2018年7月からChromeは、 HTTPS化されていないサイトにアクセスすると警告を表示するようになります。 そのためこの広がりは、大規模なサービスだけでなく、 個人サイトまでも無料証明書を利用してHTTPS化を行うようになってきています。 しかし全面的にWebサイトのHTTPS化を行えば、 それで終わりというわけにはなりません。 セキュリティを維持していくためには、 今後を見据えたWebサイトの運用がこれまで以上に重要になってきます。 本セッションでは、 今後のHTTPSサービス運用で知っておくべきTLSプロトコルの現状の課題と最新動向について技術的な観点から解説します。 |
15:05~15:35 |
今理解しておくべきトラスト ~Web PKIのサーバ証明書事情~![]()
講演者:
島岡政基(セコム株式会社 IS研究所)
資料: 2.54MB(2018年6月1日更新版) Web PKIは、TLSを支えるトラストの基盤として、 サーバ証明書を発行する認証局事業者と、 それを利用するブラウザを実装し利用者に提供するブラウザベンダーによって支えられています。 2015年末からLet's Encryptと呼ばれる無償証明書発行サービスが開始され、 一方で2017年にはシマンテック社の認証局事業がデジサート社に移管されるなど、 TLSを支えるWeb PKIの動きは混沌としています。 本セッションでは、このWeb PKIの混沌を、 その背景となる認証局事業者とブラウザベンダーの関係から紐解き、 今後のWeb PKIの展望も含めて解説していきます。 |
15:35~16:00 |
パネルディスカッション ~今後、どうなっていくのか~
モデレーター:
今後、どうなっていくのか、 そして私達が注目していくべき点について、 来場者のみなさまを交えて講演者のお二方に議論していただきます。 |
インターネットが日本で発展する過程において、 広島という地域は何かとそれを強力に推進してきた中心の一つです。 Internet Weekの前身である「IP Meeting※」の開催地として、 早い段階(1996年)に首都圏外で選ばれたのも広島であり、 また2009年には、 インターネットの標準化を行う国際会議であるIETFの開催地として選ばれたのも広島でした。
広島が中心となったのは、 そこにそれを強力にドライブできた"人"がいたことに尽きます。
Internet Week ショーケースin 広島の、 このメインとなるパネルディスカッションでは、 広島とインターネットとのつながり、 そして進化の過程をあらためて確認しながら、 これからのネット社会のトレンドや行方についての展望を語り合います。
※IP Meetingは、 インターネットの円滑な運用と順調な発展のため、 中立的な立場から技術的な調査検討を行い、 必要な事項を勧告するために1991年に設立された「日本インターネット技術計画委員会(Japanese Engineering & Planning Group/IP; JEPG/IP)によって、 1990年より年に1回開催され、 インターネットのあらゆる情報を交換する場として、 大変重要な役割を果たしてきました。 今回のパネリスト4名(相原/加藤/前田/村井)は、 4名共にこのJEPG/IPのメンバーでした。初日の夕刻にささやかな懇親会の場をご用意いたしました。
普段、ネットを通じてのみの知り合いの顔を確認できたり、 仕事だけでは知り合えないような方々と日頃の疑問や困っていることなどを話しあえるような、 人的なネットワークを築くことができるような場でございます。 また、講演者も多数参加いたします。 講演では聞くことのできなかった話が生で聞けたり、 質問したりできる貴重な機会です。
広島地域のInternetをもっと面白くする新たな出会いが生まれるように、 主催者一同、皆様の参加をお待ちしております。
「私はなぜ広島でJANOGを開催したのか」
山崎利樹(株式会社インターネットイニシアティブ 中四国支店)
「最近流行りのIoT (ラズパイ、アルディーノ)に挑戦」
片岡一磨(宇部興産株式会社)
資料:1.32MB
「JPOPF (Japan Open Policy Forum)のご紹介とJPOPM (JPNIC
Open Policy Meeting)34のご案内」
中川あきら(JPOPF運営チーム/日本インターネットエクスチェンジ株式会社(JPIX))
資料:644KB
参加費: |
通常料金:5,000円
※2018年5月28日(月)17:00までの事前決済で3,500円 |
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会場: |
クリップ広島(Cliiip Hiroshima) 2F 28CAFE&KITCHEN
広島トヨペット内スペース 〒730-0053 広島市中区東千田町1-1-18 |
アクセス: | https://cliiip.h-toyopet.com/floorguide/ |
場所 | 時間 | プログラム | |||||||||
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メイン会場 | 09:30 |
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10:00~11:30 |
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10:00~10:45 |
サイバー攻撃最前線 -広島版-![]()
講演者:
中津留勇(SecureWorks Japan 株式会社)
資料: 4.23MB さまざまなサイバー攻撃が発生している今、 それに耐える組織と運用を実現するためにはそれらの詳細を正しく理解してから対策へと繋げる必要があります。 ここでは、Internet Week 2017で発表したグローバルなサイバー攻撃だけでなく、 標的型攻撃やばらまき型、 そして2018年の要素を盛り込んだ内容をお話します。 |
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10:45~11:30 |
45分で分かる!今求められるSOC、CSIRTの姿とはSOCやCSIRTと呼ばれるセキュリティの対応組織が各社で立ち上がり、 組織の中でセキュリティ対応を行うことが増えてきています。 しかしながらやることが多すぎて「何を」「どこまで」やればいいのかが判断できない、 また情報の活用や共有についてもなかなかできていない、 という問題が明らかになっています。 ISOG-Jの成果物を元に紐解き、 これからのセキュリティの対応について考えます。 |
共に重要な基盤技術であるDNSとサーバー証明書の最近の関係の変化として、 DNSとサーバー証明書のそれぞれに閉じた従来の関係に加え、 DNSとサーバー証明書を横断する、 言わば「横の関係」が作られていることが挙げられます。
本セミナーではその例として、 CAAリソースレコードと自動証明書管理環境(ACME)におけるDNS経由での認証(dns-01)の概要と状況についてご紹介します。 そして、そうした関係の変化を踏まえ、 われわれは今後どういった項目に留意してDNSを運用していけばよいかを考えます。
※本セミナーは Internet Week 2017ランチセミナー のUpdate版です。
なお最新情報として、
2019年2月1日に予定されているイベント「DNS flag day」について、
概要・想定される影響範囲・とりあえず対応すべきこと・今後の情報公開予定について、
速報の形でご紹介します。
DNS flag dayについて(速報版)(431KB)
13:00~13:50 |
押さえておきたい!基盤技術(1)
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14:00~14:30 |
押さえておきたい!基盤技術(2)
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14:30~15:00 |
押さえておきたい!基盤技術(3)
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15:10~16:10 |
押さえておきたい!基盤技術(4)
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16:10~16:30 |
押さえておきたい!基盤技術
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標的型攻撃によって標的組織に侵入した攻撃者は、 さまざまなマルウェアやツールを用いて組織内の情報収集や侵害活動を行います。 本プログラムでは、 そのような攻撃者による侵入・侵害の痕跡を発見するため、 実際に近年の標的型攻撃で使用されたマルウェアやツールがWindowsのイベントログに残す痕跡や、 侵入の痕跡を見つけるために必要なログ設定、 Windowsログの調査手順やポイントなどについて説明を行います。 また、今回はInternet Week 2017同様、 ハンズオン形式(ショーケース用の短縮版))により実際にログからの痕跡調査を体験いただきます。
なお、本プログラムはハンズオン形式となるため、 受講者は各自PCの持参をお願いします。 PCの要件についてはInternet Week 2017 H1 インシデント対応ハンズオン2017と同様で以下の通りとなります。
また、 本プログラムで使用するハンズオン用のログは配布を予定しています。