○このドキュメントは有効期限を過ぎており無効です
------------------------------------------------------------------------- | JPNIC公開文書著作権表示 (Copyright notice of JPNIC open documents) | | | | この文書はJPNIC公開文書であり、著作権は日本ネットワークインフォ | | メーションセンター(JPNIC)が保持しています。JPNIC公開文書は誰でも | | 送付手数料のみの負担でJPNICから入手できます。また、この著作権 | | 表示を入れるかぎり、誰でも自由に転載・複製・再配布を行なって構 | | いません。 | | 〒113 東京都文京区弥生2-11-16 東京大学大型計算機センター内 | | 日本ネットワークインフォメーションセンター | ------------------------------------------------------------------------- = ドメインネームサーバの設定手続きについて = JPNIC DNS 作業グループ (1995年 9月 30日) ドメインネームサーバは、インターネットでホスト名から IPアドレスを検索 したり、メイルの配送経路を決定する上で重要な役割を果たしています。ドメ イン内のネームサーバの設定が終れば、上位ドメインへの登録が必要です。 このドキュメントの有効期限は、1995年 12月 31日までとします。ただし、そ れまでの間に、内容に変更のないことを保証するものではありません。このド キュメントの最新版は、info@dns.nic.ad.jp 宛にメイルを出すことで折り返 し送られてきます (内容は空で結構です)。 1. ネームサーバの登録手続き ・ドメイン名を JP 直下のドメイン (AC.JP, AD.JP, CO.JP, GO.JP, OR.JP, 地域型ドメイン) のネームサーバへ登録する申請、および IPネットワークア ドレスを逆引きネームサーバ (???.???.IN-ADDR.ARPA) へ登録する申請は、 JPNIC登録フォーム (それぞれ、ドメイン情報、ネットワーク情報、およびそ こから参照されるホストのホスト情報) を作成し、apply@db.nic.ad.jp に送 ることで行ないます。 JPNIC登録フォームの作成方法については、「JPNIC登録フォームの記入方法」 を参照下さい。「JPNIC登録フォームの記入方法」の最新版は、info@db.nic.ad.jp 宛にメイルを出すことで折り返し送られてきます (内容は空で結構です)。 ・JPNIC が管理するネームサーバへは、いずれかの JPNIC会員ネットワークプ ロジェクトが接続を承認しているドメイン名および IPネットワークのみを登 録します。ネームサーバに登録されているドメイン名および IPネットワーク がこの条件を満たさなくなった場合には、ネームサーバから削除します。 ・ネームサーバへの実際の登録は、JPNIC が管理するネームサーバについては、 apply@db.nic.ad.jp から JPNICデータベース登録完了の通知が発行された翌 日の早朝に行われます。 下のリスト以外の IPネットワークアドレスのネームサーバの設定については、 必要な情報が JPNIC から InterNIC ないしは APNIC に送られるため、設定ま でにはもう少し長い時間がかかります。 ※ JPNIC がネームサーバの管理をしている IPアドレス 133.0 ~ 133.255 192.50.0 ~ 192.50.255 192.218.0 ~ 192.218.255 192.244.0 ~ 192.244.255 202.11.0 ~ 202.11.255 202.13.0 ~ 202.13.255 202.15.0 ~ 202.19.255 202.23.0 ~ 202.26.255 202.32.0 ~ 202.35.255 202.48.0 ~ 202.48.255 202.226.0 ~ 202.255.255 ・ネームサーバの設定完了通知は、データベース登録完了通知の他には発行さ れません。ネームサーバに申請内容が実際に設定されたかどうかは、nslookup コマンドを使って、sh.nic.ad.jp [192.41.192.41] を検索することによって 確認して下さい。 ・ネームサーバは、原則として最低 2つ必要です (primary server と最低 1 つの secondary server)。InterNIC は、ネームサーバが 1つのみの場合は、 登録申請を却下します。InterNIC へ登録が必要な IPネットワークアドレスに 対しては、必ず、ネームサーバを 2つ以上登録して下さい (JPNIC では、現在、 このチェックを行っておりませんのでご了承下さい)。 ・ネームサーバの登録手続きや登録申請の処理状況に関する質問は、 query@dns.nic.ad.jp 宛にお送り下さい。 2. ネームサーバ設定にあたっての注意 ・海外に reachable でないネームサーバについては、インターネット標準の root server を参照することができないため、以下のいずれかの設定が必要と なります。 (1) 必要なドメインの unauthorized secondary server になるよう設定する。 具体的には、少なくとも、JP 以下のドメインの情報を参照するために JP の、 逆引き情報を参照するために IN-ADDR.ARPA の unauthorized secondary にな るよう設定することが必要となる。 (2) 必要なドメインの情報を検索できるマシンを forwarders に設定する。た だし、一般には、forwarders に他組織のマシンを設定することは勧められま せん (相手組織が許可している場合は除く)。 ・ルートサーバの設定ファイル (named.root または named.ca または root.cache) は、以下のいずれかから入手可能です。 ftp://ftp.nic.ad.jp/pub/internet/rs.internic.net/domain/named.root ftp://rs.internic.net/domain/named.root ・各ドメインに対して、secondary server があることが原則です。もし、自 ドメイン内に secondary server にすべき適当なマシンがない場合は、接続し ているネットワークサービスプロバイダのマシンで引き受けることができる場 合があります。接続しているネットワークサービスプロバイダの技術担当者に ご相談下さい。 ・JPNIC は、原則的に、依頼された内容そのものに不備がない限り、依頼内容 をそのまま設定します。設定依頼したネームサーバ内のデータの不備によって メイルが失われた場合は、設定依頼した組織の責任です。ネームサーバの設定 内容に自信がない場合は、接続しているネットワークサービスプロバイダの技 術担当者にご相談下さい。 ・メイル配送上の下流ドメインを持つ場合は、そのドメインのためのネームサー バも設定する必要があります。設定内容はメイルゲートウェイを指す MX レコー ドと、SOAレコード、NSレコードのみになります。 ・逆引きネームサーバの、ホストフィールドが all 0 に相当するエントリー に、PTRレコードでネットワークの名称、Aレコードでサブネットマスクを入れ ると便利です。なるべく、入れるようにしてください。