IPアドレスポリシーの策定
IPアドレスポリシーとは
IPアドレスポリシーとは、JPNICをはじめとする、 日本国内で機能しているすべてのインターネットレジストリが実施する、 IPアドレスの分配、管理にかかわる方針です。
日本におけるIPアドレスポリシーの策定
JPNICにおけるIPアドレスポリシーは、 アジア太平洋地域のコミュニティとも連携をとりながら、 日本国内のインターネットコミュニティのコンセンサスに沿って策定されます。
JPNICにおいて適用されるIPアドレスおよびAS番号の管理に関するポリシーが策定されるプロセスは「JPNICにおけるIPアドレスポリシー策定プロセス」に定義されています。
現在のアドレスポリシーの変更が必要と考え、 このプロセスに基づき提案を行った場合、その提案に対し、 IPアドレスを利用しているコミュニティからの賛同が得られれば、 その後所定のプロセスを経てIPアドレスポリシーに反映されることになります。
オープンポリシーフォーラム
オープンポリシーフォーラムは、 日本におけるIPアドレスおよびAS番号の管理に関するポリシーを検討し、 日本のIPアドレスコミュニティで調整し、 コンセンサスを形成するための場です。 オープンポリシーフォーラムには特に参加資格を設けておらず、 誰でも参加することができます。
しかしながらオープンポリシーフォーラムは、 ポリシー策定に関する最終的な決定機関ではありません。 ポリシー策定に関する最終決定は、 オープンポリシーフォーラムのコンセンサスに基づいてJPNICによって行われます。
オープンポリシーフォーラムの運営や、コンセンサスの内容の整理、 コンセンサス事項の妥当性の評価等は、 JPNIC職員以外のメンバーによって構成される、 ポリシーワーキンググループによって行われています。
過去のIPアドレスポリシー策定に関するミーティング
オープンポリシーフォーラムのオンサイトフォーラムとして、 年に2回「JPNICオープンポリシーミーティング」が行われ、 JPNICにおけるIPアドレスポリシーについての議論が行われています。
過去に開催されたJPNICオープンポリシーミーティングについては、 オープンポリシーフォーラムのWebサイト内の「過去に開催されたオンサイトフォーラム」をご覧ください。
1997年より2001年までは「IP-USERSオフラインミーティング」の名称で議論の場が設けられておりました。