JPNICが行っている事業について
JPNICは、IPアドレスをはじめとするインターネット資源の管理を行っています。 さらに、情報提供、普及啓発、調査研究業務に従事するほか、 関係組織との調整・連携業務、JPドメイン名の管理支援業務および公共性の担保に関する業務など、 インターネットの基盤を支える幅広い活動を行っています。
IPアドレス事業
JPNICは日本国内におけるNIR(国別インターネットレジストリ)として、 IPアドレス管理指定事業者をはじめ、JPNICと契約を締結した組織に対し、 IPv4アドレス、IPv6アドレスおよびAS番号の分配・登録管理業務を行っています。 そして、アジア太平洋地域のインターネットレジストリであるAPNIC(Asia Pacific Network Information Centre)と連携をとりながら、 申請の受付、申請情報の審査/登録、登録情報の検索サービス(WHOIS)を提供しています。
また、IPアドレス・AS番号の管理ルール策定について、 参加者による議論をベースとしたボトムアッププロセスのもと、 国内におけるルール策定を進めるとともに、 日本国内およびアジア太平洋地域でのポリシー議論の調整に務め、 地域全体のルール策定に積極的に取り組んでいます。
なお、JPNICがIPアドレス事業として進めている業務は下記の通りです。
- IPv4アドレス、IPv6アドレス、AS番号の登録管理業務
- インターネットルーティングレジストリ(IRR)の運営管理
- IPアドレス、AS番号登録管理のポリシー・ガイドラインの策定、および、これらに関する国際調整
- 日本国内と世界の方針策定・運用の調整
- IPアドレス、AS番号に関する調査・研究業務
- IPアドレス、AS番号関連の情報提供業務
IPアドレスの管理構造
インターネット基盤整備事業
Webによる情報発信やニュースレター、メールマガジンの発行などの情報センター業務、 セキュリティやDNS(Domain Name System)、インターネット資源などに関する調査研究業務、 各種イベント・セミナーの開催による普及啓発業務、インターネットセキュリティに関する業務、 JPドメイン名紛争処理方針(JP-DRP)をはじめJPドメイン名管理支援業務等の分野に取り組むほか、 インターネットガバナンスの議論への参画なども積極的に行っています。
なお、JPNICがインターネット基盤整備事業として進めている業務は下記の通りです。
- Web、メールマガジン、会報誌による情報提供業務
- Internet Week、セミナーの開催による普及・啓発業務
- ICANNをはじめとした国際会議への参加による普及啓発業務、情報収集業務
- インターネット基盤整備にかかる各種関係団体との調整・連携業務
- インターネットセキュリティに関する業務
- DNS、認証局、ドメイン名に関する調査・研究業務
- JPドメイン名の管理支援業務および公共性の担保に関する業務