メインコンテンツへジャンプする

JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

ロゴ:JPNIC

WHOIS 検索 サイト内検索 WHOISとは? JPNIC WHOIS Gateway
WHOIS検索 サイト内検索

このドキュメントは有効期限を過ぎており無効です。 現在有効なドキュメントについては、以下をご参照ください。
http://www.nic.ad.jp/ja/doc/validity.html

文書管理情報
文書番号 JPNIC-00904 無効となった文書 JPNIC-00067
発効日 2004/4/19 最終更新日 2004/1/16
文書名 IPアドレスリナンバ申請について(ユーザネットワーク用)
         IPアドレスリナンバ申請について(ユーザネットワーク用)

                      社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター


*本文書について*

本文書は、JPNICからIPアドレス割り当て管理業務(以下「IP割り当て管理業務」)
の委託を受けた事業者であるIPアドレス管理指定事業者(以下「IP指定事業者」
が、ユーザネットワークの接続先変更や必要アドレス数の増加により、過去に
割り当てられたアドレスを返却し、新たなアドレスの割り当てを同時に行う場
合の具体的な手続きについて解説したものです。

IPアドレスリナンバ申請に利用するフォーム、およびその記入にあたっては、
本文書をよく読み、誤りのないようにしてください。


*目次*

  1. IPアドレスのリナンバ
  2. 申請の扱い
  3. 業務の流れ
    3.1 返却内容の確認
    3.2 割り当て内容の確認
    3.3 IPアドレス割り当て
    3.4 JPNICへリナンバ申請
    3.5 JPNICデータベース登録情報の確認
    3.6 手数料の支払
  4. リナンバまでの期限
  5. リナンバ申請を行う資格
  6. 問い合わせ


1. IPアドレスのリナンバ

IPアドレスは有限の共有資源であるため、リナンバ申請によって返却されたア
ドレスは、割り当てに再利用されるなど資源の有効活用がはかられます。是非
ともご協力ください。

この文書で解説している返却手続きの対象となるアドレスは、JPNIC、JNIC、
ネットワークアドレス調整委員会で割り当てを行ったIPアドレスです。

返却するアドレスには、割り振りを受けた空間に含まれるアドレスだけでなく、
JPNICや他のIP指定事業者から割り当てを受けたアドレスも記述することが出
来ます。他のIP指定事業者に割り振られたアドレスが返却するアドレスに含ま
れていた場合は、そのIP指定事業者の[JPNIC会員情報](指定事業者情報)に登
録された o.[技術連絡窓口]に、確認のためのメールが送付されます。通知さ
れた内容に問題がある場合は、IP指定事業者はメール送信日から5営業日以内
にJPNICに連絡してください。

他のIP指定事業者から割り当てを受けたアドレスについては、当事者間で事前
に十分調整の上、リナンバ申請を行ってください。


2. 申請の扱い

申請が受理された場合、申請書に記述された返却年月日までを移行期間/保留
期間とし、返却年月日に至った日に、返却アドレスに関連する情報をJPNICデー
タベースから削除し、割り当てを解除します。

申請書に記入漏れや不明な記入があった場合、申請は受け付けられませんので
十分注意してください。

また、申請に関して虚偽の記述もしくは虚偽の申請が発覚した場合、JPNICは
その申請を無効とします。


3.  業務の流れ

IP指定事業者がリナンバ申請をする際に行う作業の流れを次に示します。

  1) 返却内容の確認
    ・返却を行うIPアドレスの情報を確認します。
    ・他のIP指定事業者から割り当てを受けたアドレスをリナンバする場合
      は、割り当てもとのIP指定事業者と調整を行います。

  2) 申請内容の確認
    ・申請内容について、申請書を精査します。また、JPNIC審議申請の有
      無をチェックします。

  3) IPアドレス割り当て作業
    ・割り当て基準に基づいて、実際のIPアドレスを割り当てます。

  4) JPNICへリナンバ申請
    ・JPNICへの申請とJPNICデータベースへの登録を行います。

  5) JPNICデータベース登録情報の確認

  6) 手数料の支払

次節以降では個々の作業について具体的に説明していきます。


  3.1 返却内容の確認

  申請者から受け取った返却アドレスについて、後に示す[4.5 JPNICデータベー
  ス登録情報の確認]等により返却されるIPアドレスが妥当なものかどうかの
  確認を行ってください。

  また、他のIP指定事業者から割り当てを受けたアドレスを返却してリナンバ
  する場合は、割り当てもとのIP指定事業者と調整を行う必要があります。


  3.2 割り当て内容の確認

  申請者から受け取った内容について、申請されている空間の大きさが十分に
  妥当性のある範囲であるかを、下記の文書に示される基準に従って精査して
  ください。申請内容に虚偽が含まれていないことを確認するのは困難ではあ
  りますが、可能な限りこれに努めてください。

    『IPアドレス割り当て報告申請について(ユーザネットワーク用)』

  また、申請されている空間の大きさが、JPNIC審議の必要があるかどうかを
  判断してください。具体的には、申請されている空間がアサインメントウィ
  ンドウサイズを超える場合には、JPNIC審議が必要です。

  アサインメントウィンドウ、およびJPNIC審議申請についての詳細は、以下
  の文書を参照してください。

    『IPアドレス割り当てにおけるJPNIC審議申請について』

  JPNIC審議が必要でない場合は、[4.3 IPアドレス割り当て]に従い割り当て
  を行ってください。


  3.3 IPアドレス割り当て

  再度申請内容を精査し、以下の文書に示される基準に従って割り当てる空間
  の大きさを決定し、割り振られた空間の中から割り当てを行ってください。

    『IPアドレス割り当て報告申請処理について(ユーザネットワーク用)』


  3.4 JPNICへリナンバ申請

  IP指定事業者が申請者のネットワークに対してリナンバしたIPアドレスの通
  知を行う際には必ず、JPNICへリナンバ申請を行ってください。

  また、IP指定事業者のネットワークに対してリナンバしたIPアドレスについ
  ても、必ずJPNICへリナンバ申請を行ってください。

  アドレスの割り当てと返却がJPNICデータベースに反映された時点で、その
  リナンバ作業は"完了"したと見なされます。ただし、リナンバ申請を受け取っ
  た時点で、そのIPアドレスの割り当てが技術的な問題を引き起こすと認めら
  れる場合には、JPNICはそのIPアドレスのリナンバを差し止めることができます。

  なお、JPNICに対してリナンバ申請された情報の一部については、公開され
  ます。また、非公開情報の場合でも、JPNICが公開の必要があると判断した
  ものについては予告無く公開することがあります。

  JPNICへのリナンバ申請については、以下の申請用フォームを利用してください。

    『IPアドレスリナンバ申請フォーム(ユーザネットワーク用)』

  審議結果に基づいた申請を行う場合、申請フォームのE.[審議番号]を忘れず
  に記入してください。JPNICへの申請窓口は、下記の電子メールアドレスで
  す。同時にJPNICデータベースへの登録を行います。上記のIPアドレス割り
  当て報告申請フォームに必要事項を記述して電子メールにて送ってください。

      電子メール   apply@ip.nic.ad.jp

  apply@ip.nic.ad.jpから、フォームが受理されデータベースへの登録が完了
  したとの通知を受け取った時点で、IP指定事業者側の作業は完了します。

  フォームの記載内容に不備がある場合には、apply@ip.nic.ad.jpからその旨
  通知がありますので、フォームが受理されるまで修正作業を行ってください。


  3.5 JPNICデータベース登録情報の確認

    JPNICデータベース登録情報は以下の方法で確認できます。

    WHOISを利用した確認方法

          whois -h whois.nic.ad.jp XXX.XXX.XXX.XXX
                                  (IPネットワークアドレス)

    JPNICホームページでも、下記のURLから検索が可能です。

          http://www.nic.ad.jp/ja/whois/index.html


  3.6 手数料の支払

  手数料についての請求書は、[JPNIC会員情報](指定事業者情報)に登録され
  た K.[経理担当者]宛に2ヵ月に一度JPNICから送られます。

  JPNICは原則としてアドレス空間を拡大する割り当てについて手数料を徴収します。

  割り当て対象や金額などの詳細は下記の文書を参照してください。

     『IPアドレス割り当て手数料について』


4. リナンバまでの期限

リナンバ申請が受け付けられ、返却されるアドレスが実際にJPNICデータベー
スから削除されるのは、特に指定がない場合は3ヶ月後の月末です。

返却期間を3ヶ月よりも短くすることを希望する場合には、申請書の[返却年月
日]欄に返却を希望する年月日を記入してください。


5. リナンバ申請を行う資格

IPアドレスリナンバ申請は、割り当てを行うアドレスブロックが割り振られた
IP指 定事業者が行なってください。IP指定事業者として申請を行なう際は、
申請書に指定事業者IDおよび申請業務パスワードを正確に記入してください。


6. 問い合わせ

リナンバ申請において間違ったIPアドレスを登録した場合には、リナンバ申請
が完了した日から5営業日以内に下記の窓口まで連絡してください。JPNICデー
タベースに登録された後でも、無効な報告として処理します。

JPNICデータベース登録後から5営業日を過ぎている場合の報告の取り消しは、
有料となります。

手続きを進めるうえで不明な点等がある場合には、下記の宛先まで電子メール
を送ってください。

    電子メール  query@ip.nic.ad.jp

以上


*関連文書*

「IPアドレスリナンバ申請フォーム(ユーザネットワーク用)」

「IPアドレス割り当て報告申請について(ユーザネットワーク用)」

「IPアドレス割り当てにおけるJPNIC審議申請について」

「IPアドレス割り当て手数料について」
            

JPNIC公開文書著作権表示 (Copyright notice of JPNIC open documents)

この文書はJPNIC公開文書であり、著作権は社団法人日本ネットワーク
インフォメーションセンター(JPNIC)が保持しています。
JPNIC公開文書は誰でも送付手数料のみの負担でJPNICから入手できます。
また、この著作権表示を入れるかぎり、誰でも自由に転載・複製・再配布を
行って構いません。

〒101-0047 東京都千代田区内神田2-3-4 国際興業神田ビル6F
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

このページを評価してください

このWebページは役に立ちましたか?
よろしければ回答の理由をご記入ください

それ以外にも、ページの改良点等がございましたら自由にご記入ください。

回答が必要な場合は、お問い合わせ先をご利用ください。

ロゴ:JPNIC

Copyright© 1996-2024 Japan Network Information Center. All Rights Reserved.