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文書管理情報 | |||
文書番号 | JPNIC-00935 | 無効となった文書 | JPNIC-00909 |
発効日 | 2004/6/21 | 最終更新日 | 2004/5/21 |
文書名 | JPNICデータベース登録・変更ガイド |
JPNICデータベース登録・変更ガイド 社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター 目次 1. はじめに 2. データベース登録内容の確認方法 3. JPNICデータベース窓口への申請手順 4. JPNIC登録フォーム記入上の注意 5. 「ネットワーク情報」の記入方法 1. はじめに 社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は、国内のイ ンターネットに関する各種情報を管理するために、JPNICデータベースの構築・ 管理を行っています。 このJPNICデータベースには以下の2つの役割があります。 - ドメインネームサーバ(DNS)の設定情報の提供 - IPアドレス等のインターネット資源の割り当てを受けている組織・個人 へ連絡を取る必要がある場合に参照される連絡先情報の提供 このため、JPNICデータベースに登録されている情報は常に最新の内容に保た れていることが重要です。登録内容に変更があった場合は、すみやかに更新申 請を行うようお願いします。 JPNICでは、「ネットワーク情報」、「AS情報」、および、それらの情報から 参照される「担当者情報」の登録・変更の受け付け、管理を行っています。 このドキュメントでは、これらの情報を登録・変更する際に注意すべき事項に ついて説明します。 JPNICでは、申請ごとに専用のフォームを用意しています。これらのJPNIC登録 フォームはそれぞれの情報ごとに定義されており、JPNICデータベースへの情 報の登録、追加、変更は、これらの情報の単位で行います。 JPNICは、JPNICデータベースに登録された情報をネットワーク運用に利用して いただく目的で公開しています。なお、公開目的と利用の制限、ならびにデー タベースに関する今後の課題などを「JPNICデータベースの情報公開について」 にて公開しております。 公開の目的理解のためにも、 ご一読いただき、利用に関する制限を遵守くだ さいますよう、お願いいたします。 2. データベース登録内容の確認方法 JPNICデータベースに登録されている情報は、WHOISサーバをWWW経由でアクセ スすることによって確認できます。 [WWW経由でアクセスする場合] 以下のURIへアクセスしてください。 http://www.nic.ad.jp/ja/whois/index.html またJPNICのWHOISサーバに対して、以下のようにして確認することもできます。 [標準的なUNIXシステムの場合] whois -h whois.nic.ad.jp <検索したい文字列> JPNICのWHOISサーバの検索方法の詳細説明は、以下のようにして取り出すこと ができます。 [WWW 経由でアクセスする場合] 検索窓に「help」と入力してください。 [標準的なUNIXシステムの場合] whois -h whois.nic.ad.jp help 3. JPNICへの申請手順 JPNICデータベースへ新たな情報を登録、もしくは既登録情報を変更する際は、 それぞれの情報で定義されているJPNIC登録フォームに必要事項を記入し、指 定された窓口へ電子メールで送付してください。メールの宛て先は、それぞれ のフォームの解説文書に記載してありますので、そちらをご参照ください。 登録フォームの記入内容に問題がない場合、その内容は 5営業日以内にJPNIC データベースに反映され、登録通知が電子メールにて返送されます。記入内容 に問題がある場合には、JPNICデータベースへの登録・変更は行われず、5営業 日以内に問題点についての情報が電子メールにて返送されます。 JPNICデータベースおよびJPNIC登録フォームに関するお問い合わせは、 query@ip.nic.ad.jp 宛にお願いします。 4. JPNIC登録フォーム記入上の注意 JPNIC登録フォームは機械的に処理されるため、わずかな記述の誤りでも登録 を受け付けられない場合があります。JPNIC登録フォームを作成する場合には、 申請ごとにJPNICが定めるドキュメント中のフォームを必ず使用してください。 (従来はWHOISサーバからの検索結果を元にした申請を受け付けていましたが、 個人情報保護の観点からWHOISの表示内容が変更されたため、登録フォームと して使用できなくなりましたのでご注意ください。) 各項目に記入する内容を説明します。使用できる文字、記入形式、文字数およ び項目数は、以下のドキュメントに従って記入してください。 『各情報・項目の記述形式等について』 以下は各情報に共通する注意事項です。 ・JPNIC登録フォームを送付する際には、登録フォーム以外の文書や署名 等は一切つけないでください。これらの記述がメール内に含まれている と、申請が受け付けられない場合がありますので、ご注意ください。 ・英文字は半角、仮名は全角で記入してください。空白は半角で入力してください。 ・住所等が1行に書き切れない場合は次の行に続きを書いてください。そ の際は2行目以降には項目識別子と項目を書かず、行頭に空白(ないしは TAB)を 1つ以上入れてください。つまり、行頭に 1つ以上の空白(ない しは TAB)は前行からの継続行とみなされます。2行以上に渡る項目を記 入する場合は、すべてに適用してください。 例: i. [住所] 東京都千代田区内神田2-3-4 国際興業神田ビル6F ^^^^^^^^^^^ ※ 行頭に空白もしくは TAB を一つ以上いれると継続行として扱わ れます。 ・[技術連絡担当者]、[ネームサーバ]、[通知アドレス] 等を複数登録す る場合には、項目識別子を含めて、繰り返し記述してください。 例: p. [ネームサーバ] ns1.thisissample.ad.jp p. [ネームサーバ] ns2.thisissample.ad.jp ※ この場合、ns1.thisissample.ad.jp, ns2.thisissample.ad.jp の二つのネームサーバが登録されます。 ・項目識別子だけの記述は、その項目の削除として扱われるのでご注意ください。 例: p. [ネームサーバ] ※ この場合、当該情報のネームサーバ設定が削除されることにな ります。 5. 「ネットワーク情報」の記入方法 ここでは、各フォームのうち、特に「ネットワーク情報」の記入方法について 解説します。 「ネットワーク情報」はIPアドレスが割り当てられた時に、IPアドレスの割り 当て申請書の内容に従って登録されます。以後、内容に変更がある度に変更申 請をお願いします。 -- JPNIC ネットワーク情報項目一覧表 ---------------------------------- a. [IPネットワークアドレス] 必須(一つだけ記入) b. [ネットワーク名] 必須(一つだけ記入) f. [組織名] 必須(一つだけ記入) g. [Organization] 必須(一つだけ記入) h. [郵便番号] 必須(一つだけ記入) i. [住所] 必須(一つだけ記入) j. [Address] 必須(一つだけ記入) m. [運用責任者] 必須(一つだけ記入) n. [技術連絡担当者] 必須(複数可) p. [ネームサーバ] 任意(複数可、未記入時は削除される) y. [通知アドレス] 必須(複数可) ----------------------------------------------------------------------- ○各項目の記入上の注意 ・[IPネットワークアドレス]を記述する場合には、必ずピリオドで区切っ た4つの10進数(dotted-notation)で記述してください。一連のアドレス を記述する際には、<最初のネットワークアドレス>-<最後のネットワー クアドレス> という形で記述します。また、<ネットワークアドレス>/< ネットマスク長>のような(ここでは、これを便宜上「CIDR的記述」と呼 びます)記述も可能です。特に、/24より小さなアドレスを登録する場合、 <ネットワークアドレス>/<ネットマスク長>という形で記述してくださ い。単独のアドレスを記入する場合でも、CIDR的記述をすることを推奨 します。 例: 172.16.0.0 192.168.0.0/16 192.44.196.0-192.44.199.0 202.12.30.128/26 ・[技術連絡担当者] には、それぞれの担当者のJPNICハンドルを記述して ください。JPNICハンドルが割り当てられていない人を担当者に登録す る場合には、あらかじめ担当者の「個人情報」を登録してJPNICハンド ルの割当を受けるか、同じメールでその担当者の「個人情報」を登録し てください。後者の方法を用いる場合には、「ネットワーク情報」中の [技術連絡担当者]と、対応させたい「個人情報」中の [JPNICハンドル] に任意の同じ数字を記入してください。 ・「ネットワーク情報」の[ネームサーバ]は、IPアドレスの逆引きのため の設定情報として扱われます。また、原則として最低2つ必要です。 ・[ネームサーバ]の記入内容は、逆引きのための設定情報としてDNSに反 映され、電子メールの配送などにも影響します。記入にあたっては十分 な注意を払ってください。 ・/24より小さい単位のアドレスに対しては、[ネームサーバ]は空欄にし てください。このようなケースの逆引きネームサーバの設定については 接続先のインターネットサービスプロバイダに依頼してください。 ・割り当てを受けたアドレスの一部分に対してのみネームサーバを設定し たい場合には、[ネームサーバ]項目に<ホスト名>/<ネームサーバを定義 するアドレス(範囲)>と記述してください。 例: a. [IPネットワークアドレス] 255.100.0.0-255.100.2.0 p. [ネームサーバ] ns1.thisissample.ad.jp/255.100.0.0 p. [ネームサーバ] ns2.thisissample.ad.jp/255.100.1.0 p. [ネームサーバ] ns3.thisissample.ad.jp/255.100.2.0 ・ネームサーバの設定手続きについては『ドメインネームサーバの設定手続きについ て』で詳しく説明しています。そちらのドキュメントも参考にしてください。 ・[通知アドレス]には、それを含む情報が変更申請された場合にその変更 内容を通知すべき電子メールアドレスを記述してください。[通知アド レス]が空欄の場合は、[運用責任者]および[技術連絡担当者]のメール アドレスを[通知アドレス]とみなして、変更に関する通知を行います。 ▼関連情報 「JPNICデータベースの情報公開について」 JPNIC WHOIS Gateway 「ドメインネームサーバの設定手続きについて(IPアドレス管理指定事業者用)」 「ドメインネームサーバの設定手続きについて(プロバイダ非依存アドレス利用者用)」 以上
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