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このドキュメントは有効期限を過ぎており無効です。 現在有効なドキュメントについては、以下をご参照ください。
http://www.nic.ad.jp/ja/doc/validity.html

文書管理情報
文書名 JPNICデータベース登録・変更ガイド
無効となった文書番号 JPNIC-00935 本文書番号 JPNIC-00974 有効となった文書番号 なし
発効日 2004/11/15 最終更新日 2004/10/15 有効期限 2005/3/22
               JPNICデータベース登録・変更ガイド

          社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター


目次

  1. はじめに
  2. データベース登録内容の確認方法
  3. JPNICデータベース窓口への申請手順
  4. JPNIC登録フォーム記入上の注意
  5. 「ネットワーク情報」の記入方法

1. はじめに

社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は、国内のイ
ンターネットに関する各種情報を管理するために、JPNICデータベースの構築・
管理を行っています。


このJPNICデータベースには以下の2つの役割があります。
    - ドメインネームサーバ(DNS)の設定情報の提供
    - IPアドレス等のインターネット資源の割り当てを受けている組織・個人
      へ連絡を取る必要がある場合に参照される連絡先情報の提供

このため、JPNICデータベースに登録されている情報は常に最新の内容に保た
れていることが重要です。登録内容に変更があった場合は、すみやかに更新申
請を行うようお願いします。

JPNICでは、「ネットワーク情報」、「AS情報」、および、それらの情報から
参照される「担当者情報」の登録・変更の受け付け、管理を行っています。

このドキュメントでは、これらの情報を登録・変更する際に注意すべき事項に
ついて説明します。

JPNICでは、申請ごとに専用のフォームを用意しています。これらのJPNIC登録
フォームはそれぞれの情報ごとに定義されており、JPNICデータベースへの情
報の登録、追加、変更は、これらの情報の単位で行います。

JPNICは、JPNICデータベースに登録された情報をネットワーク運用に利用して
いただく目的で公開しています。なお、公開目的と利用の制限、ならびにデー
タベースに関する今後の課題などを「JPNICデータベースの情報公開について」
にて公開しております。

公開の目的理解のためにも、 ご一読いただき、利用に関する制限を遵守くだ
さいますよう、お願いいたします。


2. データベース登録内容の確認方法

JPNICデータベースに登録されている情報は、WHOISサーバをWWW経由でアクセ
スすることによって確認できます。

    [WWW経由でアクセスする場合]
      以下のURIへアクセスしてください。
      http://www.nic.ad.jp/ja/whois/index.html

またJPNICのWHOISサーバに対して、以下のようにして確認することもできます。

    [標準的なUNIXシステムの場合]
      whois -h whois.nic.ad.jp <検索したい文字列>

JPNICのWHOISサーバの検索方法の詳細説明は、以下のようにして取り出すこと
ができます。

    [WWW 経由でアクセスする場合]
      検索窓に「help」と入力してください。

    [標準的なUNIXシステムの場合]
      whois -h whois.nic.ad.jp help


3. JPNICへの申請手順

JPNICデータベースへ新たな情報を登録、もしくは既登録情報を変更する際は、
それぞれの情報で定義されているJPNIC登録フォームに必要事項を記入し、指
定された窓口へ電子メールで送付してください。メールの宛て先は、それぞれ
のフォームの解説文書に記載してありますので、そちらをご参照ください。

登録フォームの記入内容に問題がない場合、その内容は 5営業日以内にJPNIC
データベースに反映され、登録通知が電子メールにて返送されます。記入内容
に問題がある場合には、JPNICデータベースへの登録・変更は行われず、5営業
日以内に問題点についての情報が電子メールにて返送されます。

JPNICデータベースおよびJPNIC登録フォームに関するお問い合わせは、
ip-service@nir.nic.ad.jp宛にお願いします。


4. JPNIC登録フォーム記入上の注意

JPNIC登録フォームは機械的に処理されるため、わずかな記述の誤りでも登録
を受け付けられない場合があります。JPNIC登録フォームを作成する場合には、
申請ごとにJPNICが定めるドキュメント中のフォームを必ず使用してください。
(従来はWHOISサーバからの検索結果を元にした申請を受け付けていましたが、
個人情報保護の観点からWHOISの表示内容が変更されたため、登録フォームと
して使用できなくなりましたのでご注意ください。)

各項目に記入する内容を説明します。使用できる文字、記入形式、文字数およ
び項目数は、以下のドキュメントに従って記入してください。

    『各情報・項目の記述形式等について』

以下は各情報に共通する注意事項です。

    ・JPNIC登録フォームを送付する際には、登録フォーム以外の文書や署名
      等は一切つけないでください。これらの記述がメール内に含まれている
      と、申請が受け付けられない場合がありますので、ご注意ください。

    ・英文字は半角、仮名は全角で記入してください。空白は半角で入力してください。

    ・住所等が1行に書き切れない場合は次の行に続きを書いてください。そ
      の際は2行目以降には項目識別子と項目を書かず、行頭に空白(ないしは
      TAB)を 1つ以上入れてください。つまり、行頭に 1つ以上の空白(ない
      しは TAB)は前行からの継続行とみなされます。2行以上に渡る項目を記
      入する場合は、すべてに適用してください。

          例: i. [住所]  東京都千代田区内神田2-3-4
                         国際興業神田ビル6F
              ^^^^^^^^^^^
          ※ 行頭に空白もしくは TAB を一つ以上いれると継続行として扱わ
             れます。

    ・[技術連絡担当者]、[ネームサーバ]、[通知アドレス] 等を複数登録す
      る場合には、項目識別子を含めて、繰り返し記述してください。

          例: p. [ネームサーバ]  ns1.thisissample.ad.jp
              p. [ネームサーバ]  ns2.thisissample.ad.jp

          ※ この場合、ns1.thisissample.ad.jp, ns2.thisissample.ad.jp
             の二つのネームサーバが登録されます。

    ・項目識別子だけの記述は、その項目の削除として扱われるのでご注意ください。

          例: p. [ネームサーバ]

          ※ この場合、当該情報のネームサーバ設定が削除されることにな
             ります。


5. 「ネットワーク情報」の記入方法

ここでは、各フォームのうち、特に「ネットワーク情報」の記入方法について
解説します。

「ネットワーク情報」はIPアドレスが割り当てられた時に、IPアドレスの割り
当て申請書の内容に従って登録されます。以後、内容に変更がある度に変更申
請をお願いします。

-- JPNIC ネットワーク情報項目一覧表 ----------------------------------
a. [IPネットワークアドレス]     必須(一つだけ記入)
b. [ネットワーク名]             必須(一つだけ記入)
f. [組織名]                     必須(一つだけ記入)
g. [Organization]               必須(一つだけ記入)
h. [郵便番号]                   必須(一つだけ記入)
i. [住所]                       必須(一つだけ記入)
j. [Address]                    必須(一つだけ記入)
m. [運用責任者]                 必須(一つだけ記入)
n. [技術連絡担当者]             必須(複数可)
p. [ネームサーバ]               任意(複数可、未記入時は削除される)
y. [通知アドレス]               必須(複数可)
-----------------------------------------------------------------------

  ○各項目の記入上の注意

    ・[IPネットワークアドレス]を記述する場合には、必ずピリオドで区切っ
      た4つの10進数(dotted-notation)で記述してください。一連のアドレス
      を記述する際には、<最初のネットワークアドレス>-<最後のネットワー
      クアドレス> という形で記述します。また、<ネットワークアドレス>/<
      ネットマスク長>のような(ここでは、これを便宜上「CIDR的記述」と呼
      びます)記述も可能です。CIDR的記述の場合には、/
      <ネットワークアドレス>/<ネットマスク長>という形で記述してください。

          例: 192.168.0.0/16
              192.44.196.0-192.44.199.255
              202.12.30.128/26

    ・[技術連絡担当者] には、それぞれの担当者のJPNICハンドルを記述して
      ください。JPNICハンドルが割り当てられていない人を担当者に登録す
      る場合には、あらかじめ担当者の「個人情報」を登録してJPNICハンド
      ルの割当を受けるか、同じメールでその担当者の「個人情報」を登録し
      てください。後者の方法を用いる場合には、「ネットワーク情報」中の
      [技術連絡担当者]と、対応させたい「個人情報」中の [JPNICハンドル]
      に任意の同じ数字を記入してください。

    ・「ネットワーク情報」の[ネームサーバ]は、IPアドレスの逆引きのため
      の設定情報として扱われます。また、原則として最低2つ必要です。

    ・[ネームサーバ]の記入内容は、逆引きのための設定情報としてDNSに反
      映され、電子メールの配送などにも影響します。記入にあたっては十分
      な注意を払ってください。

    ・/24より小さい単位のアドレスに対しては、[ネームサーバ]は空欄にし
      てください。このようなケースの逆引きネームサーバの設定については
      接続先のインターネットサービスプロバイダに依頼してください。

    ・割り当てを受けたアドレスの一部分に対してのみネームサーバを設定し
      たい場合には、[ネームサーバ]項目に<ホスト名>/<ネームサーバを定義
      するアドレス(範囲)>と記述してください。

      例: a. [IPネットワークアドレス]   255.100.0.0-255.100.2.255
          p. [ネームサーバ]            ns1.thisissample.ad.jp/255.100.0.0/24
          p. [ネームサーバ]            ns2.thisissample.ad.jp/255.100.1.0/24
          p. [ネームサーバ]            ns3.thisissample.ad.jp/255.100.2.0/24

    ・ネームサーバの設定手続きについては『ドメインネームサーバの設定手続きについ
      て』で詳しく説明しています。そちらのドキュメントも参考にしてください。

    ・[通知アドレス]には、それを含む情報が変更申請された場合にその変更
      内容を通知すべき電子メールアドレスを記述してください。[通知アド
      レス]が空欄の場合は、[運用責任者]および[技術連絡担当者]のメール
      アドレスを[通知アドレス]とみなして、変更に関する通知を行います。


▼関連情報

 「JPNICデータベースの情報公開について」

 JPNIC WHOIS Gateway

 「ドメインネームサーバの設定手続きについて(IPアドレス管理指定事業者用)」

 「ドメインネームサーバの設定手続きについて(プロバイダ非依存アドレス利用者用)」

以上
            

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