文書管理情報 |
文書番号 |
JPNIC-01051 |
無効となった文書 |
なし |
発効日 |
2006/8/1 |
最終更新日 |
2006/6/30 |
文書名 |
JPIRRとミラーリングを行う条件について |
JPIRRとミラーリングを行う条件について
*本文書について*
本文書は、社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(以下「JPNIC」
という)の管理・運用する経路情報データベース(IRR(Internet Routing Registry
の略))(以下「JPIRR」という)とミラーリングを行う場合の条件について解説
したものです。
1. 用語の定義
本文書に書かれている用語の定義は以下の通りです。
(1) ミラー先IRR
JPIRRの登録情報を提供する、他のIRRデータベースのことを指します。
(2) ミラー元IRR
JPIRRに対して、登録情報の提供を行う他のIRRデータベースを指します。
(3) ミラーリング
JPIRRの登録情報を、他のIRRデータベースに提供すること、およびJPIRRに対
して、他のIRRデータベースの登録情報の提供を行うことの総称を指します。
2. ミラーリング構成について
現在のJPIRRのミラーリング構造は、図1の通りです。
+----------+
| JPIRR |
+----+-----+
|
+----+-----+
| APNIC |
+----------+
├----------------┐
+----------+ +----------+
| RADB | | RIPE NCC |
+----------+ +----------+
図 1
RADBおよびRIPE NCCへは、APNICを経由してミラーリングを行っています。
3. ミラーリングを行う条件について
JPNICは、以下の条件のいずれかに合致する場合にのみ、JPIRRをミラー元
IRRとした登録情報の提供を行います。原則としてJPIRRでは、他のIRRデータ
ベースからの登録情報の提供を受け付けません。
(1) JPNICが管理するアドレスブロック、もしくはAS番号を実際に利用
している組織であること。
(2) JPIRRの運用目的と照らし合わせ、JPIRRをミラー元IRRとした登録
情報の提供が適切であるとJPNICが判断した組織
以上