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2004年12月13日

ICANNが「.net」後継レジストリの提案要請書(RFP)最終版を発表

 2004年12月10日、 ICANNは「.net」後継レジストリの提案要請書(RFP)最終版を発表し、 「.net」後継レジストリの申請募集を開始しました。

■提案要請書(RFP)最終版
 ".NET Request for Proposals (10 December 2004)"

※以下は、提案要請書(RFP)最終版の概要です。(JPNICにて作成)


提案要請書(RFP)最終版の概要

提案要請書(RFP)序文

- 手続

「.net」後継レジストリ運用者は、以下の手続に従い指名される。

  1. 提案要請書(RFP)の完成 (2004年12月10日)
  2. 申請書の提出期間 (2004年12月10日~2005年1月18日)
  3. 一般からのコメント募集期間 (2005年1月19日~2005年2月2日)
  4. 評価および報告期間 (2005年1月19日~2005年3月9日)
  5. ICANN理事会による検討 (2005年3月の理事会会合)
  6. 「.net」後継レジストリ運用者の発表 (2005年3月)

- 提案要請書(RFP)の構成

Part1:申請者についての一般情報
Part2:技術・財政面の情報

- 申請預り金および申請料

<申請預り金> US$200,000
<申請料> 申請料は、 RFPプロセス全体の推定費用を相殺する形で算出される。 申請者数に応じ、 預り金US$200,000のうちUS$100,000~150,000が各落選者に返金される。 返金額は以下のとおり。

申請者数が3以下:各落選者にUS$100,000を返金
申請者数が4  :各落選者にUS$133,000を返金

- 独立評価パネル(技術面および財政面)の選定基準

申請内容の評価を行う独立評価パネルをICANNが選定する際の各種基準。

提案要請書(RFP) Part1:申請者についての一般情報

申請者が提出する一般情報(組織名称、事業内容、組織種別など)。

提案要請書(RFP) Part2:技術・財政面の情報

申請者は以下の基準(絶対基準もしくは相対基準)に基づき評価される。

  1. ICANNポリシーの順守
  2. レジストラへの均等なアクセス
  3. レジストリ運用
  4. 収益・価格モデル--財政面の健全性と安定性
  5. 技術的能力
  6. セキュリティと安定性
  7. その他の相対基準
  8. 移行計画

提案要請書(RFP)チェックリスト

申請を行う際に、提案要請書(RFP) の各種要件を満たしているかどうかチェックするための注意事項。


<参照>
ICANNが「.net」後継レジストリの提案要請書(RFP)案を発表--2004年11月26日までコメントを募集(2004年11月16日)

以上

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