2005年12月5日
IDNガイドライン2.0版が最終承認
国際化ドメイン名実装に関するガイドライン2.0版は、 2005年11月8日のICANN理事会での承認を得て、 最終版として提出されました。
IDNガイドライン最終2.0版は、 こちらをご参照ください。
ICANN理事会の決議事項には、 コミュニティの更なるコンセンサスを得るために IDNガイドラインを再構成もしくは修正する場合の指示や線表が含まれています。 明確に言うと、 ガイドライン2.0版は臨時的に9ヶ月の期間をもって承認され、 その期間内には明確な勧告が理事会に対して提供されなければなりません。
ICANN理事会が求める線表でICANNモロッコ会議までに理事会に明確なIDNの改善勧告を行うために、 ICANNスタッフは次の調整作業を行います。
- 現時点で最良の事例を明確にするIDNガイドラインの再構成 (もしくは、新文書の作成)を開始し、 ガイドラインおよび他の文書がDNSの階層に浸透しICANNのポリシーが及びにくいTLDにも使用されるようにする。
- IDNガイドラインが直接適用されるgTLDレジストリと協力し、 レジストリがIDN実装で1.0版と2.0版の違いにより修正を必要とした際に直ちに許可できるようにする。
- IDNの表に(かつて利用された言語ベースの表と相対する) スクリプトベースの表を許可するため、IANAレジストリを改定する。 本レジストリへの追加改訂は、 IDNガイドラインを改定する過程で受けるコメントに応じて行われる。
ICANNスタッフは、 ICANN理事会と共にワーキンググループメンバーが行ったIDNガイドライン改定作業に感謝の意を表します。 また、パブリックフォーラムにコメントを寄せたり、 改定に協力してくれた方々や組織にも感謝いたします。
引き続き、パブリックコメントのフォーラム (http://forum.icann.org/lists/idn-guidelines/) でIDNについてのコメントを受け付けます。
ICANNからのアナウンス(2005年11月14日)
以上