各位
一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
新gTLDプログラム委員会(2014年10月12日および14日開催)決議概要
1. 北京コミュニケに含まれる、カテゴリー2セーフガードに関するGAC勧告 - 排他的レジストリアクセスについて
決議は行われませんでした。
2. 現在認識されている、文字列の混同による申し立てに関して生じている不整合に対する評価について
新gTLDプログラム委員会は、 .CAMおよび.通販における類似性に関して既に下された専門家の判断が新gTLDプログラムおよびインターネットコミュニティの利益となるものではないと判断しました。
これを受けてNGPCは、 ICANN事務総長およびその指名する者に対して、 国際紛争解決センター(ICDR)にて3名パネルを構成し、 これらの2件の異議申立てについて最終的な判断が示されるべきであると決議しました。
3. 再検討要求14-37:I-Registry Ltd.からの再検討要求
新gTLDプログラム委員会は、 I-Registry Ltd.による再検討要求14-37について、 申請に根拠がないことから要求を認めないとした、 理事会ガバナンス委員会による勧告を受け入れました。
4. 赤十字および赤新月の名称の保護に関するGAC勧告 - シンガポールコミュニケ
新gTLDプログラム委員会はICANN事務総長およびその指名する者に対して、 GAC/GNSO/理事会およびICANNコミュニティがこれらの名称に関してGACとGNSOの勧告間の違いを検討する間、 これらの名称について暫定的な保護を行うよう、指示しました。
暫定的な保護の対象は、 GAC勧告(2014-03-27-RCRC) にて特定されている、 赤十字国際委員会および国際赤十字赤新月社連盟の名称、 189ヶ国に存在する各国赤十字社・赤新月社の名称です。
5. その他
決議は行われませんでした。
詳しい内容は、以下の原文をご覧ください。
Approved Resolutions | Meeting of the New gTLD Program Committee
以上