ICANN臨時理事会(2022年7月13日開催)決議概要

1. 準備資金投資ポリシーの改正

理事会は、ICANNの投資ポリシーの改正案を承認しました。ポリシー改正によって、新興市場債、変動金利の銀行ローン、商品への追加投資のオプションが追加されることになります。

2. 理事会ガバナンス委員会のガイドライン改正

理事会は、理事会ガバナンス委員会のガイドラインの改正を承認しました。

3. 2023年度指名委員会の議長と次期議長候補者

理事会は、2023年度指名委員会議長としてVanda Scartezini氏を、 2023年度指名委員会次期議長としてAmir Qayyum氏を、各々任命しました。

4. 幹部職員の報酬

理事会は、2023会計年度における以下の者の報酬について、 2022年7月1日付で増額させる裁量を事務総長兼CEOに認めました。

John Jeffrey(法律顧問兼書記官)、
Theresa Swinehart(gTLDおよび戦略担当SVP)、
David Olive(ポリシー策定支援担当およびワシントンD.C.オフィス代表)、
AshwinRangan(技術統括兼CIO)

これは、独立の報酬の専門家が示す報酬慣行に反しないものであり、現在の基本報酬額の4%を超えてはならないとの制限の範囲内となっています。

また理事会は、 2023会計年度におけるXavier Calvez(計画担当SVP兼CFO)の報酬について、 2022年7月1日付で増額させる裁量を事務総長兼CEOに認めました。これも独立の報酬の専門家が示す報酬慣行に反せず、また現在の基本報酬額の4.5%を超えてはならないとの制限の範囲内となっています。