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一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

ICANN臨時理事会(2022年11月16日開催)決議概要

1. 組織効率化委員会への理事会からの任命

理事会は、組織効率化委員会メンバーにMaarten Bottermanを任命しました。

2. コミュニティ勧告実装のための補助資金(SFICR)

理事会は、 コミュニティからのメンバーによって構成される計画優先順位付グループ(Planning Prioritization Group)によって優先すべきであると判断された評価結果(勧告)の実施に580万ドルを使用することを承認しました。

3. 積立金への資金移動

理事会は運用資金から積立金への1900万米ドルの送金を承認しました。

4. 2024会計年度戦略計画の見通しに関する報告書

理事会は、2019年6月23日に承認された2021-2025会計年度のICANN戦略計画について、 引き続き効力を有するものであり変更はしないこと、 また現時点では戦略計画の修正は不要であることを確認しました。

5. 保留となっていたDNSのセキュリティ、安定性、回復力に関する2回目の評価(SSR2)からの勧告

理事会は2022年11月16日付のスコアカードに基づき、 SSR2評価チームによる最終報告書に含まれていた勧告のうち、 勧告3.2/3.3/5.3/7.1/7.2/7.3/7.5/11.1/24.1を承認し、 勧告3.1/4.3/6.1/6.2/7.4/16.2/16.3/18.1/18.2/18.3/20.1/20.2については承認しませんでした。 またICANN事務総長兼CEOに対して、 2022年11月16日付のスコアカードに記載された指示をすべて実施するよう指示しました。

理事会は、 SSR2評価チームによる最終報告書に含まれていた勧告のうち判断が保留されている残りの10の勧告については検討継続に時間が必要であるとし、 ICANN事務局には作業の進捗に応じた定期的な報告を継続するよう指示しました。

6. 2023年ICANN事務局全体会議

理事会は事務局長兼CEOまたはその指名する者に対して、カリフォルニア、 ロサンゼルスの[交渉事項に該当するため非開示]でICANN事務局が全体会議を開催するために必要な契約および支払いを進めるよう、 ただし、開催にかかる費用は[交渉事項に該当するため非開示]を超えないよう、指示しました。

また、この決議のうち特定の項目については、 付属定款第3条第3.5項(b)の定めに従い交渉事項であることを理由として事務総長が開示の判断をするまでは公開しないことが承認されました。

決議事項の詳しい内容は、以下の原文をご覧ください。
Approved Board Resolutions | Special Meeting of the ICANN Board

以上

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