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各位

一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

ICANN臨時理事会(2023年2月27日開催)決議概要

1. WHOISディスクロージャシステムの実装

ICANN理事会は暫定の事務局長兼CEOまたはその指名する者に対して、 この決議の日から11ヶ月以内にWHOISディスクロージャシステム(以下、 「システム」)を開発・開始するよう、指示しました。

また開始の日から2年間はシステムを運用と利用データ収集を行い、 報告を行うよう指示しました。

更に、 システムにどのような名称をつけるかを含めシステムの開始についてGNSO評議会と意見交換を継続するよう、指示しました。

更にICANN理事会は暫定の事務総長兼CEOに対して、 Small TeamおよびGNSO評議会と協力し、システムの開発と運用を通じて、 データの請求者やICANN認定レジストラが包括的にシステムを利用するよう、 奨励するよう指示します。

ICANN理事会はGNSO評議会に対して、 GNSO評議会に提出されたSmall Teamの補遺に含まれていた勧告に従い、 レジストラにシステム利用を促すポリシー策定プロセスあるいは他の手段を検討するよう、 求めます。

ICANN理事会は、 Small TeamやICANN事務局とともにGNSO評議会とシステムについて成功達成基準を設けていきます。 ここには関連する使用データの分析も含まれます。

また暫定の事務局長兼CEOまたはその指名する者に対して、 システムの実施状況について、生じる費用も含めた定期的な報告を行うよう指示します。

またICANN理事会は暫定の事務局長兼CEOに対して、 システムが稼働を開始したらシステムの稼働状況に関する統計を定期的に公開するよう、 指示しました。 稼働状況に関する統計はシステムの運用状況確認のためのGNSO評議会との議論で使用されます。 理事会は、 システム運用から遅くとも2年以内に標準アクセス/開示システムに関するGNSOのポリシー勧告に向けた次のステップについて理事会とGNSO評議会が議論を再開することを期待しています。

ICANN理事会は暫定の事務総長兼CEOまたはその指名する者に対して、 システム開発と運用によって生じる費用を賄うために、 BFC(理事会財務委員会)からの勧告に基づきSFICR(コミュニティ勧告実施のための補助資金)の資金を使用することを認めました。

2. 2024会計年度のIANA運用計画および予算

理事会は、2024会計年度のIANA運用計画および予算を承認しました。

3. 事務総長兼CEO (2023年3月2日に公開)

理事会は、理事会の委員会として事務総長兼CEO探査委員会の暫定的な設立を承認し、 推薦されていた構成メンバーと委員長を承認しました。 この決議は、 付属定款第3条第3.5項(b)の定めに従い開示の判断をするまでは公開しないことが承認されました。

4. 秘密事項

理事会は秘密事項について議論し、その内容について、 付属定款第3条第3.5項(b)の定めに従い開示の判断をするまでは公開しないことが承認されました。

他の決議事項を含めた詳しい内容は、以下の原文をご覧ください。
Approved Resolutions | Special Meeting of the ICANN Board | 27 February 2023

以上

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