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一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

ICANN臨時理事会(2023年7月27日開催)決議概要

CCWGからの勧告7の再考

決議は行われませんでした。

【JPNIC注】CCWGからの勧告7とは、 2012年の新gTLD導入時の新gTLDオークション(複数の申請者から同一の文字列について申請があり決着がつかなかった場合はオークションを実施)で得られた収入の使途について検討作業を行ってきた、 "オークション収益に関するコミュニティ横断作業グループ(Cross-Community Working Group on New gTLD Auction Proceeds/CCWG-AP)"からの勧告7を指します。 同勧告は、 将来的な申請において独立のパネルによる判断結果について不服があったとしてもICANN本体の独立審査パネルに不服申立を提出したり、 ICANNの作為・不作為について不服を申し立てる仕組みである再検討要求(reconsideration request)といった仕組みに訴えることはできないようにするべきである等との内容となっていました。 但し、これを実施しようとするとICANNの定款等を変更しなければならなくなることもあり、 理事会は判断を保留している状態です。
独立審査パネル(Independent Review Panel; IRP)とは
https://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/irp.html

2. 新gTLDプログラム、次期ラウンド実施計画

理事会は2023年3月16日の理事会決議で要請した次期ラウンド実施計画の受領を確認しました。

理事会は、この計画の中で特定されている新gTLDプログラム、 次のラウンド開始に向けた流れと他の作業との依存関係を認識しており、 事務総長兼CEOまたはその指名する者に対して、 依存関係解決に関する進捗状況およびプログラム実施における全般的な進捗状況について理事会に定期的に報告するよう、 指示しました。

理事会は、 申請期間を2026年度第2四半期(2026年4月を目標とする)に開始するための四つの柱となる作業に必要な活動が次期ラウンド実施計画に含まれる次のラウンド実施のための予算によってカバーされていると認識しています。 理事会は、ICANN事務総長兼CEOまたはその指名する者に対して、 理事会財務委員会(BFC)が理事会に計画実施に必要な資金について検討を求める勧告を適宜提出し、 理事会が作業の実施状況に応じて資金について分割承認を行うことができるよう、 引き続きBFCと調整するよう求めます。

3. オンブズマンの2023会計年度の成功報酬

理事会は、オンブズマンへの2023年度の成功報酬の支払を承認しました。

なお本決議については、個人的または雇用に関する事項のため、 ICANN付属定款第3条第3.5項bの定めに従い非公開とすることが承認されました。

決議事項の詳しい内容は、以下の原文をご覧ください。
Approved Resolutions | Special Meeting of the ICANN Board | 27 July 2023

以上

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