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一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

ICANN通常理事会(2024年9月7日開催)決議概要

1. セキュリティと安定性に関する諮問委員会(SSAC)メンバー任命

理事会は、Richard Wilhelm、Vasyl "Billy" Bratchenko、Jothan Frakes、Laurin Weissinger、Chaoyi Lu、Layal Jebranの各氏を、 2027年12月までの任期でSSACメンバーに即時選任しました。

2. ルートゾーン保守者契約(RZMA)更新

理事会は暫定事務総長兼CEO(またはその指名者)が、 ベリサイン社とのルートゾーン保守者契約(RZMA)の契約を8年の契約期間で更新し、 支払いを行うことを承認しました。

3. 理事会組織効率化委員会議長の任命

理事会はAlan Barrett氏を理事会組織効率化委員会(OEC)の議長に選任しました。

4. PTI社理事の選任

理事会は、ICANNの完全子会社PTI (Public Technical Identifiers)社の理事会に、 ICANNからの離職に伴いPTI理事会の第3議席を辞したJia-Rong Low氏に代わって、 2025年年次会員総会終了時までを任期として、John Crain氏を選任するとともに、 Low氏のPTI理事会での業務に感謝の意を示しました。

5. 国際化ドメイン名(IDN)迅速ポリシー策定プロセス(EPDP)フェーズ1勧告に関して

理事会は、IDN EPDPフェーズ1勧告に関して、 提出されたスコアカードの全内容を承認するとともに、 暫定事務総長兼CEO(またはその指名者)に対して、 勧告3.11、3.12、3.13、3.14の内容*を既存の実施準備作業に組み入れ、 次回gTLDプログラム実施準備作業との調整を取るように指示しました。 また同様に、ペンディングとなっている勧告7.4、7.5に関しては引き続き分析を進めるように指示しました。

* 一つの新gTLDの応募に対して四つの割り振り可能異体字ラベルの同時申請に関しては、追加料金なし、 四つを超える申請および既存TLDに対する割り振り可能異体字ラベルの申請に関しては追加コストの負担を旨とした申請費用を徴収するなどの内容

6. GAC助言・2024年6月ICANN80キガリ会議コミュニケに関して

理事会は「GAC助言・ICANN80キガリ会議コミュニケ:アクションとアップデート(2024年9月7日)」と題されたスコアカード*を、 同コミュニケのいくつかの助言項目への対応として承認しました。

* 次回新gTLDプログラムの申請者支援プログラム(ASP)に関してGACと理事会が協議中であった事項および登録データ請求システム(RDRS)における緊急請求に関する内容

7. 名前衝突:SAC124助言と名前衝突分析プロジェクト(NCAP)ディスカッショングループ勧告

理事会はSAC124文書におけるSSAC勧告を受け入れ、 NCAPスタディ2報告書のすべての勧告を承認しました(但し、勧告4.1のみ例外としました)。 また理事会はICANN事務局から提出されたハイレベル実施計画を、 同コミュニケのいくつかの助言項目への対応として承認しました。 さらに、実施準備計画案を承認し、 暫定事務総長兼CEO(またはその指名者)に対してその実施準備を指示しました。

8. 次回新gTLDプログラムにおける申請者支援プログラム(ASP)に対する拠出

理事会は、 2012年新gTLDプログラムのオークション収入の中から500万米ドルまでを上限として次回新gTLDプログラムのASPに割り振り、 そのうち半分までをASP申請者支援の直接費に拠出することを承認し、 暫定事務総長兼CEO(またはその指名者)に対してこの決議の実施に必要な手順を踏むように支持しました。

9. 試験的な包括的レビューの実施基準

理事会は試験的な包括的レビューの実施基準を、 2024年4月29日理事会決議と試験的な包括的レビューの運営規約に沿って採択しました。

10. 2025年10月開催ICANN84会議の会場とホテルの契約

理事会は、 2025年10月にオマーン・マスカットで開催されるICANN公開会議の開催予定場所のために必要なすべての契約と支払いを行うよう、 暫定事務総長兼CEO(またはその指名者)に対して指示しました。 なお、契約金額の上限については、交渉事項にあたるため非開示とします。

この決議のうち特定の項目については、 付属定款第3条第3.5項(b)の定めに従い交渉事項であることを理由として、 暫定の事務総長兼CEOが開示の判断をするまでは公開しないことが承認されました。

11. 次回新gTLDプログラムのコミュニケーション支援事業者との契約延長

理事会は、暫定事務総長兼CEO(またはその指名者)に対して、 選定された事業者との契約を2026年7月まで延長するために必要なすべての手順を踏むことを承認しました。 なお、契約金額の上限については、交渉事項にあたるため非開示とします。

この決議のうち特定の項目については、 付属定款第3条第3.5項(b)の定めに従い交渉事項であることを理由として、 暫定の事務総長兼CEOが開示の判断をするまでは公開しないことが承認されました。

決議事項の詳しい内容は、以下の原文をご覧ください。
Approved Resolutions | Regular Meeting of the ICANN Board | 7 September 2024

以上

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