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JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

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    /P▲                       ◆ JPNIC News & Views vol.8 2002.1.15 ◆
  _/NIC
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃◆ News & Views vol.8 です
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    2002年、最初の発行となります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。   
    さて今回は、2002年のJPNICについて、理事長の村井からの一言を筆頭に、
  12月に開催されたICANN報告会、JPNIC総会のレポート、1月より開始予定の
  IPアドレスダイレクトメンバーアロケーションについて、現在進行中の
  JPRS-ICANN ccTLDスポンサ契約について、お届けして参ります。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
┃◆ 目次
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  【 1 】特集
           ◇ 1. 2002年のJPNIC
                   JPNIC理事長  村井純
           ◇ 2. ICANN報告会・JPccTLDを議論する会レポート
           ◇ 3. ダイレクトメンバーアロケーションについて
           ◇ 4. JPRS-ICANN ccTLDスポンサ契約について
           ◇ 5. 第15回臨時総会報告	
  【 2 】News & Views Column
           ◇ データの正しさにご用心 -データベースは難しい-
        ドメイン名検討委員会委員長  奥山 徹(朝日大学経営学部教授)
  【 3 】インターネット用語1分解説 「割り振り・割り当てとは」
  【 4 】統計資料
           ◇ 1. JPドメイン名
           ◇ 2. IPアドレス
           ◇ 3. 会員数
           ◇ 4. 指定事業者数
  【 5 】イベントカレンダー
           

◆◆【 1 】特集
◆
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  ◇ 1. 2002年のJPNIC

   昨年は、JPNICの前身であるJNICが発足してから10年となる記念すべき年で
  した。また、同時に大きな変革の1年でもありました。まずは、汎用JPドメイ
  ン名の開始。すでに18万件の登録を数えるまでに至っています。また、現在進
  行中の(株)日本レジストリサービス(JPRS)へのJPドメイン名業務移管および
  ICANNとのccTLDスポンサ契約の進捗状況も順調で、JPNICのみならず、国際的
  なインターネットコミュニティから見ても大きな一歩となりつつあります。IP
  アドレスに関しても、IPv6のアドレスポリシー策定が今まさに進行中であり、
  非常にダイナミックな変動の1年であったといえるでしょう。

   2002年のJPNICは、ドメイン名に関しては、JPドメイン名登録管理事業を
  JPRSへ完全に移管し、紛争処理方針策定、JPドメイン名の公共性担保、ICANN
  との国際的な協調などの公益目的実現のための業務に取り組んでいきます。IP
  アドレスに関しては、アドレス規則策定や国際的な提案活動など、IPv6普及に
  向けての活動を更に推進していきます。これらは、いずれもグローバルなイン
  ターネットの良い意味での牽引車としての責任もあり、大きな貢献をめざして
  いるエリアです。また、イベントやメールマガジンなど、インターネットの普
  及啓発、情報発信活動にも昨年に引き続き積極的に取り組んでいきます。

   また、昨年行われたICANN会議では、米国のテロの影響を受け、インターネッ
  トのセキュリティが大きな話題となりました。JPNICでも、今年はインターネッ
  ト基盤のセキュリティ強化にどのような形で貢献できるかの検討を早急に進め、
  セキュリティ、認証関連の分野を、重要な業務としてとらえていきたいと考え
  ています。

                                                     JPNIC理事長  村井純      

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◇ 2. ICANN報告会・JPccTLDを議論する会レポート

   2001年11月に開催されたICANNマリーナ・デル・レイ会議を受けて、昨年12
  月17日に日本教育会館にてICANN報告会が行われました。今回はJPccTLDの今後
  を考えるための公開討論会も、JPNIC主催で合わせて開催されました。

    まず、前半のICANN報告会の概要について報告します(なお、ICANNマリーナ・
  デル・レイ会議の詳細については、JPNIC News & Views vol.5、vol.6を合わ
  せてご覧ください)。最初に「ICANN雑感」と題してICANN理事の加藤幹之氏の
  講演がありました。ICANNは欧米人の参加が今まで多かったが、もっと欧米人
  以外にも積極的に参加してほしいこと、ICANNへの参加には会議への直接出席
  という方法もあるが、メーリングリストやWeb上の意見募集を利用して発言を
  したり、このICANN報告会のようなイベントに参加したりするだけでも"ICANN
  プロセスへの参加"ということになると思う、などの説明が行われました。

   続いて、JPNIC丸山直昌よりマリーナ・デル・レイ会議の全体的な報告があっ
  た後、総務省伊東香織氏よりGAC(政府諮問委員会)の活動について説明があり
  ました。さらに、佐藤新太氏が今回の会議の概要について、技術的な側面から
  説明を行いました。今回のICANN会議では、インターネットのセキュリティが
  重要なテーマとして取り上げられていましたので、佐藤氏の話もDNSのセキュリ
  ティに焦点を合わせた内容でした。

   前半の最後は、加藤氏の一時帰国の機会を利用して、「At-Large (一般会員
  制度)に関する問題提起とパネルディスカッション」が行われました。この
  At-Largeの問題は、マリーナ・デル・レイで集中的に議論された訳ではありま
  せんが、設立以来のICANNの懸案事項ですので、今回の報告会で取り上げまし
  た。パネリストとして、株式会社アジアネットワーク研究所の会津泉氏、アジ
  アグローバルクロッシング株式会社の荒野高志氏、JPRSの堀田博文氏、JPNIC
  の丸山が加わりました。

   会津氏はプレゼンテーションの中で、「一般会員制度研究委員会最終報告書」
  が、一般会員となる資格を「ドメイン名保有者」と限定しているのは、
  At-Largeの趣旨に反しているとの指摘をしました。

   また、加藤氏からは一般会員制度の運営費用が莫大で、ICANNでは負担しき
  れないとの説明がありました。会場からは、前回のAt-Large選挙では、ドイツ
  や中国など非英語圏からの参加が多かったことを評価する声、ICANN側から
  At-Largeメンバーに対して何ら情報提供がなかったことに対する疑問の声など
  があげられました。

   次に後半の「JPccTLDを議論する会」について説明します。この会は、
  JPccTLDの今後のあり方、特に登録管理業務の株式会社日本レジストリサービ
  ス(JPRS)への移管について、意見を交換するために開催されました。

   まず、TV会議システムを通じて参加したJPNIC理事長の村井純が、ccTLDの歴
  史について解説を行った後、ccTLD運営に関して公共性の担保を民間の力で行
  うことが望ましく、その場合JPNIC会員の役割は重要であること、レジストリ
  業務は移管しながらも、公共性の担保ではJPNICが今後も重要な役割を演じる
  のが望ましい、などの意見を述べました。

   また、加藤氏からは、公共性の担保の具体的方法を考えなければならないこ
  と、価格設定やドメイン名政策、チェックアンドバランス機能などは外部組織
  が行うべきであり、その権限を法的に明確に規定しなければらならい、などの
  意見が出されました。

   会津氏も、外部組織の必要性を指摘した上で、一般利用者の意見を反映させ
  るにはパブリックコメントだけでは不十分とし、アウトリーチやインフォーム
  ドコンセントの必要性を強調しました。

    JPccTLDの今後を考えるというテーマの割には、時間が短かったことを惜し
  む声も寄せられました。

   次回のICANN会議は2002年3月10-14日、ガーナ、アクラにて開催される予定
  です。JPNICのICANN情報のページもあわせてご覧ください。

  ■「ICANN報告会」および「JPccTLDを議論する会」開催資料他
  http://www.nic.ad.jp/jp/materials/symposium/20011217-ICANN/index.html

  ■ALSC最終報告書和訳
  http://www.nic.ad.jp/jp/intl/organization/icann/doc/20011105-ALSCFinal.html

  ■ICANNマリーナ・デル・レイ会議報告和訳
  http://www.nic.ad.jp/jp/intl/organization/icann/meeting/MdR2001/report.html

  ■ISO-3166-1国別コード
  http://www.din.de/gremien/nas/nabd/iso3166ma/codlstp1/en_listp1.html

  ■JPNICウェブ内ICANN関連情報のページ
  http://www.nic.ad.jp/jp/intl/organization/icann/index.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◇ 3. ダイレクトメンバーアロケーションについて

   JPNICでは、2002年1月15日(予定)より、ダイレクトメンバーアロケーショ
  ンサービスを開始します。

    ダイレクトメンバーアロケーションサービスとは、JPNICが申請を介して、
  APNICのアドレスブロックから直接分配を行うサービスです。すなわち、上位
  レジストリーであるAPNICのアドレスブロック(リースできるアドレス個数が
  多い所)から直接、JPNICを仲介に、IP指定事業者に対して、分配を行うもの
  です。このサービスは、半年で"/15"(131,072アドレス)以上を使用するよう
  な大きな指定事業者のみが対象となります。

   現在、JPNICでも、IP指定事業者の分配方法と同様に、APNICからアドレスブ
  ロックの分配を受けて、その中からIP指定事業者に再分配をしています。その
  ため昨今のIPアドレス需要の伸びを満たすだけのアドレスを分配することが困
  難となりつつあります。そこでAPNICとの話し合いの結果、このサービスの導
  入に至りました。

   今後、このサービスを導入することによって、すべてのIP指定事業者に対し
  て以下のような、よりよい環境を提供できると考えています。

      1.  追加申請頻度の減少(これまでよりも長い期間の需要を満たすだけの
          アドレスブロックの分配が可能となるため)
      2.  経路情報増大の抑制

   今後も、JPNICはIP指定事業者との連携を図り、アドレス資源の効率的な使
  用について検討していきます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◇ 4. JPRS-ICANN ccTLD スポンサ契約について

   .JP等のccTLD(country code Top Level Domain)を運用管理するレジストリ
  は、グローバル性とローカル性の両側面からの要求を同時に実現するという使
  命を持っています。グローバル性に関する要求は、世界的につながっているイ
  ンターネットの一部として安定的に相互接続性を維持するということです。ロー
  カル性に関する要求は、たとえば.JPの場合は日本のインターネットコミュニ
  ティの特質や要求、日本国法を反映した運用管理を行うということです。

   これらを責任もって実現する体制を確立するため、ICANNは、ICANNと国と
  ccTLDレジストリという三者の関係を規定した契約(ccTLDスポンサ契約と呼ば
  れます)により、三者それぞれの責任を明確化するという方法を考えました。
  その契約の案はモデルとして公開されていますが、それは

  (1) レジストリの責任、国の責任、ICANNの責任を明確にする

  (2) レジストリ業務の公共性、安定性を契約で約束する

  ものであり、ccTLDの運用がより安定したものになるという効果をもたらしま
  す。この案に沿って2001年10月に各国ccTLDの中で最初にAU(オーストラリア) 
  が契約を結びました。

   日本では、これまでJPNICがccTLDレジストリとしてJPドメイン名の登録管理、
  DNS運用等を実施してきました。そして、2000年末よりJPレジストリ機能を
  JPNICからJPRS(株式会社日本レジストリサービス)に移管する計画が進められ
  ています。この計画に沿って、JPNICとJPRSは2001年11月9日に「JPドメイン名
  登録管理業務の移管に関する覚書」を締結しました。今後、他の関連する契約
  とともに、ICANNとJPRSと国の三者の権限・責任等を規定するためのccTLDスポ
  ンサ契約が結ばれ、正式にJPドメイン名登録管理業務がJPRSに移管されること
  になります。

   JPドメイン名は、その誕生当初からコミュニティのコンセンサスを重視しな
  がら登録管理が行われてきました。その結果として現在JPNICがccTLDレジスト
  リとして公共的、安定的な運用を実施しています。この歴史と姿勢を今後も尊
  重し、JPRSへの移管後もJPNICがJPドメイン名の発展に寄与できるような条項
  を盛り込んだccTLDスポンサ契約が結ばれる予定です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◇ 5. 第15回臨時総会報告	

   去る2001年12月6日木曜日、雨の中、第15回JPNIC臨時総会が東京都江東区の
  ホテルイースト21にて開催されました。

   JPNIC総会には、通常総会と臨時総会の2種類があります。通常総会は次年度
  の予算案・事業計画案承認のためと、前年度の決算案承認のためのものが年2
  回開催されます。今回のように理事会が必要と認めて、招集の請求をしたとき
  に開かれる総会を臨時総会と呼びます。

   今回の臨時総会の議案は、補正予算を筆頭に4議案ありました。各議案のポ
  イントと決議内容は次のとおりです。

  1)第1号議案	監事1名補欠選任の件
   監事 進藤 秀一氏の辞任に伴い、理事会の推薦するNTTドコモの新美 英
  樹氏が新監事に選任されました。

  2)第2号議案	会員除名の件
   1年以上に渡りJPNICの年会費を滞納した1会員の除名が決議されました。

  3)第3号議案	2001年度補正予算案承認の件
   補正予算案の主たる補正要素は、会費および既存事業収入に関する増額補正
  およびその支出補正、事業受託に伴う補正、事務所転居に伴う収入・支出の補
  正、前期繰越収入差額に関する収入補正の4点でした。この案件については、
  いくつかの質疑応答の後、承認されました。

  4)第4号議案	JPドメイン名業務の移管計画承認の件
   2000年12月22日開催の第11回臨時総会の決議に基づき、JPドメイン名の登録
  管理業務を株式会社日本レジストリサービス(JPRS)へ移管する為の具体的な
  契約や手続き・スケジュールなどが、成田事務局長により説明されました。提
  案された移管計画は承認され、JPRSとJPNICの移管契約の締結についてはJPNIC
  理事会に一任することが決議されました。

   資料等の詳細は議事録も含めて下記にて公開していますので、ご覧下さい。

  http://www.nic.ad.jp/jp/materials/general-meeting/20011206/

   次回総会は、第16回通常総会を3月1日(金)に開催する予定です。


◆◆【 2 】News & Views Column
◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇ データの正しさにご用心 -データベースは難しい-

   これまで何百回となく繰り返してきた講義の中で、「コンピュータの特技は」
  と、学生に問いかけます。この中で、データベース屋さんが常に強調すること
  は、「コンピュータは決して忘れない」ということです。

   物理的にデータが破壊されない限り、コンピュータはいつまでも、データを
  覚えています。「律儀なやっちゃな」とほめてやりたくなりますが、必ずしも
  すべてを覚えていることがよいとは限りません。もちろん、最近の研究では人
  も忘れることはなく、単に思い出さなくなるだけだという話もあります。した
  がって、コンピュータも思い出さなくなるとよいのかもしれません。もっとも、
  古いディレクトリをひっくり返すことは、年に数えるほどしかありませんので、
  立派に忘れていっているのかもしれません。(単に人間が覚えていないだけな
  のですが。)

   長い間、種々のデータベースとつきあっていると、「なんでこんなデータが
  入っているの」と叫んでしまうことがあります。入力ミスがありとても使えな
  いデータ、古くなり今では役立たずになったデータ、誰が何のために入れたの
  かすらわからないデータ、等々、どれも、コンピュータは悪くなく、入力した
  人が悪いのですが、つい、コンピュータに向かって悪態の一つもついてみたく
  なります。

   whoisと呼ばれるデータベースにずいぶん関わってきましたが、それほど古
  い歴史のあるデータベースでもないのに、重要性と需要は飛躍的に高くなった
  データベースということができます。しかし、その信頼性はどうなのでしょう
  か。

   データベースはメンテナンスを怠るとすぐに信頼性がなくなります。我々は
  この現象を「腐る」と表現します。いったん腐ったデータベースを再生するの
  は難しいです。腐った食べ物のことを思ってください。これを元通りにするこ
  とは通常は不可能です。そんなとき、つい「腐った」データを忘却の彼方へと
  ばしてくれるディスクがあるといいだろうなと思ってしまいます。しかし、デー
  タが知らない間に消えるディスクなんて本当は使ってられないんですけどね。

   ずいぶん無駄話をしましたが、少なくとも既存のJPドメイン名と汎用JPドメ
  イン名のwhoisの統合は必要でしょう。それから、データの信頼性向上の手だ
  ても必要となるでしょう。その後、各国のwhoisを統合していくのでしょうが、
  どうするかは頭の痛いところですが。

   勝手に忘れてくれるディスクがないのと同様、whoisの信頼性は勝手には高
  くなりません。それなりの努力が必要です。「空想の産物と実際のデータベー
  スを一緒にするな」って声が聞こえそうですが、今や、信頼性のあるデータを
  握った人が勝ちの時代です。それゆえに、データベースの構築もメンテナンス
  も格段に難しくなっています。 

    皆様もデータの正しさにご用心!!  whois には正しいデータを!!

                    JPNICドメイン名検討委員会委員長
                    奥山 徹(朝日大学経営学部教授)

 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆【 3 】インターネット用語1分解説
◆
  ◇割り振り(Allocation)、割り当て(Assignment)とは

    IPアドレスはインターネットの階層構造(IANA > 地域インターネットレジス
  トリ(RIR) > 国別インターネットレジストリ(NIR) > ローカルインターネット
  レジストリ(LIR) > ユーザー)に従い、上位レジストリから利用してもいいIP
  アドレスの範囲が階層的に分配されます。日本の場合は、IANA > APNIC(RIR)
  > JPNIC(NIR) > IP指定事業者(LIR) > ユーザーという階層となります。

    この階層構造において、再分配用としてアドレス空間をLIRなどのインター
  ネットレジストリに分配することを、割り振り(Allocation)といいます。また、
  IP指定事業者が割り振られたアドレス空間の一部または全部を、ネットワーク
  利用のためにエンドユーザーに分配することを、割り当て(Assignment)といい
  ます。なお、IP指定事業者が自身のバックボーンネットワークや内部ネットワー
  クとして使うときは、JPNICから割り振られたアドレス空間の中からIP指定事
  業者自身がエンドユーザとなり割り当てを受けます。

        IANA
         ↓ <----------  割り振り
        APNIC(RIR)
         ↓ <----------  割り振り
        JPNIC(NIR)
         ↓ <----------  割り振り
        指定事業者(LIR)
         ↓ <----------  割り当て
        エンドユーザー


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆【 4 】統計資料
◆

 ◇ 1.JPドメイン名

  o 登録ドメイン数(2001年8月~2002年1月) 
 ----------------------------------------------------------------------------
 日付|JP  AD  AC    CO   GO    OR    NE    GR   ED  GEO    GA    GJ   TOTAL
 ----------------------------------------------------------------------------
  8/1| 1 305 3633 215117 674 13082 18344 10687 3330 3987  99155 59505 426820
  9/1| 1 306 2654 217745 686 13309 18552 10787 3467 4029 103926 60237 435699
 10/1| 1 306 2661 220048 693 13524 18740 10869 3523 4057 108402 60662 443486
 11/1| 1 308 2684 222694 690 13741 18937 10946 3584 4108 113547 61100 452340
 12/1| 1 308 2706 225159 696 13973 19101 11020 3636 4143 118039 61289 460071
  1/1| 1 308 2724 227254 699 14182 19254 11073 3680 4165 121992 61507 466839
 ----------------------------------------------------------------------------
 GA:汎用ドメイン名 ASCII(英数字)
 GJ:汎用ドメイン名 日本語 

  登録ドメイン数の詳細は
    → http://www.nic.ad.jp/jp/stat/dom/Allocated_Domains2.html


 ◇ 2.IPアドレス

  o APNICからの割り振り/返却ホスト数(2001年7月~12月)
 ---------------------------------------
  月 | 割り振り |   返却   | 現在の総量 
 ---------------------------------------
   7 |        0 |        0 |   15728640
   8 |        0 |        0 |   15728640 
   9 |        0 |        0 |   15728640
  10 |        0 |        0 |   15728640
  11 |  1048576 |        0 |   16777216
  12 |        0 |        0 |   16777216
 ---------------------------------------


 ◇ 3.会員数  ※2002年1月10日 現在

 --------------------
  会員分類 | 会員数 |
 --------------------
  S会員    |      6 |
  A会員    |      5 | 
  B会員    |      6 |
  C会員    |     14 |
  D会員    |    291 |
  個人推薦 |     60 |
  賛助会員 |     31 |
 --------------------
  合計     |    413 |
 --------------------

  会員についての詳細は 
    → http://www.nic.ad.jp/jp/member/list/index.html


 ◇ 4.指定事業者数  ※2002年1月10日 現在

  o 属性型・地域型JPドメイン名指定事業者数  466
  o IPアドレス管理指定事業者数              290


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆【 5 】イベントカレンダー 
◆

 ◆ 2002年 1月14日(月)-18日(金)  RIPE(Amsterdam)
 ◆ 2002年 1月20日(日)-21日(月)  JET(Taipei)
 ◆ 2002年 1月22日(火)-26日(土)  APAN(Thailand)
 ◇ 2002年 2月 7日(木)           第31回通常理事会
 ◇ 2002年 2月12日(火)           JPパートナーズミーティング(東京)
 ◇ 2002年 2月13日(水)           JPパートナーズミーティング(大阪)
 ◇ 2002年 2月14日(木)           第5回評議委員会
 ◇ 2002年 3月 1日(金)           第16回通常総会
 ◆ 2002年 3月 3日(日)- 7日(木)  APRICOT(Bangkok)
 ◆ 2002年 3月10日(日)-14日(木)  ICANN(Accra, Ghana)

 ◇ JPNIC主催の会議・イベント    ◆ 海外の会議・イベント

_____________________________________
 ■■■■■■ JPNICの活動はJPNIC会員によって支えられています ■■■■■■
  ::::: 会員リスト ::::: http://www.nic.ad.jp/jp/member/list/index.html
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 JPNIC News & Views vol.8  

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 @ 問い合わせ先    - jpnic-news@nic.ad.jp
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