=================================== __ /P▲ ◆ JPNIC News & Views vol.357【臨時号】2006.5.18 ◆ _/NIC =================================== --------- PR --------------------------------------------------------- ◆ 2000本安打を達成した、あの石井琢朗選手も使っている わかりやすくて覚えやすい日本語JPドメイン名! 人名辞典.jpでは「石井琢朗.jp」をはじめ 1600名もの活用事例が満載 http://人名辞典.jp/ ( http://jinmeijiten.jp/ ) 株式会社日本レジストリサービス(JPRS) ◆ ---------------------------------------------------------------------- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ News & Views vol.357 です ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ インターネット関連の各組織で準備が進められてきた「IETFフォーラムジャパ ン2006」の第1回目が、2006年4月27日開催されました。本号では、本フォーラ ムのプログラム委員長でありJPNIC理事の江崎浩による開催報告をお届けしま す。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ IETFフォーラムジャパン2006開催報告 JPNIC理事 江崎浩 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006年4月27日(木)東京永田町の海運会館において、第一回のIETFフォーラム ジャパン2006を開催しました。(財)インターネット協会(IAjapan)の高橋徹氏 を実行委員長とし、(財)情報処理相互運用技術協会(INTAP)殿、(社)日本イン ターネットプロバイダー協会(JAIPA)殿、(社)日本ネットワークインフォメー ションセンター(JPNIC)、(株)日本レジストリサービス(JPRS)殿、日本ネット ワーク・オペレーターズ・グループ(JANOG)殿、次世代IPネットワーク推進フォー ラム殿、WIDEプロジェクト殿から実行委員ならびにプログラム委員を組織し開 催、120名を超える参加者と有意義な第一回の会合を行うことができました。 当初、高橋徹氏(IAjapan)から、開催が途絶えているIETF報告会を再開したい ので関係諸氏への要請が行われ、開催企画の検討が行われました。議論の結果、 単なるIETF会合の概要/詳細の報告を行う必要はもはやなく、むしろ、インター ネット技術を中心とした標準化とさまざまのガバナンスに関する動向/状況の 把握と、これに対する各組織/ 各企業/各個人ならびに我が国の戦略に関して 議論する場を提供する会合にすべきであるという結論に達し、会合名の「IETF 報告会」から「IETFフォーラムジャパン」と変更しました。 本フォーラムでは、単に、IETFにおける技術標準化動向の把握/議論ではなく、 広義でのインターネットガバナンスに関する議論を行うことを目的とし、上記 のような関係組織間での情報交換/情報共有と戦略の策定、ならびに次世代を 担う人材の育成を具体的な活動内容としました。本フォーラムの開催趣旨は、 http://ietf-forum.jp/outline.htmlに書かれている通りであり、これまで、 情報交換や人的交流が活発ではなかったような組織間での協力関係の確立が、 一つの重要な目的であるととらえることもできます。 今回の会合では、本フォーラムの開催趣旨の説明に続き、IETF/IRTFの最新動 向の概要(IIJ 新麗氏)、SIP相互接続確立に向けた取り組みの最新動向(報告者)、 KAMEの歩み(東芝 神明達哉氏)、NANOG最新動向(NEC 藤本幸一郎氏)、インター ネットガバナンスの現状(JPNIC 前村昌紀)、インターネットと規制(総務省 吉 田博史氏)に関する発表が行われました。その後、発表者全員によるパネルディ スカッションが行われ、各組織間での協調関係のあり方に関する議論が行われ、 協調関係の確立の必要性が確認され、今後具体的で建設的なフォーラムの活動 を推進すべきとの結論となりました。最後に、慶應義塾大学教授でJPNIC理事 の村井純より「次世代インターネットへの責任」と題した講演をいただきまし た。「これまでのインターネットは、社会に対して、“テストベッド”として の責任を果たせばよかったが、“次世代”では、“Professionalネットワーク” としての責任を果たさなければならない。したがって、R&Dコミュニティ(WIDE 等)、運用コミュニティ(JANOG等)およびガバナンスコミュニティとの間での協 力体制の強化と確立が必須となる。」という本フォーラムへの期待を込めたメッ セージでありました。 必ずしも会合の目的を十分に明確化できた上での開催であったとは言えません が、今後の活動の方向性を関係諸氏ならびに関係組織間で共有することができ ました。開催に際し、ご尽力ならびにご支援いただきました諸氏ならびに組織 に深く感謝の意を表しますとともに、ますますのご高配とご協力をお願いいた します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。 http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ___________________________________ ■■■■■ JPNICの活動はJPNIC会員によって支えられています ■■■■■ ::::: 会員リスト ::::: http://www.nic.ad.jp/ja/member/list/ :::: 会員専用サイト :::: http://www.nic.ad.jp/member/(PASSWORD有) □┓ ━━━ N e w s & V i e w s への会員広告無料掲載実施中 ━━━┏□ ┗┛ お問い合わせは jpnic-news@nic.ad.jp まで ┗┛  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ =================================== JPNIC News & Views vol.357 【臨時号】 @ 発行 社団法人 日本ネットワークインフォメーションセンター 101-0047 東京都千代田区内神田2-3-4 国際興業神田ビル6F @ 問い合わせ先 jpnic-news@nic.ad.jp =================================== 登録・削除・変更 http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/ ■■◆ @ Japan Network Information Center ■■◆ @ http://www.nic.ad.jp/ ■■ Copyright(C), 2006 Japan Network Information Center